全知全能の一家は理不尽アル中

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ババアの建国

ババアの怒らせ方

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夕方の団欒

エルザ「すっごく熱いよこれ」

エリザベス「紅茶は熱めで飲みます、一応ですが、ハーブティーも準備してあります」

エルザ「僕、そっちがいい」

ティオニセス「おやおや、ここに来た理由は休憩ではなくて雑用ですよん」

マサムネ「だがしかし、ここに来た理由は雑用ではなくビジネス、仕入れ先の確保」

ティオニセス「おや、そうですかぁ~ヴァルゴのメンバーのくせに安定を求めるとは愚かですねえ~」

マサムネ「そんな話は知らん」

言い争っていると突然、ソニックブームが闘技場の外壁を吹き飛ばした。

ティオニセス「おや、、、」

メンバーの前に立ち、ティオニセスは衝撃波を受け止めた。

マサムネ「悪りぃ、これはマジで助かった」

ティオニセス「おや?私は守護者ですよぉ~」

エミリア「これは一体、、、」

ティオニセス「アルティテュスがちょっとだけ怒ったようですね、、、怒りのレベルを例えるなら小指をぶつけたくらいでしょうかねぇ~更年期ババアはちょっとした事でもイライラしてますよぉ~」

マサムネ「酒抜きざまぁ~」

ティオニセス「ざまぁ~ではありませんよ」

マサムネ「いや、酒豪どもの連帯責任、、、まぁ護ってもらったわけだから、、、あなただけは酒は飲んでも良いと思う」

ティオニセス「私は酒はほとんど飲みませんよ、飲むフリしてメープルシロップに変えていますから」

マサムネ「それならどうでも良いや、、、それよりババアを本気で怒らせてみたをやってみたい」

ティオニセス「やり方は単純ですね、アルティテュスをヒマティオンで縛り上げるかグルグル巻きにして、目の前でユリウスを惨殺してあげるとめちゃくちゃ怒ると思いますよ、前はそうやって惨殺されて惑星1つを鼻くそで破壊しましたからねぇ~」

マサムネ「盛りすぎワロタ」

ティオニセス「鼻くそは冗談ですよ、地団駄を踏んで真っ二つにしました」

マサムネ「はい草」

ティオニセス「やってみます?」

エミリア「やめてください」

マサムネ「流石にそれはやりませんよ」

ティオニセス「まぁ、私が前の夫をバラしたのでいろいろ楽しくなると思いますよー」

マサムネ「どんな人?」

ティオニセス「オーラインリッツ•クレーツェです」

エルザ「変な名前」

ジョセフィーヌ「外壁の修理をしなければなりません」

マサムネ「昔に何があったん?」

ティオニセス「あぁ~、ただのわがままですよ、酒だの媚薬だのアレコレわがままをほざいて、、、挙句に反発した住民に泥酔寝込み時を襲われたのにもかかわらず、面倒だと高を括っていたところ、、、ですね」

マサムネ「今ならソセーとか言って簡単に生き返らせるくせに」

ティオニセス「遺言と宣誓ですよ、蘇生したら離婚するという、、、隙のないババアだと思っているなら間違いですね、ガバガバですよ」

リア「ガバガバですか?変態ですね」

ティオニセス「おや、そっちはキツキツですよ」

マサムネ「リアは変態」

エルナ「変態だね」

エルザ「僕、みんなが心配だから温泉に行ってくる」

マサムネ「行くか」

ラフィア「では」

ティオニセス「せっかくですから、バスでいきましょう」

懐かしい無限軌道バスが車輪に換装されて出された。

イーサン「本当に便利なバスですね」

マサムネ「それな、、、なんでもありだから、車両1つでもめちゃくちゃ」

ティオニセス「めちゃくちゃだと言わないでぇ~」

イーサン「何でしょう今のは」

マサムネ「ババジイの戯言」

ティオニセス「甘えただけで戯言とは失礼ですねぇ~ミルクを吸いますか?甘いですよ~」

マサムネ「何てこと言うんだよ?」

ティオニセスは胸を露出して勢いよくマサムネの口に向かって放出した。

ティオニセス「ほら、例の魔法ですよん、ジャージー種の牛乳ですよぉ~」

マサムネ「うぅぇー」

ティオニセス「バブちゃんでゅねぇー」

マサムネ「首を絞めたいところだが、、、」

ラフィア「何なんですか!」

ティオニセス「私のミルクだと思いましたね?」

ラフィア「ババジイのは死んでも飲みたくありません」

リア「私の気持ちがわかりましたね?」

パトリシア「はぁ~、行きますよ?掴まってください」

ラフィア「わかりました、出してください」

ティオニセスは更に放出した。

ラフィア「もう、やめてください」

ティオニセス「出してくださいって言ったのはロリちゃんですよ?」

ラフィア「言いましたね?本当に懲りないアホです」

パトリシアはアクセル全開で運転した。

ジョセフィーヌ「おや、、、」

マサムネ「ハンドルを握ると人が変わるとは言いますが、、、変わりすぎだと思います」

ラフィア「レティ姉さんより荒いです」

3分で到着した。

ジョセフィーヌ「私が乗っていませんでしたら、衛兵に取り押さえられているところです」

マサムネ「衛兵ですか?というより上司を逮捕できるんですか?」

ジョセフィーヌ「ええ、騎士団総長でも至らぬ事を仕出かすと拘束され裁判になります」

ティオニセス「ああ、車の前方に5人の紋章があるから制止されないのですよ」

マサムネ「5人?」

エミリア「因みに、私のは旧制度のギルドマスターとしての紋章を使います、首相としての紋章はありませんので」

ジョセフィーヌ「そういうことです」

マサムネ「権力者の乗り物は不逮捕特権」

ティオニセス「まぁ、女王が逮捕されても自分を勅令で釈放できますからねぇ~」

マサムネ「権力が怖すぎる」

ジョセフィーヌ「そもそもではありますが、、、私は国内でも逮捕されるような悪さは致しません」

マサムネ「わかってます」

エルザ「ああ!、ジョセフィーヌお姉さん顔が赤いよ」

エリザベス「おやおや」

ジョセフィーヌ「私の事を知られると恥ずかしいものですね」

ティオニセス「おぉ~やぁ、、、女王は国民に知られないとつまらないですよぉ~」

あれこれ雑談しながらギルドの温泉に着いた。
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