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暴走の買い物編
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翔斗はミミに男子トイレの個室に連れ込まれた。
「さあ、ネコ。お着換えしましょうか♡」
「ぬ、脱がすなよ、自分で脱ぐから!」
「そんなに大きい声を出しては外にバレてしまいますよ? 先ほどまでの開けた場所と違って、トイレは狭いですから。こうやって……耳元で囁くようにしないと」
「んっ!」
「ほら、抵抗しないでください? ボクが脱がしてあげますから」
耳元がこそばゆくて抵抗もままならず、ショーパンにミミの手がかけられる。
「はい、上手に脱げ……くすっ、どうやら脱がされるのを待ちかねていたようですね、この子は♡」
「あっさっさわ、んっ♡」
「こんなに元気に挨拶してくれたのですから、きちんと撫でて褒めてあげないと。よしよし、いい子いい子♡」
ブーメランパンツの下から主張しているソレの頭を、ミミは優しく撫でる。もどかしい、くすぐったいような痺れる快感が走る。
「くすっ、涙を流すほど悦んでいるみたいですね? ではこちらも脱いでしまいましょうか?」
ミミはカバンに手を突っ込むと、ハサミを取り出した。
「な、なんでそんなの持ってるんだよ!?」
「こういうシチュエーションもあるかと思いまして。こちらのブーメランとは永遠にお別れするのですから、切ってしまってもいいですよね?」
ショキリ、とハサミが空を切る音が響く。
「いや、普通に脱げばいいだろ!? そんな、わざわざ切らなくても」
「こっちのほうがえっちじゃないですか」
ハサミの片刃が腹の肉に沿って滑り、ブーメランを間合いに収めた。ミミがハサミを閉じれば、ブーメランパンツは即座に切断される。
「ああ、ここに鏡があったらよかったのですが……そうだ。ネコ、これを」
「お、お前のスマホ? それがなんなんだよ」
「撮影してください。こうすれば……ほら、インカメラで鏡の代わりにもなります」
スマホの画面には、自撮りの姿勢を取らされている翔斗と、密着するミミと、今にも切られそうなブーメランパンツが映し出されている。
「これから、ネコのお着換えをしたいと思います。まずは、お世話になったブーメランパンツとのお別れ会です」
ミミはスマホにピースなんてしながら呑気な口調で状況説明を始めた。
「ちょ、ちょっと待て、動画撮影なんてオレは嫌だぞ! なんで着替えなんて撮らないといけないんだよ!」
「ボクがしたいからです♡」
「可愛く言えば許されると思ってんじゃねえ!」
「可愛いと思ってくれたんですか?」
「う、るせえ……っ」
「くすっ、腕そのまま下げないでくださいね? そこからのアングルが一番映えると思うので」
ちょきんと、ブーメランパンツが着られる。右足側が垂れ下がり、残りは左足側のみだ。
「あぁ、今にも中身が見えてしまいそうですね。ほら、画面でもぎりぎりで見えていません。きっとネコが身じろぎの一つでもしたら映ってしまうのでしょうね。それとも、こうした方が見えてしまいますでしょうか?」
「んっ! や、やめ」
「かーりかーり♡ あぁ、ボクの指先に何かが付着してしまいました。このネバっとしたものはなんなのでしょうか。どうやらこの下着の下から染み出してきているみたいですが、ねえネコ? これ、気になりますね?」
「そ、そんなもん近づける、なっ、あっ!」
「くすっ、そんなに嫌がる事ないじゃないですか。あむっ、んっ……しょっぱい♡」
翔斗から出た物を口に含んで、ミミは恍惚としている。
「あれ? いつの間にか、こんにちはしちゃっていますね。どのタイミングでしていたのでしょうか。先っぽをカリカリしていた時でしょうか? カウパーが染み出してきた時でしょうか? それとも、ボクが指先を口に含んだ時? ねえ、ネコはどれが一番興奮したんですか?」
「お、お前……!」
「それは凄んでいるのですか? それとも、怯えているのですか? どちらにせよ、撮影中なのですからもっと楽しそうにしましょう。ほら、ネコのココも嬉しそうにはしゃいでいます」
「んっ♡ くっ……!」
ピンッピンっ、とミミの指ではじかれ、ブルンブルンと性器が揺れる。まるで犬が尻尾を振って喜ぶように。
「もうこの下着も役目をはたしていませんし、さっさと切ってしまいますね。そーれっ♡」
じょきりと、かろうじて身に着けていたブーメランパンツにとどめが刺される。翔斗の股間に張り付いていたそれは、ミミの手の上にふわりと落ちた。
スマホのカメラには、下半身丸出しで勃起している少女の姿が映っている。そしてその傍に立っている少女は手の中の切られた布切れを一心に見つめていた。
「お、おい、気が済んだならさっさと新しいのを履きたいんだけど……おいって!」
「……ねえ、これどうしましょうか」
翔斗の顔を覗き込むミミの瞳は、興奮のせいなのか濁って潤んでいた。
「さあ、ネコ。お着換えしましょうか♡」
「ぬ、脱がすなよ、自分で脱ぐから!」
「そんなに大きい声を出しては外にバレてしまいますよ? 先ほどまでの開けた場所と違って、トイレは狭いですから。こうやって……耳元で囁くようにしないと」
「んっ!」
「ほら、抵抗しないでください? ボクが脱がしてあげますから」
耳元がこそばゆくて抵抗もままならず、ショーパンにミミの手がかけられる。
「はい、上手に脱げ……くすっ、どうやら脱がされるのを待ちかねていたようですね、この子は♡」
「あっさっさわ、んっ♡」
「こんなに元気に挨拶してくれたのですから、きちんと撫でて褒めてあげないと。よしよし、いい子いい子♡」
ブーメランパンツの下から主張しているソレの頭を、ミミは優しく撫でる。もどかしい、くすぐったいような痺れる快感が走る。
「くすっ、涙を流すほど悦んでいるみたいですね? ではこちらも脱いでしまいましょうか?」
ミミはカバンに手を突っ込むと、ハサミを取り出した。
「な、なんでそんなの持ってるんだよ!?」
「こういうシチュエーションもあるかと思いまして。こちらのブーメランとは永遠にお別れするのですから、切ってしまってもいいですよね?」
ショキリ、とハサミが空を切る音が響く。
「いや、普通に脱げばいいだろ!? そんな、わざわざ切らなくても」
「こっちのほうがえっちじゃないですか」
ハサミの片刃が腹の肉に沿って滑り、ブーメランを間合いに収めた。ミミがハサミを閉じれば、ブーメランパンツは即座に切断される。
「ああ、ここに鏡があったらよかったのですが……そうだ。ネコ、これを」
「お、お前のスマホ? それがなんなんだよ」
「撮影してください。こうすれば……ほら、インカメラで鏡の代わりにもなります」
スマホの画面には、自撮りの姿勢を取らされている翔斗と、密着するミミと、今にも切られそうなブーメランパンツが映し出されている。
「これから、ネコのお着換えをしたいと思います。まずは、お世話になったブーメランパンツとのお別れ会です」
ミミはスマホにピースなんてしながら呑気な口調で状況説明を始めた。
「ちょ、ちょっと待て、動画撮影なんてオレは嫌だぞ! なんで着替えなんて撮らないといけないんだよ!」
「ボクがしたいからです♡」
「可愛く言えば許されると思ってんじゃねえ!」
「可愛いと思ってくれたんですか?」
「う、るせえ……っ」
「くすっ、腕そのまま下げないでくださいね? そこからのアングルが一番映えると思うので」
ちょきんと、ブーメランパンツが着られる。右足側が垂れ下がり、残りは左足側のみだ。
「あぁ、今にも中身が見えてしまいそうですね。ほら、画面でもぎりぎりで見えていません。きっとネコが身じろぎの一つでもしたら映ってしまうのでしょうね。それとも、こうした方が見えてしまいますでしょうか?」
「んっ! や、やめ」
「かーりかーり♡ あぁ、ボクの指先に何かが付着してしまいました。このネバっとしたものはなんなのでしょうか。どうやらこの下着の下から染み出してきているみたいですが、ねえネコ? これ、気になりますね?」
「そ、そんなもん近づける、なっ、あっ!」
「くすっ、そんなに嫌がる事ないじゃないですか。あむっ、んっ……しょっぱい♡」
翔斗から出た物を口に含んで、ミミは恍惚としている。
「あれ? いつの間にか、こんにちはしちゃっていますね。どのタイミングでしていたのでしょうか。先っぽをカリカリしていた時でしょうか? カウパーが染み出してきた時でしょうか? それとも、ボクが指先を口に含んだ時? ねえ、ネコはどれが一番興奮したんですか?」
「お、お前……!」
「それは凄んでいるのですか? それとも、怯えているのですか? どちらにせよ、撮影中なのですからもっと楽しそうにしましょう。ほら、ネコのココも嬉しそうにはしゃいでいます」
「んっ♡ くっ……!」
ピンッピンっ、とミミの指ではじかれ、ブルンブルンと性器が揺れる。まるで犬が尻尾を振って喜ぶように。
「もうこの下着も役目をはたしていませんし、さっさと切ってしまいますね。そーれっ♡」
じょきりと、かろうじて身に着けていたブーメランパンツにとどめが刺される。翔斗の股間に張り付いていたそれは、ミミの手の上にふわりと落ちた。
スマホのカメラには、下半身丸出しで勃起している少女の姿が映っている。そしてその傍に立っている少女は手の中の切られた布切れを一心に見つめていた。
「お、おい、気が済んだならさっさと新しいのを履きたいんだけど……おいって!」
「……ねえ、これどうしましょうか」
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