全知全能の一家は理不尽アル中

WTF

文字の大きさ
上 下
343 / 427
ババアの建国

ラフィア殺し

しおりを挟む
夕食の時間、いつもとは違ってラフィア殺しが始まった。

エルザ「僕、チーズカレーにするよ、ゴーダとチェダーとモッツァレラで伸びるカレーを作るよ」

マサムネ「手伝うぞ」

ラフィア「3種盛りはやめてください、私を発狂させるつもりですか?」

エルナ「僕、海老好きだからエビフライを乗せるよ」

エルザ「僕もいっぱい乗せる」

ラフィア「あぁ~」

エルナ「僕、海老買ってくるね」

走って出て行き30分後に帰ってきた。

エルナ「僕、よくわからないけど、すっごく大きな海老があったからたくさん買ってきたよ」

マサムネ「伊勢海老か、、、」

エルザ「すっごく大きい」

ラフィア「海老は好きではありませんが、チーズを乱用しないでください、泣きたくなります」

エルナ「きっと美味しくなるね」

しばらくしてパトリシアが帰ってきた。

ラフィア「今日はチーズカレーみたいです」

パトリシア「お任せを」

エルナ「海老フライチーズカレーにするよ」

マサムネ「で、海老は伊勢海老らしいです」

パトリシア「なんでまた伊勢海老なんか、火が通らないかもしれませんよ」

マサムネ「ましてや、伊勢海老なんてそんなものどうやって流通させてるのやら」

パトリシア「養殖みたいですね、おかげで最近はこの辺りの内陸地でも魚介類が流通してますよ」

マサムネ「もはや何でもありか」

特大の海老フライが出来上がった。

ラフィア「ふぅ~大変です、揚げるのも一苦労、、、ではありませんが、チーズの事を考えながら嫌いな海老を調理するのは辛いです」

エルナ「あとはカレーの上に乗せてからチーズをたっくさん乗せるだけだね」

エルザ「すっごく美味しそう、もう待ちきれないよ」

マサムネ「高貴な女王たちには申し訳ないないがワイルドな料理」

パトリシア「では呼んでまいります」

鬼畜たち以外が集まった。

マサムネ「庶民的で申し訳ないですが」

ジョセフィーヌ「私ってコース料理は嫌いですよ、従者の視線を気にしながら、マナーがどうとか考えて時間かけていただくよりテーブルにたくさんの料理を並べて好き勝手に食べる方がよっぽど好きですし、冒険者時代はその方が多かったです」

ミレリアル「ええ、同じく」

エミリア「コース料理が嫌いとは皮肉にも贅沢ですね」

ジョセフィーヌ「いえ、決してそのような事は」

エミリア「冗談ですよ、私は居酒屋でリンゴジュースを飲みながら串焼きを頬張る事が好きですよ」

マサムネ「居酒屋でリンゴジュースは草」

カルピュロス「おやおや、下戸のくせに粋って居酒屋でリンゴジュースとは、、、」

ラフィア「カルピュロスさんもここで食べますか」

カルピュロス「お言葉に甘えて」

エミリア「リンゴジュースとブドウジュースは正義です」

エティ「味覚ロリ」

エミリア「ロリはやめてください」

マサムネ「ヨーグルトにリンゴ入れてシャキットロッで」

ラフィア「何なんですかさっきから、私とエミリアさんを発狂させるつもりですか」

エミリア「リンゴヨーグルト、、、いいですね、想像しただけで」

エティ「濡れる」

リア「エミリアさんも妄想で濡れるんですね、レティ姉さんと同じく変態です」

マサムネ「いやいや」

エミリア「マサムネさん?いいんです」

エティ「エミリアは想像で涎を垂らす事がある」

エミリア「私の癖を暴露しないでください、困ります」

マサムネ「エティは3日間酒抜き」

エティ「別に辛くない」

エミリア「他人を困らせた罰をしっかり受けてください」

マサムネ「そういうこと、奴らから酒をもらうのも禁止、貰ったら連帯責任」

エティ「わかった巻き添えにする」

マサムネ「勝手にどうぞ、俺は知らん」

賑やかな夕食は終わった。

ジョセフィーヌ「皿は私が洗いますので、どなたか紅茶かハーブティーを淹れていただけますか」

エリザベス「お任せを」

ジョセフィーヌ「クッキーを焼いていますので、焼けたら出してください」

暖炉の火が照らす暖かい部屋でいろいろと話していると、、、扉を叩く音がした。

エルザ「僕が出るよ」

走って行った。

戻ってくるとエルザの背後にリアーヌが隠れていた。

ジョセフィーヌ「あら!」

リアーヌ「母上、あら!ではありませんよいつになったら戻ってきてくるれるのですか?1日だけでも構わないので戻ってきてください」

エミリア「あらら、それなら運んであげますよ」

2人を抱えてエミリアは飛んで行った。

ラフィア「力持ちにも程がありますよ」

エリザベス「力持ちってのは素敵ですね」

エティ「味覚は子供、身体は大人、すごく良い」

マサムネ「ノーミソ大人、身体は子供、性癖は異常者、性欲は無限大」

エティ「ほら、リアが笑った、だから犯す」

リア「やめてください」

マサムネ「悪りー、飛び火したわ」

エティ「拒否権はない」

リア「嫌です」

マサムネ「珍しく嫌がってるだろやめろ」

リア「珍しくとは余計です」

エティ「いつも犯すって言うと言葉では拒否しても身体は素直に求めている」

マサムネ「でも、やめろ」

エティ「嫌」

エルザ「それなら外の道路に打ち込めば良いと思うよ」

エティ「それで良い、裸で打ち込んで欲しい」

ラフィア「全く、私は知りません、もぉ~」

釘を打ち込むようにカーリーで頭から殴られて道路に首まで埋まった。

エティ「素敵な寝袋、最高の寝床」

朝まで埋まっていた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

もう死んでしまった私へ

ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。 幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか? 今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!! ゆるゆる設定です。

レイブン領の面倒姫

庭にハニワ
ファンタジー
兄の学院卒業にかこつけて、初めて王都に行きました。 初対面の人に、いきなり婚約破棄されました。 私はまだ婚約などしていないのですが、ね。 あなた方、いったい何なんですか? 初投稿です。 ヨロシクお願い致します~。

幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~

朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。 お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない… そんな中、夢の中の本を読むと、、、

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

私を裏切った相手とは関わるつもりはありません

みちこ
ファンタジー
幼なじみに嵌められて処刑された主人公、気が付いたら8年前に戻っていた。 未来を変えるために行動をする 1度裏切った相手とは関わらないように過ごす

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

処理中です...