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兄と弟と弟だった人
玲は挿れた
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「……一応、こっちにも……んぺっ」
そう呟くと、玲は飲み残しの精液を掌に吐き出した。
掌に溜められた、ふたりの精液と唾液の混合液。
玲はそれを中指と薬指で掬うと、その指先を己の臀部へと回した。
「んっ……ふっ、ぅっ……」
苦し気な吐息を漏らしながら、玲は指先をその穴へと沈めていく。
これから迎え入れる準備の為に、穴をほぐすように。
混合液に塗れた指先を粘膜へと擦りつけるように。
混合液を身体の奥へと押し込むように。
「あぐっ……はっ、ぁっ……♡」
やがて玲の吐息に艶が出始めて、指先を突っ込んでいる穴からも粘度の高い水音が聴こえ始めた。
中が潤うにつれて、
入り口がほぐれるにつれて、
玲の指の動きは段々と激しくなり、
快感が性器の痛みを上回るようになると、玲は本来の目的も忘れて自慰をし始めてしまった。
「んっ……あむっ……んぅっ♡」
主の性器を頬張りながら、これは準備だと自分に言い訳をして。
硬くなっていく主の性器に興奮しながら、玲は自分の弱点を指で擦りあげる。
「あっ……ふぁっ♡ いっ……ふぅっ……♡♡」
そしていとも容易く、玲はイってしまった。
ふるふると体を震わせながら、恍惚とした表情を見せる玲。
それは女性特有の浅イキに近い絶頂であり、吐き出された精液も少量であった。
「はっ……あぁっ……♡ んっくっ……♡」
玲は一息つくこともなく、吐き出したばかりの精液をせっせと粘膜に塗り始める。
もはや射精を繰り返しすぎた性器は興奮状態にあるのに勃起すらできなくなっていて、それでも玲の性欲が尽きた様子は無い。
むしろ、射精を繰り返す毎に思考を占拠する性欲の割合が多くなっている始末である。
「んっ、ふっ……はぁっ……♡」
玲の舌によって硬く大きくなった主の性器に、玲は愛おしいと言わんばかりに頬ずりをした。
「っ♡ っ♡ ちゅっ♡ んっ、ちゅぅ♡」
頬ずりだけでもびくびくと反応する様子がまた玲の興奮を煽り、辛抱堪らず玲は性器に唇を何度も触れさせる。
一方的な玲の愛情表現にも主の性器は素直にびくびくと喜んでいて、その様を見ているだけで玲の指は捗っていく。
「ちゅるっ……♡ はぁっ……ふぅっ……♡ それでは……そろそろ……♡」
名残惜しそうにその先端に唇をつけて、分泌されたばかりのカウパーを啜った後、玲は主の体の上に覆い被さった。
仰向けに眠っている主。
そんな主に対して垂直に立ち上がっている性器。
その根元をしっかりと指で握って、
とろとろにふやけた穴にあてがって、
そして――
「――っっ♡♡」
腰の上に乗っかる様にして、玲は眠っている主を犯した。
そう呟くと、玲は飲み残しの精液を掌に吐き出した。
掌に溜められた、ふたりの精液と唾液の混合液。
玲はそれを中指と薬指で掬うと、その指先を己の臀部へと回した。
「んっ……ふっ、ぅっ……」
苦し気な吐息を漏らしながら、玲は指先をその穴へと沈めていく。
これから迎え入れる準備の為に、穴をほぐすように。
混合液に塗れた指先を粘膜へと擦りつけるように。
混合液を身体の奥へと押し込むように。
「あぐっ……はっ、ぁっ……♡」
やがて玲の吐息に艶が出始めて、指先を突っ込んでいる穴からも粘度の高い水音が聴こえ始めた。
中が潤うにつれて、
入り口がほぐれるにつれて、
玲の指の動きは段々と激しくなり、
快感が性器の痛みを上回るようになると、玲は本来の目的も忘れて自慰をし始めてしまった。
「んっ……あむっ……んぅっ♡」
主の性器を頬張りながら、これは準備だと自分に言い訳をして。
硬くなっていく主の性器に興奮しながら、玲は自分の弱点を指で擦りあげる。
「あっ……ふぁっ♡ いっ……ふぅっ……♡♡」
そしていとも容易く、玲はイってしまった。
ふるふると体を震わせながら、恍惚とした表情を見せる玲。
それは女性特有の浅イキに近い絶頂であり、吐き出された精液も少量であった。
「はっ……あぁっ……♡ んっくっ……♡」
玲は一息つくこともなく、吐き出したばかりの精液をせっせと粘膜に塗り始める。
もはや射精を繰り返しすぎた性器は興奮状態にあるのに勃起すらできなくなっていて、それでも玲の性欲が尽きた様子は無い。
むしろ、射精を繰り返す毎に思考を占拠する性欲の割合が多くなっている始末である。
「んっ、ふっ……はぁっ……♡」
玲の舌によって硬く大きくなった主の性器に、玲は愛おしいと言わんばかりに頬ずりをした。
「っ♡ っ♡ ちゅっ♡ んっ、ちゅぅ♡」
頬ずりだけでもびくびくと反応する様子がまた玲の興奮を煽り、辛抱堪らず玲は性器に唇を何度も触れさせる。
一方的な玲の愛情表現にも主の性器は素直にびくびくと喜んでいて、その様を見ているだけで玲の指は捗っていく。
「ちゅるっ……♡ はぁっ……ふぅっ……♡ それでは……そろそろ……♡」
名残惜しそうにその先端に唇をつけて、分泌されたばかりのカウパーを啜った後、玲は主の体の上に覆い被さった。
仰向けに眠っている主。
そんな主に対して垂直に立ち上がっている性器。
その根元をしっかりと指で握って、
とろとろにふやけた穴にあてがって、
そして――
「――っっ♡♡」
腰の上に乗っかる様にして、玲は眠っている主を犯した。
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