9 / 9
あとがき
しおりを挟む
本作品『わたくしが悪役令嬢だった理由』をお読みいただきまして、ありがとうございます。
よく連載の息抜きで短編を書かれる方々がいらっしゃるが、その気持ちはよくわかります。
私はカクヨムにて現在『錬金術科の勉強で忙しいので邪魔しないでください』を連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890677055
書籍化もしています。
やっと起承転結の承が終わったところでこれからもまだまだ、少なくとも1年は続きそうです。
書きたい作品のアイデアがいろいろあるのですが、時間的かつ体力的かつ不器用なのでいくつも連載を抱えることがとても難しいです。
だけど悪役令嬢や婚約破棄、ざまぁの話は毎日いくつも発表されていて、いつ私が思いついたアイデア(新しいとは限らない)が発表されるかわかりません。
もしかしたら私が読んでいないだけであるかもしれない、そう思うといてもたってもいられなくなり短編として発表することにいたしました。
私のアイデアのポイントとしては7点。
①主人公は転生者だけどゲーム知識に重きを置かず、貴族令嬢として真面目に真摯に生きているだけ。
②悪いことは、心の中で馬鹿にしている以外していない。
ただし使える人や物、法律などはしっかり使うし、利益のためには戦争も辞さないです。
③家同士の争いに持ち込むために、最初は個人間の決闘という形を取る。
これはどうしてもやらないといけなかったんです。
なぜなら卒業パーティーって多少外国の賓客が来ていたとしても、学生じゃなくなったけどまだ学生気分あるよねって言い訳ができる時なんです。
つまり王子の発言をなかったことにすることは可能なんです。
それをするのは、マリアンナ父のラ・トゥール公爵です。
キーラ父ターナー侯爵と王家に恩を売る絶好のチャンスだからです。
しかも、戦いも起こさないので、無傷で利益を得られる。
私が公爵なら、アイラとたくらみを聞いた平民女生徒を殺し、キーラは領地送りの謹慎処分、マリアンナと王子の結婚を続行させます。
マリアンナの王子妃生活は針のむしろでしょうね。
だから後が引けないくらい、物事を大ごとにしないと行けなかったんです。
このパターンはたぶんまだないと思うのですが、なぜこれを書かなかったかと言うと、面白く書けなかったからです。
あと公爵が少しは愛のある親でいて欲しいという気持ちもありました。
④フラグを折ることは身近なところだけで、無理はしなかった。
ただ単に私が説得力のあるフラグを折る方法が思いつかなかったともいう。
⑤お金を稼ぐとか、ギルドに人脈作るとか外に向かうよりも、自分の教養を高めることに重きを置いた。
⑥影はつけなかった。
おもしろいんです。婚約破棄された令嬢と影の恋なんて大好物です。
だけど私が書くにはどうしても説得力のある内容にできなかったです。
私が王で息子の婚約者に影をつけるとしたら、その理由は警護ではなく監視です。
警護なら目に見える存在の方が威嚇になりますから。
知らぬ間に別の男と通じてないか、息子に毒や余計な思想を与えていないか、周囲に王家転覆を考えるような人物はいないか……などです。
つまり影はいてもいることを明かしてはならない存在で、監視対象にバレている時点で無能とされるはず。
アリバイ証言の信頼性が低いと考えます。
それに影をつけた王が親バカだったら、その証拠握りつぶされますよ。
⑦人前でマナーを注意することこそが、最大のマナー違反。
ドラマ『岸部露伴は動かない』の「富豪村」で高橋一生さん演じる露伴先生がおっしゃった瞬間からこれ書きたい!ってずっと思ってたんです。
もう2年以上たっとるがな。
たしか原作コミックの方にはなかった表現だと思うんですが、ちょっとうろ覚えです。
あと自分の息子より他人の娘を取ることってあるかな……?
やり方はマズくて面目はつぶれるけど、さっきも③で書きましたけど冗談とか若気の至りとかで済ませる気がします。
外国との和平のための婚約ならともかく、多少の勢力バランスが崩れるとはいえ国内での婚約を破棄しただけだし。
そう言う作品がダメって訳じゃなく、私がそういうの気になるから書けないだけ。
読む分にはとても楽しく拝読しております。
それにものすごく優秀だけど扱いが大変な嫁より、そこそこ優秀で王家の意向に沿ってくれる嫁が好かれそうな気がします。
大事にされるとは限りませんが。
そう言う意味で優秀過ぎる令嬢は悪役なのかもしれません。
書いてみるとこれは長編向きかなと思うところは多々あります。
まず、心理描写が少なすぎる。
これは私の技量不足かもしれませんが、これ以上文字数を増やしたくなかった。
ファビアン視点、マリアンナ父視点、アイラ視点、キーラ視点など多角的に視点を変えることでエピソードも広がって物語に奥行きが出ると思います。
他の攻略対象のことだって必要ですよね。
情景描写、人物描写も省きました。
アイラだけは典型ヒロインとしてピンク色の髪とかきましたが、マリアンナは黒髪赤目、ファビアンは金髪青目です。
先祖である麗しのロザリンドが金髪青目だけど、魔法を使う時だけ赤目になるということが知られているという設定です。
だからマリアンナはロザリンドの力を受け継ぐものとしても、王家と婚約させられたというわけです。
でも魔法全然使用してないというか、入れられなかった。
ファビアンと心を通わせるところや戦闘訓練の様子も描きたいですね。
もちろん2人が恋に落ちるところだって必要です。
くっついてからの甘いシーンだって……。
いえ、本当は書くべきだったと思う。
だけど、これ以上要素が増えると短編でなくなります。
今は『錬金術科』を最後まで書くためにも、他の連載は出来ないんです。
だから2年も置いていたんです。
いつか余裕があれば長編にしたいなと思っています。
一応話は完全に終わらせてあるんですが、これって短編詐欺になるんですか?
ジャンルもすごく悩みました。
短編にしたことで、ファンタジー・恋愛要素を極力削ったからです。
内容が令嬢として真面目に真摯に生きるがテーマになってしまったんです。
ヒューマンドラマ > 恋愛 > 異世界ファンタジー になってしまいました。
ヒューマンドラマがアルファポリスではないので、とりあえず恋愛ジャンルに入れています。
これでいいんでしょうか?
と問いかけておりますが、私は今体力的時間的に返信が難しいのでコメントは受け付けておりません。
申し訳ありません。
あと小説家になろうとカクヨムにも載せることにしました。
アカウント持っているんで、お試しで使ってみたかったんです。
他もあるんですけどあんまり使わせていただいていないので、ログインできないかもしれません。
このままだと典型的な悪役令嬢の婚約破棄ざまぁものを書く機会が失われるかと思っていました。
そう言う意味でもアイデアを短編として発表したくなるというのが、よくわかります。
私の場合は息抜きと言うより、他の方が書いてしまったらどうしようの方が強いですけどね。
書いたおかげで心置きなく『錬金術科』に邁進して行けます。
最後に作中で戦争で解決に導きましたが、戦争を賛美しているのではなく、この世で最も愚かでやってはいけないことだと思っております。
お読みいただき本当にありがとうございました。
(サイト名の敬称は略させていただきましたことをお許しください)
4/2 予約投稿の時の完結方法が誤っておりました。
申し訳ございません。
決しても違えてはいけない神作品の名前を間違っておりました。
重ねてお詫び申し上げます。
よく連載の息抜きで短編を書かれる方々がいらっしゃるが、その気持ちはよくわかります。
私はカクヨムにて現在『錬金術科の勉強で忙しいので邪魔しないでください』を連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890677055
書籍化もしています。
やっと起承転結の承が終わったところでこれからもまだまだ、少なくとも1年は続きそうです。
書きたい作品のアイデアがいろいろあるのですが、時間的かつ体力的かつ不器用なのでいくつも連載を抱えることがとても難しいです。
だけど悪役令嬢や婚約破棄、ざまぁの話は毎日いくつも発表されていて、いつ私が思いついたアイデア(新しいとは限らない)が発表されるかわかりません。
もしかしたら私が読んでいないだけであるかもしれない、そう思うといてもたってもいられなくなり短編として発表することにいたしました。
私のアイデアのポイントとしては7点。
①主人公は転生者だけどゲーム知識に重きを置かず、貴族令嬢として真面目に真摯に生きているだけ。
②悪いことは、心の中で馬鹿にしている以外していない。
ただし使える人や物、法律などはしっかり使うし、利益のためには戦争も辞さないです。
③家同士の争いに持ち込むために、最初は個人間の決闘という形を取る。
これはどうしてもやらないといけなかったんです。
なぜなら卒業パーティーって多少外国の賓客が来ていたとしても、学生じゃなくなったけどまだ学生気分あるよねって言い訳ができる時なんです。
つまり王子の発言をなかったことにすることは可能なんです。
それをするのは、マリアンナ父のラ・トゥール公爵です。
キーラ父ターナー侯爵と王家に恩を売る絶好のチャンスだからです。
しかも、戦いも起こさないので、無傷で利益を得られる。
私が公爵なら、アイラとたくらみを聞いた平民女生徒を殺し、キーラは領地送りの謹慎処分、マリアンナと王子の結婚を続行させます。
マリアンナの王子妃生活は針のむしろでしょうね。
だから後が引けないくらい、物事を大ごとにしないと行けなかったんです。
このパターンはたぶんまだないと思うのですが、なぜこれを書かなかったかと言うと、面白く書けなかったからです。
あと公爵が少しは愛のある親でいて欲しいという気持ちもありました。
④フラグを折ることは身近なところだけで、無理はしなかった。
ただ単に私が説得力のあるフラグを折る方法が思いつかなかったともいう。
⑤お金を稼ぐとか、ギルドに人脈作るとか外に向かうよりも、自分の教養を高めることに重きを置いた。
⑥影はつけなかった。
おもしろいんです。婚約破棄された令嬢と影の恋なんて大好物です。
だけど私が書くにはどうしても説得力のある内容にできなかったです。
私が王で息子の婚約者に影をつけるとしたら、その理由は警護ではなく監視です。
警護なら目に見える存在の方が威嚇になりますから。
知らぬ間に別の男と通じてないか、息子に毒や余計な思想を与えていないか、周囲に王家転覆を考えるような人物はいないか……などです。
つまり影はいてもいることを明かしてはならない存在で、監視対象にバレている時点で無能とされるはず。
アリバイ証言の信頼性が低いと考えます。
それに影をつけた王が親バカだったら、その証拠握りつぶされますよ。
⑦人前でマナーを注意することこそが、最大のマナー違反。
ドラマ『岸部露伴は動かない』の「富豪村」で高橋一生さん演じる露伴先生がおっしゃった瞬間からこれ書きたい!ってずっと思ってたんです。
もう2年以上たっとるがな。
たしか原作コミックの方にはなかった表現だと思うんですが、ちょっとうろ覚えです。
あと自分の息子より他人の娘を取ることってあるかな……?
やり方はマズくて面目はつぶれるけど、さっきも③で書きましたけど冗談とか若気の至りとかで済ませる気がします。
外国との和平のための婚約ならともかく、多少の勢力バランスが崩れるとはいえ国内での婚約を破棄しただけだし。
そう言う作品がダメって訳じゃなく、私がそういうの気になるから書けないだけ。
読む分にはとても楽しく拝読しております。
それにものすごく優秀だけど扱いが大変な嫁より、そこそこ優秀で王家の意向に沿ってくれる嫁が好かれそうな気がします。
大事にされるとは限りませんが。
そう言う意味で優秀過ぎる令嬢は悪役なのかもしれません。
書いてみるとこれは長編向きかなと思うところは多々あります。
まず、心理描写が少なすぎる。
これは私の技量不足かもしれませんが、これ以上文字数を増やしたくなかった。
ファビアン視点、マリアンナ父視点、アイラ視点、キーラ視点など多角的に視点を変えることでエピソードも広がって物語に奥行きが出ると思います。
他の攻略対象のことだって必要ですよね。
情景描写、人物描写も省きました。
アイラだけは典型ヒロインとしてピンク色の髪とかきましたが、マリアンナは黒髪赤目、ファビアンは金髪青目です。
先祖である麗しのロザリンドが金髪青目だけど、魔法を使う時だけ赤目になるということが知られているという設定です。
だからマリアンナはロザリンドの力を受け継ぐものとしても、王家と婚約させられたというわけです。
でも魔法全然使用してないというか、入れられなかった。
ファビアンと心を通わせるところや戦闘訓練の様子も描きたいですね。
もちろん2人が恋に落ちるところだって必要です。
くっついてからの甘いシーンだって……。
いえ、本当は書くべきだったと思う。
だけど、これ以上要素が増えると短編でなくなります。
今は『錬金術科』を最後まで書くためにも、他の連載は出来ないんです。
だから2年も置いていたんです。
いつか余裕があれば長編にしたいなと思っています。
一応話は完全に終わらせてあるんですが、これって短編詐欺になるんですか?
ジャンルもすごく悩みました。
短編にしたことで、ファンタジー・恋愛要素を極力削ったからです。
内容が令嬢として真面目に真摯に生きるがテーマになってしまったんです。
ヒューマンドラマ > 恋愛 > 異世界ファンタジー になってしまいました。
ヒューマンドラマがアルファポリスではないので、とりあえず恋愛ジャンルに入れています。
これでいいんでしょうか?
と問いかけておりますが、私は今体力的時間的に返信が難しいのでコメントは受け付けておりません。
申し訳ありません。
あと小説家になろうとカクヨムにも載せることにしました。
アカウント持っているんで、お試しで使ってみたかったんです。
他もあるんですけどあんまり使わせていただいていないので、ログインできないかもしれません。
このままだと典型的な悪役令嬢の婚約破棄ざまぁものを書く機会が失われるかと思っていました。
そう言う意味でもアイデアを短編として発表したくなるというのが、よくわかります。
私の場合は息抜きと言うより、他の方が書いてしまったらどうしようの方が強いですけどね。
書いたおかげで心置きなく『錬金術科』に邁進して行けます。
最後に作中で戦争で解決に導きましたが、戦争を賛美しているのではなく、この世で最も愚かでやってはいけないことだと思っております。
お読みいただき本当にありがとうございました。
(サイト名の敬称は略させていただきましたことをお許しください)
4/2 予約投稿の時の完結方法が誤っておりました。
申し訳ございません。
決しても違えてはいけない神作品の名前を間違っておりました。
重ねてお詫び申し上げます。
20
お気に入りに追加
541
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢になる前に、王子と婚約解消するはずが!
餡子
恋愛
恋愛小説の世界に悪役令嬢として転生してしまい、ヒーローである第五王子の婚約者になってしまった。
なんとかして円満に婚約解消するはずが、解消出来ないまま明日から物語が始まってしまいそう!
このままじゃ悪役令嬢まっしぐら!?
シナリオではヒロインと第一王子が引っ付くことになっているので、脇役の私はーー。
ちょこ
恋愛
婚約者はヒロインさんであるアリスを溺愛しているようです。
そもそもなぜゲームの悪役令嬢である私を婚約破棄したかというと、その原因はヒロインさんにあるようです。
詳しくは知りませんが、殿下たちの会話を盗み聞きした結果、そのように解釈できました。
では私がヒロインさんへ嫌がらせをしなければいいのではないでしょうか? ですが、彼女は事あるごとに私に噛みついてきています。
出会いがしらに「ちょっと顔がいいからって調子に乗るな」と怒鳴ったり、私への悪口を書いた紙をばら撒いていたりします。
当然ながらすべて回収、処分しております。
しかも彼女は自分が嫌がらせを受けていると吹聴して回っているようで、私への悪評はとどまるところを知りません。
まったく……困ったものですわ。
「アリス様っ」
私が登校していると、ヒロインさんが駆け寄ってきます。
「おはようございます」と私は挨拶をしましたが、彼女は私に恨みがましい視線を向けます。
「何の用ですか?」
「あんたって本当に性格悪いのね」
「意味が分かりませんわ」
何を根拠に私が性格が悪いと言っているのでしょうか。
「あんた、殿下たちに色目を使っているって本当なの?」
「色目も何も、私は王太子妃を目指しています。王太子殿下と親しくなるのは当然のことですわ」
「そんなものは愛じゃないわ! 男の愛っていうのはね、もっと情熱的なものなのよ!」
彼女の言葉に対して私は心の底から思います。
……何を言っているのでしょう?
「それはあなたの妄想でしょう?」
「違うわ! 本当はあんただって分かっているんでしょ!? 好きな人に振り向いて欲しくて意地悪をする。それが女の子なの! それを愛っていうのよ!」
「違いますわ」
「っ……!」
私は彼女を見つめます。
「あなたは人を愛するという言葉の意味をはき違えていますわ」
「……違うもん……あたしは間違ってないもん……」
ヒロインさんは涙を流し、走り去っていきました。
まったく……面倒な人だこと。
そんな面倒な人とは反対に、もう一人の攻略対象であるフレッド殿下は私にとても優しくしてくれます。
今日も学園への通学路を歩いていると、フレッド殿下が私を見つけて駆け寄ってきます。
「おはようアリス」
「おはようございます殿下」
フレッド殿下は私に手を伸ばします。
「学園までエスコートするよ」
「ありがとうございますわ」
私は彼の手を取り歩き出します。
こんな普通の女の子の日常を疑似体験できるなんて夢にも思いませんでしたわ。
このままずっと続けばいいのですが……どうやらそうはいかないみたいですわ。
私はある女子生徒を見ました。
彼女は私と目が合うと、逃げるように走り去ってしまいました。
辺境伯と悪役令嬢の婚約破棄
六角
恋愛
レイナは王国一の美貌と才能を持つ令嬢だが、その高慢な態度から周囲からは悪役令嬢と呼ばれている。彼女は王太子との婚約者だったが、王太子が異世界から来た転生者であるヒロインに一目惚れしてしまい、婚約を破棄される。レイナは屈辱に耐えながらも、自分の人生をやり直そうと決意する。しかし、彼女の前に現れたのは、王国最北端の辺境伯領を治める冷酷な男、アルベルト伯爵だった。
農地スローライフ、始めました~婚約破棄された悪役令嬢は、第二王子から溺愛される~
可児 うさこ
恋愛
前世でプレイしていたゲームの悪役令嬢に転生した。公爵に婚約破棄された悪役令嬢は、実家に戻ったら、第二王子と遭遇した。彼は王位継承より農業に夢中で、農地を所有する実家へ見学に来たらしい。悪役令嬢は彼に一目惚れされて、郊外の城で一緒に暮らすことになった。欲しいものを何でも与えてくれて、溺愛してくれる。そんな彼とまったり農業を楽しみながら、快適なスローライフを送ります。
悪役令嬢は王子の溺愛を終わらせない~ヒロイン遭遇で婚約破棄されたくないので、彼と国外に脱出します~
可児 うさこ
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した。第二王子の婚約者として溺愛されて暮らしていたが、ヒロインが登場。第二王子はヒロインと幼なじみで、シナリオでは真っ先に攻略されてしまう。婚約破棄されて幸せを手放したくない私は、彼に言った。「ハネムーン(国外脱出)したいです」。私の願いなら何でも叶えてくれる彼は、すぐに手際を整えてくれた。幸せなハネムーンを楽しんでいると、ヒロインの影が追ってきて……※ハッピーエンドです※
悪役令嬢は婚約破棄され、転生ヒロインは逆ハーを狙って断罪されました。
まなま
恋愛
悪役令嬢は婚約破棄され、転生ヒロインは逆ハーを狙って断罪されました。
様々な思惑に巻き込まれた可哀想な皇太子に胸を痛めるモブの公爵令嬢。
少しでも心が休まれば、とそっと彼に話し掛ける。
果たして彼は本当に落ち込んでいたのか?
それとも、銀のうさぎが罠にかかるのを待っていたのか……?
猛禽令嬢は王太子の溺愛を知らない
高遠すばる
恋愛
幼い頃、婚約者を庇って負った怪我のせいで目つきの悪い猛禽令嬢こと侯爵令嬢アリアナ・カレンデュラは、ある日、この世界は前世の自分がプレイしていた乙女ゲーム「マジカル・愛ラブユー」の世界で、自分はそのゲームの悪役令嬢だと気が付いた。
王太子であり婚約者でもあるフリードリヒ・ヴァン・アレンドロを心から愛しているアリアナは、それが破滅を呼ぶと分かっていてもヒロインをいじめることをやめられなかった。
最近ではフリードリヒとの仲もギクシャクして、目すら合わせてもらえない。
あとは断罪を待つばかりのアリアナに、フリードリヒが告げた言葉とはーー……!
積み重なった誤解が織りなす、溺愛・激重感情ラブコメディ!
※王太子の愛が重いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる