全知全能の一家は理不尽アル中

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ババアを満足させろ

第5代 chapter1-1

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エルファルトの城に放り込まれてレイチェルが出てきた。

ジョセフィーヌ「嗚呼、久しい温もりです」

エミリア「今はハグする時ではありませんよ」

リアーヌ「母上?」

エルザ「お久しぶりだね」

リアーヌ「お久しぶりです」

アルティテュス「おやおや、フツーの災厄だと思えば奴らですねぇ~、私が殲滅、消去しますね」

エミリア「いえ、お手を煩わせるわけにはいきません」

レティ「そう、アレは母さんのせい」

アルティテュス「一匹だけ捕らえますね」

いつものように鼻くそをホジホジして魔法陣が展開され、人影が現れた。

レティ「ほら、シャクレ」

ベティ「良いアゴ、憧れの恥ずかしさ」

アルティテュス「第4代の種族ですね、旧種のほとんどはエルフでもアゴがシャクレていますよ」

マサムネ「第4代?」

アルティテュス「皆様の世代の前の人々と言えばわかりやすいでしょうか?」

マサムネ「まぁた、嘘を並べて騙す気なら、、、」

アルティテュス「あぁ、マサムネさんの世界では宇宙人と呼ばれていますね、マサムネさんの世代の前に地球にいた人類です。マサムネさんが第5代で、第4代は頭にきたので私が随分前にほとんど殲滅しましたが、俗に言う宇宙人が第3代で、第5代と同様に彼らも破壊的でしたので魔法は与えませんでしたよ、まぁ技術進歩で私の邪魔をしたので、100年以内にこの惑星から出て行くか全人類抹殺されるか選べと言ったら宇宙に逃げて行きましたよ、今でも第3代の種族は地球に帰りたいそうですが、、、死に損ないは今でも政府に厳重に管理されてるようですね」

マサムネ「話が長くてわけわからんし」

アルティテュス「まぁ、まとめると古い世代ほど醜い形相で、その分技術的に進歩していて滅んでいるか逃げ出したというわけですね」

イーサン「そんなにも、、、」

アルティテュス「そりゃぁー、最初の人類とか言っていますがその人種の最初であって、その前の世代が滅ぶか逃げ出しているので実際には”最初”ではありませんね」

エミリア「話が分かりませんが、要するにこのシャクレは数万年前の第4代の種族で私たちは第5代と?」

ベティ「そういうこと」

アルティテュス「あぁ、娘たちは第4代と関わっていたのはほんの数年ですね、一応、この世界のこの惑星の第4代は、私を騙したので先程の話のように出て行くか殺されるかという話をしましたよ」

ベティ「そうなったのはさっきの安物の短剣せい」

アルティテュス「特別の物だからお収めくださいとか言っていましたが、安物なのはわかっていたので、、、」

マサムネ「要するにオカルト好きのでっち上げ昔話か」

アルティテュス「信じてない感じですかぁ?~、信じるか信じないかはあなた次第です」

ラフィア「信じ難い話です」

マサムネ「そうかい、なら知らん」
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