女装少年たちとお姉さんの淫らな日々

欲望のお楽しみ編_ミミの章

まだまだこれから？

「それはお姉さん困っちゃうなー」
「えっ？」
「うわっ！？」

　ミミが翔斗に向かって倒れ込んでくる。リサがミミの下半身を持ち上げたからだ。倒れ込んでくるミミを支えるように手を取って、指を一本一本絡ませる。

　まるで組体操のような格好だ。ミミの上半身は翔斗が支え、下半身はリサが支え、ミミは宙に浮いている。翔斗の目の前には困惑しているミミの顔が、リサの目の前には、おそらく性器とお尻がある。

「も、もしかして、まだするんですか！？」
「大丈夫だよ、ミミちゃんはなんにもしなくていいから。ただ気持ちよくなって、可愛い声を上げて、精液を出してくれれば、あとは全部お姉さんがやってあげるからね♪」
「も、もう出ないですよ！　この短時間で四回も出したんですよ？」
「ふーん、出ないんだー、そっかー♡」
「ひぅっ！」

　ミミの悲鳴に混じって、水音が聞こえる。出所はミミの下半身からだ。ぴちゃぴちゃと、リサが何かを舐めている音がする。

「んっちゅー♡　ふふふっ、お姉さんの初めて、ミミちゃんのお尻に奪われちゃった♡　んーっ♡」
「あっお、な、なか、ひゃめっえぇ♡」

　目の前でミミの顔が蕩けていく。泣きそうで、気持ちよさそうで、怯えているようで、せがんでいるようで。喘ぎ声の毛色も今までとは違って、まるで中から押し出されているように空気が漏れる声だ。今までの劣情を煽るような可愛らしい声ではなくて、無理やり出させれているような、暴力のような快楽に屈服するようなはしたない声。

「おﾞっおﾞっ♡　あﾞあﾞっ♡　だ、だめっ、だめえﾞえﾞぇぇっ♡」

　むくむくと、ミミの性器が大きくなっていくのが見える。床を目指すようにピンと反り返って、ミミの腰が揺れるのに合わせてぷるぷると震えている。

　きゅぽんと、何かが抜ける音がすると水音が止んで、リサがしゃべり始めた。

「ねえ、どうしよっか、ミミちゃん。ここ、おっきくなっちゃったけど……もう出ないんだもんね？」
「ひぅっ」
「こんなにパンパンに張り詰めておっきしてるのに、こっちはもう空っぽなんだもんね。んっれろ、ちゅ……うん、舐めてみても、はむっ、ん、ちゅる……咥えてみても、確かにミミちゃんの言う通り空みたい」
「あっ、はっ……んぅっ……！」
「この子は精液出すためにおっきくなってるのに、もう出ないんじゃこれ以上する意味ないよね……。ねえ、やめちゃおっか？」
「あっ、あっ、あﾞあﾞあﾞぁぁっ……♡♡」

　少しだけ苦しそうな嬌声は、体内に異物が挿入されているせいだろう。何が挿入されているのかは、水音を聞くまでもなく明らかだ。

「ミミちゃん、どうする？　こんなにビクビクして、きっとむずむずしてるよね。おちんちんは射精したくてしかたないんだろうね。でも、射精できないんだったら、ミミちゃんがイく意味もないと思うんだけど……んーちゅっ♡」

「おﾞっ、んっ……♡　あっ、はぁっん……♡♡」

　きっと今、ミミはあそこを舐められているのだろう。翔斗が少し指を擦らせただけで悲鳴を上げていたあの部分を、柔らかい舌でねっとりと。

　ぼたぼたとミミの涎が垂れる。苦しそうな顔は焦らされているせいだろう。きっともう指で一擦りしただけでイってしまうような敏感な場所を、舌で寸止めされている。腰がへこへこと空中で揺れて、性器からも粘液が飛び散っている。

　そんなミミを、翔斗は真正面からずっと見つめている。見ないでと、快感で崩れた顔が言っている。それでも、ミミから目を離すことができなかった。