上 下
47 / 84
二日目:生まれて生きて、その先に

おまじない

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

精霊の加護

Zu-Y
ファンタジー
 精霊を見ることができ、話もできると言う稀有な能力を持つゲオルクは、狩人の父から教わった弓矢の腕を生かして冒険者をしていた。  ソロクエストの帰りに西府の近くで土の特大精霊と出会い、そのまま契約することになる。特大精霊との契約維持には膨大な魔力を必要とするが、ゲオルクの魔力量は桁外れに膨大だった。しかし魔力をまったく放出できないために、魔術師への道を諦めざるを得なかったのだ。  土の特大精霊と契約して、特大精霊に魔力を供給しつつ、特大精霊に魔法を代行してもらう、精霊魔術師となったゲオルクは、西府を後にして、王都、東府経由で、故郷の村へと帰った。  故郷の村の近くの大森林には、子供の頃からの友達の木の特大精霊がいる。故郷の大森林で、木の特大精霊とも契約したゲオルクは、それまで世話になった東府、王都、西府の冒険者ギルドの首席受付嬢3人、北府では元騎士団副長の女騎士、南府では宿屋の看板娘をそれぞれパーティにスカウトして行く。  パーティ仲間とともに、王国中を回って、いろいろな属性の特大精霊を探しつつ、契約を交わして行く。  最初に契約した土の特大精霊、木の特大精霊に続き、火の特大精霊、冷気の特大精霊、水の特大精霊、風の特大精霊、金属の特大精霊と契約して、王国中の特大精霊と契約を交わしたゲオルクは、東の隣国の教国で光の特大精霊、西の隣国の帝国で闇の特大精霊とも契約を交わすための、さらなる旅に出る。 ~~~~ 初投稿です。 2作品同時発表です。 「射手の統領」も、合わせてよろしくお願いします。 カクヨム様、小説家になろう様にも掲載します。

夢みる乙女の5K仕事  ~ミルコのテレビ日記~

坂本 光陽
ライト文芸
こんなはずではなかった。ミルコは何度も後悔した。彼女がなりたかったのは、テレビドラマのシナリオライターだ。先輩から紹介された仕事は、夢をかなえるための早道と言われたのだが、まんまとだまされた。その仕事はリサーチャーという。テレビ番組を制作するための情報収集という仕事で、過酷で知られるADと肩を並べる5K仕事だったのだ。

ことり先生、キュンするのはお尻じゃなくて胸ですよ!-官能小説投稿おじさんと少女小説オタクの私が胸キュン小説を作ります!-

髙 文緒
ライト文芸
私、奔馬鹿ノ子は年季の入った少女小説読み。 最高の少女小説を作る、という夢を抱き、少女雑誌『リリン』編集部に入った。 しかし、配属されたその日、私はおかしな応募原稿に出会う。 封筒にある名前は田原小鳩。筆名は巌流島喜鶴(きかく)とある。少女小説の筆名としてはゴツすぎる。 「それ捨てていいよ、セクハラだから」と先輩は言うけれど、応募原稿を読みもせずに捨てるなんて出来ない。  応募原稿を読んでみたところ……内容はなんと、少女小説とは程遠い、官能小説だった! えっちなものが苦手な私は、思わず悲鳴をあげてしまった。 先輩にたずねると、田原小鳩(巌流島喜鶴)は五年間几帳面に官能小説を送りつけてくる変態なのだという。 でも五年間もいたずら目的で送り続けられるものなのだろうか? そんな疑問を抱いて、えっちな内容に負けずに、なんとか原稿を読み終えて確信した。 いたずらで書いたものではない。真面目に書かれたものだ。なにかの間違いで、リリンに送り続けているのだろう。 そして、少女小説読みの勘が、キュンの気配を読み取った。 いてもたってもいられず、田原小鳩に連絡をとることにした。 田原小鳩は何をしたくてリリンに官能小説を送り続けているのか、知りたかったからだ。 読まれずに捨てられていい作品じゃない、と思ったのもある。 紆余曲折を経て、なぜか私と田原小鳩(37歳・男性)は、二人で最高の少女小説を作ることになったのだった――!

青春と気づかないまま~一筆書きの青春

マイリトルジョー
ライト文芸
翔馬と奈菜美、弘樹と明香里はそれぞれ腐れ縁と幼馴染という関係だった。偶然クラスメイトになった高校1年生の時から、4人でいつも一緒にいた。だが、当たり前だと思っていた、続いて行くと思っていた時間は、一つの些細な出来事がきっかけに・・・。

ねがいごと

きょうこ@lilas-snow
ライト文芸
 クリスマスの少し前の休日、ある4人家族の日常を描いた作品です。  よかったらジョン・レノンの”Happy Christmas”をBGMにお読みください。  あなたの大切な人のことを思い浮かべてみてください。  付録はこの物語からの読んでくださった皆様へのクリスマスプレゼントです。  皆様の「ねがいごと」が叶いますように。  最後にこの物語を書くきっかけをくださったおふたりに深く感謝を込めて。  Merry christmas!!

【恋愛ミステリ】エンケージ! ーChildren in the bird cageー

至堂文斗
ライト文芸
【完結済】  野生の鳥が多く生息する山奥の村、鴇村(ときむら)には、鳥に関する言い伝えがいくつか存在していた。  ――つがいのトキを目にした恋人たちは、必ず結ばれる。  そんな恋愛を絡めた伝承は当たり前のように知られていて、村の少年少女たちは憧れを抱き。  ――人は、死んだら鳥になる。  そんな死後の世界についての伝承もあり、鳥になって大空へ飛び立てるのだと信じる者も少なくなかった。  六月三日から始まる、この一週間の物語は。  そんな伝承に思いを馳せ、そして運命を狂わされていく、二組の少年少女たちと。  彼らの仲間たちや家族が紡ぎだす、甘く、優しく……そしてときには苦い。そんなお話。  ※自作ADVの加筆修正版ノベライズとなります。   表紙は以下のフリー素材、フリーフォントをお借りしております。   http://sozai-natural.seesaa.net/category/10768587-1.html   http://www.fontna.com/blog/1706/

あたしが大黒柱

七瀬渚
ライト文芸
「僕のせいで……」と言って涙ぐんだ。男として、大人として、上手く生きられない愛しい夫。  ひょろひょろの身体に青白い肌。趣味は魚たちや亀の世話をすること。頭にはイヤーマフをつけている。  雑音を受け付けない感覚過敏。ゆえに何処に行っても仕事が続けられなかった。言葉もほとんど話せない。そしていつも申し訳なさそうな顔をしている。それが主人公・葉月の夫である。  対して製薬会社でバリバリ働く勝気なキャリアウーマンである葉月は、自分こそがこの家庭の大黒柱になると覚悟を決める。  “養う”という言葉を嫌う葉月。本当は声を大にして伝えたい。自分はこんなにも夫に支えられていると。  男が泣くのはおかしいか?  出世を目指す主婦は出しゃばりだと叩かれる?  こんな形の夫婦が居てもいいじゃない?  あらゆる人格、あらゆる障害、そしてそれぞれの家庭に於いてあらゆる問題が存在している。“当たり前”というのはまさにこのことではないのか。  障害に対する特別扱いではなく、実は思っているよりもずっと身近に在ることを伝えたいので、あえてあまり重くない作風にしています。  ※“夫”の障害(感覚過敏)に関しては、著者自身に現れた症状を参考にしています。症状の出方には個人差があるので、同じ障害を持つ全ての人がこのようになるという意味ではございません。  ※重複投稿・・・この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿しています。  ☆印は挿絵入りです。  ©️七瀬渚/nagisa nanase 2018  禁止私自转载、加工  禁止私自轉載、加工  無断複写・転載を禁止します。

観察者たち

崎田毅駿
ライト文芸
 夏休みの半ば、中学一年生の女子・盛川真麻が行方不明となり、やがて遺体となって発見される。程なくして、彼女が直近に電話していた、幼馴染みで同じ学校の同級生男子・保志朝郎もまた行方が分からなくなっていることが判明。一体何が起こったのか?  ――事件からおよそ二年が経過し、探偵の流次郎のもとを一人の男性が訪ねる。盛川真麻の父親だった。彼の依頼は、子供に浴びせられた誹謗中傷をどうにかして晴らして欲しい、というものだった。

処理中です...