全知全能の一家は理不尽アル中

WTF

文字の大きさ
上 下
399 / 427
ババアの建国

脂肪は多めですか?

しおりを挟む
孤児院に着いた。

ラフィア「プレゼントは準備できていますのでいつでも大丈夫です」

エルザ「僕が言うね」

先生「うぉぉぉ!!エルザ王女、いえゴライアスクイーンと呼ばせてください!先日は大変お世話になりました」

エルザ「僕の事知ってるの?」

先生「それはもう光栄です、、、ところで本日は何用でこちらに?」

エルザ「ラフィアが下の倉庫に行きたいんだって」

先生「かしこまりました、創始者の勅令とあらば直ちに仰せのままに」

プレゼントが運び込まれた。

ラフィア「ローブなどの洋服とアルティテュスさんと同じヒマティオンとキトンです」

キトンとヒマティオンのセットが奪い合いになった。

ラフィア「意外にも人気ですね」

そこへ、、、

アルティテュス「おやおや、無垢で元気でよろしい」

エルザ「楽しそうだね、やっぱり孤児院っていいね」

ラフィア「本当は孤児院なんて無い方がいいんですよ」

先生「仰る通り」

ラフィア「それでも特別な事情で孤児になってしまう子供たちがいるのも事実、大人の都合で子供たちに苦労をかけるのはク◯です、ですから私は命ある限りここの子供たちに出来る事を精一杯やるだけです」

アルティテュス「私は無垢な子供たちが好きですよん、サンロードに住むなら全員を学校に通わせて贅沢に生活させることだってできますよん」

ラフィア「贅沢よりも少し貧乏をするくらいが1番良いと私は思います」

アルティテュス「元女王の分際でよくもそんな事がいえますねぇ~」

ラフィア「1番生きているという実感があり、互いに支え合っていけるので幸せです」

先生「贅沢は敵だ、ですね」

マサムネ「じゃあ倉庫にお願いします」

先生「こちらです」

フェロリーナ「私は子供たちと遊んできます」

アルティテュス「まぁ、ご自由に」

エルザ「壁を破壊するんだよね?それならカーリーが必要だね」

ラフィア「素手で破壊でしますので」

先生「破壊とは?」

ラフィア「秘密の倉庫に入る為に必要な事ですから」

倉庫の1番奥に入り、ラフィアが壁の前に立った。

先生「この先に?」

ラフィア「はい、ちょっとだけ大きな音がしますよ」

肩を動かして準備すると一撃で壁が破壊された。

ラフィア「どうですかイリーネスのプライマリーストライクは、、、」

マサムネ「すっげぇ~右スト」

エルザ「すっごいよ、でも暗くて見えない、僕が明るくしてあげるよ」

ラフィア「失敗してサウナになるなら勘弁です」

エルザ「大丈夫だよ、練習したもん」

アルティテュス「ほぉ~低俗な魔法は何度練習しても変わらず低俗ですねぇー」

明るくなった。

マサムネ「マジで後ろからヤジを飛ばすなら外に居ろよババアめ」

アルティテュス「おやおやでは、性教育でもしてきますね」

マサムネ「死ねク◯ババア」

アルティテュス「嘘ですよん、低俗な魔法の教育でも施してきます」

先生「お手数をおかけします」

ババアは外に出た。

ラフィア「えぇと、、、とぉ!?あっ!見ないでください」

エルザ「ラフィアもディ◯ド持ってたんだね、やっぱり変態だね」

マサムネ「何も見てない」

急いで服の中に隠して話を逸らすようにボトルを持ち上げた

ラフィア「あ、、、これです」

紙で包まれたボトル

先生「あっ!!!未開封ですか!すごいですね」

エルザ「そんなにすごいの?」

先生「凄いですよ」

ラフィア「ワイン以外の、この倉庫内の財産は寄付します」

先生「よろしいのですか?」

ラフィア「金目の物とか大した物はないですが、昔受け取ったプレゼントがほとんどです」

そして全員が外に出た。

ラフィア「一応言っておきますが、ディ◯ドはプレゼントですよ」

エルザ「そうなんだ、使ったの?」

ラフィア「使いませんよ」

ババアが現れた。

アルティテュス「本人しか知らないなら後から何とでも言い訳できますねぇ~」

ラフィア「知ってるくせにですか?」

マサムネ「何となく察した」

アルティテュス「ティオニセスからのプレゼントを私が渡したんですよぉ~、ちなみにそれはティオニセスのサイズと同じですよん」

ラフィアが放り投げた。

マサムネ「本人しか知らないなら何とでも言い訳できるな」

アルティテュス「それはどうでもいいのでさっさとワインをよこせください」

ラフィア「いいえ、リアのところまで戻ります」

アルティテュス「あァァァァァ」

マサムネ「面倒なら先に帰れよ」

ラフィア「そういう面倒くさそうな顔でアーとか言うのは印象が悪くなりますよ」

アルティテュス「あぁぁ、私のやりたい事にケチつけるとは良い度胸ですねぇ~」

マサムネ「じゃあ帰ろ、、車に乗れババア」

ラフィア「では、30本ありますので少しずつ飲み比べてください」

マサムネ「泥酔しやがれ」

アルティテュス「おや、泥酔はご褒美ですよん」

バスの座席に縛りつけた。

アルティテュス「あは、皺になりますのでキトンとヒマティオンはどかしてくださいね」

ラフィア「何なんですか?パンイチですよね?やめてくださいよ」

アルティテュス「なら、縛り付けるのは無しですねぇ~」

マサムネ「シートベルトだし」

アルティテュス「知らんし」

マサムネ「あーもう、勝手にしてくれ」

ラフィア「今のはマズイですよ」

アルティテュスはパンイチで最奥の座席に寝た。

エルザ「すっごい涼しそうだね」

抱き枕にされてしまった。

アルティテュス「帰るまでこのままですよん」

エルザ「僕、アルティテュスさんと、こんなに近くに居れて嬉しいよ」

アルティテュス「はぁ~これですよ、ストレスでイライラしている時はエルザさんを抱き枕にしておっぱいに埋もれているとリラックスできますよん、おすすめですよぉ~」

エルザ「マサムネにも後からやってあげるよ」

マサムネ「あぁ、、、、」

ラフィア「何なんですか、やめてください」

フェロリーナ「ラフィアさんは私がやりますのでご心配なく」

ラフィア「そういうことではなくてですよ」

アルティテュス「大胸筋過積載には代わりは無理ですよん」

ラフィアが自分の胸に手を当てて落ち込んだ。

エルザ「ラフィアのあんな姿は初めて見たよ、すっごく悲しそうだね」

ラフィア「筋肉だけでは親密にはなれませんよね、わかりました、胸の皮下脂肪の割合を上げます」

アルティテュス「つまりはソフトクリームと同じで脂肪分が適当なら美味しくなるんですね、あなたのは筋肉ばかりで美味しくないですよん」

エルザ「僕は食べないでよ」

アルティテュス「こういう純粋なところがいいんですよん」

エルザ「よくわかんない」

マサムネ「じゃあ出発」

フェロリーナ「ヨーソローです」

バスが出発した。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

東方並行時空 〜Parallel Girls

獣野狐夜
ファンタジー
アナタは、“ドッペルゲンガー”を知っていますか? この世には、自分と全く同じ容姿の人間“ドッペルゲンガー”というものが存在するそう…。 そんな、自分と全く同じ容姿をしている人間に会ってみたい…そう思ってしまった少女達が、幻想入りする話。 〈当作品は、上海アリス幻樂団様の東方Projectシリーズ作品をモチーフとした二次創作作品です。〉

幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~

朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。 お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない… そんな中、夢の中の本を読むと、、、

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

もう死んでしまった私へ

ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。 幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか? 今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!! ゆるゆる設定です。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

私を裏切った相手とは関わるつもりはありません

みちこ
ファンタジー
幼なじみに嵌められて処刑された主人公、気が付いたら8年前に戻っていた。 未来を変えるために行動をする 1度裏切った相手とは関わらないように過ごす

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

転生調理令嬢は諦めることを知らない

eggy
ファンタジー
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。 それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。 子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。 最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。 八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。 それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。 また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。 オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。 同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。 それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。 弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。  主人公が酷く虐げられる描写が苦手な方は、回避をお薦めします。そういう意味もあって、R15指定をしています。  追放令嬢ものに分類されるのでしょうが、追放後の展開はあまり類を見ないものになっていると思います。  2章立てになりますが、1章終盤から2章にかけては、「令嬢」のイメージがぶち壊されるかもしれません。不快に思われる方にはご容赦いただければと存じます。

処理中です...