地球破壊ボタン

満天の星空

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第7話

作戦会議①

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「ちーす、おはようございやーす。」

陰でヒソヒソ言われているが、何も気にせず堂々とワンが近寄ってくる。

「俺、ハナと昨日作戦会議してました!!」
と大声で騒ぎ立てている。

「本当か?ハナ。お前もそちら側の人間だったのか。そうか。そうかそうか。」
組織代表のボスが言う。必死に抵抗する。

「いやいや、違いますよ?。ワンのクソみたいなクソゴミ意見には反対ですよ。ですが、もしうちのグループが動くってなった時には、どう動くのがベストかを考えてただけです。」

「クソォ。…ゴミィ!!。おばあち」

「うるせぇなワン黙ってろ。」ボスの一撃。

「ひぐぅ。メソメソメソメソ」撃沈。

「ボス。うちは絶対動かないんですか?」

「わしもそれは昨日、相当考えたんだ。ワンみたいなゴミ意見が出るのも当然だよな。
だってよ、あとお前ら生きれるの八ヶ月なんだぜ?。」

「ゴミ意見ゴミ意見やめろよ!!。俺はいつだって真剣な話をしているんだ!!」

「ワン。今日は帰ってもらっていいかな。
ワン抜きで話を進めたい。ごめんね。」

「ハナ、、!そんなこと言うなよ。きっと
このグループは、俺がいないとダメなんだ。それは分かってるだろ?」

「うんうん。はーいみなさーん。ワンさんおかえりでーす。」

「おつかれーワン。」と皆さんが言う。

ワンは安全に家まで道草せず、帰宅した。

「なんでだよ。ハナ、くそぉ。鼻くそ!?」
いひひひと一人で謎笑いするワンは、お家にてテレビを見ていた。

地球カウントダウンtvなるものが放送されている。残り238日。これからの夢を皆が話し合っている。タイムリミットが明確だからこそ、目標の設定がしやすいと言っている。

一人で考える。
お金の価値も幸福の基準も変わり果てたなぁと思う。金の使い道も変わり、捨てるように使う物もよくいる。それから、本当に自分がしたいことを皆が追求している。本当の幸せって何だろうか。言われるがままに動けばいい仕事。醜い仕事だなと思う。

科学は現代社会を生んだ。






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