全知全能の一家は理不尽アル中

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ババアの降臨

戦争ですね?chapter2

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部屋に閉じこもったまま翌日まで出てこなかった。

エルザ「僕、朝食を運ぶよ」

ラフィア「ありがとうございます、お願いします」

エルザが3回ノックするとフィリスが出てきた。

フィリス「ランヴァルト陛下をこちらへ」

エルザ「わかった、これ3人の朝食だよ」

フィリス「ありがとうございます」

そしてエルザは戻ってきた。

エルザ「ランヴァルトさんに用だって」

ランヴァルト「わかりました」

そしてアフネスの踏ん張る声とランヴァルトの応援する声だけが聞こえてきた。

フィリス「もうすこしです」

ランヴァルト「もうすこし、頑張って」

ラフィア「頑張りましょう」

それから数時間後、女の子と男の子が産まれた。

アフネス「可愛い」

ラフィア「可愛い子ですね」

ランヴァルト「幸せです」

そしてアフネスは2人を同時に抱っこした。

アフネス「リーフェとリーファ」

フィリス「では、お部屋でしばらくお休みください」

ラフィア「よく頑張りましたね、私も35代目は嬉しいです」

ランヴァルト「どことなく、、、涙目ほくろがイリーネス女王に似ていますね」

アフネス「あら、本当」

そのままアフネスは寝てしまった。

ラフィア「私は外にいます」

フィリス「私も外にいますので何か有ればお呼びください」

一方で残りのメンバーはテーブルに座っていた。
1人でエルザはもじもじとしていた。

エルザ「僕、、、、1人で頑張ったよ、これ即席離乳食だよ」

リア「油で揚げたのですか?そんな物を食べされるのは鬼畜です」

エルザ「揚げてないもん、乾燥させただけだよ」

それからしばらくしてパトリシアとレティリアが戻ってきた。

パトリシア「改正宗を忘れました」

マサムネ「レティか?」

レティリア「また間違えたのですか?私はレティリアです」

パトリシア「いい加減私の娘を覚えてください、処女の方がレティリアです」

マサムネ「わかるかよ?」

レティリア「触って確かめてください」

リア「触るのですか?そんな痴漢は許しません」

パトリシア「ご自由にどうぞ」

マサムネ「触りませんよ?」

パトリシア「まぁ、いいでしょう、私たちは戦場に戻ります」

レティリア「母さんの剣は最初から◯起で、心火の型で悪魔のように斬り込んでいます」

パトリシア「前の私の体なら疲れてしまいましたが、今の私は底無しです」

マサムネ「まぁ、お気をつけて」

パトリシア「はい、必ず戻ってきます」

リア「フラグですか?パトリシアさんにそんな物は通用しない筈ですよ?」

パトリシア「では参ります」

戻って行った。
それからしばらくしてエミリアまで戻ってきた。

マサムネ「忘れ物ですか?」

エミリア「クイーバーを忘れていました」

リア「どうやったらそんな物を忘れるのですか?」

エミリア「いぇ、これは、その久々の戦いで忘れていました」

リア「言い訳とは見苦しいですよ」

マサムネ「理由を聞いて言い訳と罵倒するとは最低だが?」

エミリア「まぁ、そう言われればそうですね、言い訳は最低です」

そしてエミリアは翼を広げた。

ラフィア「綺麗ですよ」

エミリア「今度は飛んでいきます」

リア「私も飛びたいです」

翼をピクピクと動かして、飛べなかった。

エミリア「筋トレですよ、胸の筋肉を鍛えてくださいね」

リア「嫌です、胸は大きい方がいいです」

エミリア「鍛えたからと胸が小さくなるとは限りませんよ?」

リア「そうですか、、、それなら大丈夫です、鍛えます」

エミリア「もう戻らないといけません」

ラフィア「お気をつけて」

エミリア「行ってまいります」

マサムネ「行ってらっしゃい」

砂を巻き上げて飛んで行った。

リア「目がぁ~!」

ラフィア「擦らないでください」

リア「痛いです、目に入りました」

ラフィア「フィリスさんを呼んできます」

すると全速力で走って行った。
フィリスが来た頃にはリアの目が真っ赤になって涙が出ていた。

フィリス「大きな器に綺麗な水を溜めて、、、」

顔を沈められた。

フィリス「大丈夫ですか?」

リア「取れました」

フィリス「あとはティオニセスさんにでも診てもらってください」

ラフィア「これでいいです」

エルザ「こんな時にすぐに騒ぐね」

フィリス「まぁクーシーなら泣けば取れるはずです」

リア「こんなクーシーは恥ずかしいです」

ラフィア「自分の種族に誇りもなければ埃が目に入って騒ぐし、、、しっかりしてください」

リア「私の事は放っといてください」

エルザ「放ってほしいの?」

リア「はい」

するとエルザにお姫様抱っこされてベッドに投げ捨てられた。

エルナ「変な趣味だね」

リア「エルザさんなんて最低です、絶交です」

ラフィア「喧嘩はダメ」

エルザ「喧嘩はしないよ」

ラフィア「これ以上ギクシャクするなら両成敗です」

エルザ「わかった」

リア「ごめんなさい、言い過ぎました」

エルナ「じゃあ、仲直りのキスやってよ」

エルザ「舌は入れないでよ」

リア「そんな事はしません」

2人は互いに軽く頬にキスをした。
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