全知全能の一家は理不尽アル中

WTF

文字の大きさ
上 下
290 / 427
ババアを満足させろ

ドギーですね?

しおりを挟む
夜になってリアが起きてきた。

リア「アルティテュスさんはどこですか?」

そこへ

ミレリアル「エルザは?」

ラフィア「アルティテュスさんはエルザさんを誘拐して匣に消えました」

パトリシア「それってスィーケスの匣でしたよね?」

エミリア「そのように言ってましたよ」

アフネス「速やかに回収してまいります」

蓋を開けた。

ミレリアル「私も行きます」

ラフィア「戻り方わかるんですか?」

ティオニセス「聖域に行ったんでしょ、、、何もないので退屈ですよ、それにアルティテュスの家って屋根が無いですし」

ラフィア「何故、屋根がないんですか?」

ティオニセス「屋根はぶっ壊れているので石の柱だけですね、壁すらありませんよ」

ラフィア「”隠し事はしない”ですか、、、プライバシーもありませんね」

ティオニセス「風呂も大理石の床に穴開けてあるだけですよ」

いろいろ暴露したティオニセスは鬼畜にも程があるが、、、

ティオニセス「ギチ◯イ家族ですから関わらない方がいいですね、ちなみに私の家は屋根も壁はあります」

ラフィア「木造ですか石造ですか?」

ティオニセス「植物造りです」

エミリア「すみませんが、理解できません」

ティオニセス「木を植えて蘿を編んで作ります、基本的に家では裸ですので、見られていては恥ずかしいから蘿を編み込んで見えなくしています」

マサムネ「原始的じゃん」

サクラ「それな」

エミリア「私たちの方がよっぽど良い生活をしていたとは恐れ入ります」

サクラ「それだからあんなに不気味な目つきなんだね~、そこの人が言ったみたいに、日本刀の鋒みたい」

パトリシア「それな、、、私のを見てください、美しい刃文です、それに今にでも切れそうなくらい鋭くて、それなのにしなやかなで硬いんですよ、あまりにもすごいです」

リア「それなってなんですか?」

パトリシア「ググれカス」

ララティリア「えぇ、ググれカスですね」

エリザベス「手厳しいですね、、、」

リア「どうせ知らないからググれカスって言うんでしょ?」

ララティリア「口が悪いですね、、、意味はわかります」

ティオニセス「マサムネさんの家は何造ですか?」

マサムネ「鉄筋コンクリート」

ティオニセス「鉄筋コンクリートとは?」

エミリア「おそらくコンクリートの内部に鉄の筋を入れて強化しているものと思われます」

マサムネ「はい、それです」

ティオニセス「羨ましい限りです」

エミリア「アルティテュスさんって石造の建物に大理石の床ですよね贅沢すぎます」

ティオニセス「私も作りたいですが技術的に無理ですので、、、」

ラフィア「マサムネさん?やりましょう?」

妙に乗る気のラフィアは両手を握りしめて誘ってきた。

マサムネ「わかった」

ティオニセス「ありがとうございます」

エミリア「お店はお任せください」

ティオニセス「あらら、強制労働ですよ?」

サクラ「はい?労働組合を作って抗議しますよ」

ティオニセス「やれるものならどうぞ、できなかったら街中で◯ンコを晒していただきますよ」

エミリア「裁判になっても知りませんよ」

サクラ「◯ンコって、、、おばさん変態じゃん」

マサムネ「とりあえず、口閉じてろ」

口を塞いだ

ラフィア「あっ」

ティオニセス「ラフィアさんが嫉妬してますね?顔が赤いですよ」

アフネス「ラフィア女王?」

口をムッとして眉をV字に曲げて見つめてきた。

ラフィア「もぅ、嫉妬なんてしてません」

サクラ「○△?#%&@\×*+$」

ジョセフィーヌ「何を仰っているのでしょう?」

マサムネ「悪りぃ、ついいつもの癖で」

そしてサクラは手を甘噛みした。

ラフィア「あぁっ!」

マサムネ「おい!おまえは犬かよ、、、」

ティオニセス「ドギーサクラ、ドギースタイルがお好みですね?」

リア「この変態!それにドギースタイルって」

ティオニセス「スレンダーな体、甘える行動を以ってドギースタイルと言ったのですよ?リアさんはやらしい時の事を想像しましたね?」

ララティリア「申し訳ないですが私たちの前でドギースタイルと言う言葉はやめてほしいです」

カルピュロス「いいんじゃない?アルティテュスの”犬”だったし」

ララティリア「はい?」

カルピュロス「あなたたちの種族の先祖の1人はアルティテュスの飼い犬でしたよ」

ラフィア「種族の先祖の1人ってほとんど他人ですね」

ティオニセス「まぁたそうやって秘密をバラすなんて最低ですね」

リア「私は”犬”ではありません」

ティオニセス「ビッチ雌犬ですね」

翌日、店が終わると聖域に拉致られた。

ティオニセス「どうですかここは?」

砂岩でできたゴツゴツした岩山のようなところに、遠くの方に神殿らしき物が建っていた。

パトリシア「日当たりが良すぎます」

エミリア「暑いですね」

女王たちとエリザベス姉妹は汗をダラダラと流していた。

マサムネ「日に当たらない方がいいので」

ラフィア「仕方ないですね」

ティオニセス「では雨にしましょう」

そしていつものように変な詠唱を始めた。

ティオニセス「あーぁ、暑いですね今日は雨の日だと思うのですが?」

そしてみるみるうちに雲ができて雨が降ってきた。



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

もう死んでしまった私へ

ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。 幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか? 今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!! ゆるゆる設定です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

とある元令嬢の選択

こうじ
ファンタジー
アメリアは1年前まで公爵令嬢であり王太子の婚約者だった。しかし、ある日を境に一変した。今の彼女は小さな村で暮らすただの平民だ。そして、それは彼女が自ら下した選択であり結果だった。彼女は言う『今が1番幸せ』だ、と。何故貴族としての幸せよりも平民としての暮らしを決断したのか。そこには彼女しかわからない悩みがあった……。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

転生調理令嬢は諦めることを知らない

eggy
ファンタジー
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。 それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。 子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。 最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。 八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。 それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。 また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。 オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。 同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。 それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。 弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。  主人公が酷く虐げられる描写が苦手な方は、回避をお薦めします。そういう意味もあって、R15指定をしています。  追放令嬢ものに分類されるのでしょうが、追放後の展開はあまり類を見ないものになっていると思います。  2章立てになりますが、1章終盤から2章にかけては、「令嬢」のイメージがぶち壊されるかもしれません。不快に思われる方にはご容赦いただければと存じます。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

だって私、悪役令嬢なんですもの(笑)

みなせ
ファンタジー
転生先は、ゲーム由来の異世界。 ヒロインの意地悪な姉役だったわ。 でも、私、お約束のチートを手に入れましたの。 ヒロインの邪魔をせず、 とっとと舞台から退場……の筈だったのに…… なかなか家から離れられないし、 せっかくのチートを使いたいのに、 使う暇も無い。 これどうしたらいいのかしら?

処理中です...