全知全能の一家は理不尽アル中

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ギルドの掟

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自由貿易市国令
ギルド憲章

第1条:言語
使用する言語は当該冒険者に選択の自由を与える。
何人たりとも強要することができない不変の権利である。


修正第2条:貨幣
管理地に於いては以下の共通の貨幣を使用する。
ゴールドメリス、シルバーメリス、ブロンズメリス、ライトシルバーメリス


第3条:弔い
災厄に対処し排除した魔物は礼儀を尽くして弔う義務を負う


第4条:首相
(1)権限と義務
1.全ての冒険者を統率することが可能である。
2.発した命令の全責任を負う。
3.災厄階級の発令責任を負う。

(2)報酬
首相としての報酬は100シルバーメリスを一括支給する。

(3)副業
生業に制限を設けない。


第5条:冒険者
(1)義務
1.首相の発した命令に従う義務を負う。但し首相の責任による。
2.災厄時には非戦闘員の避難を優先する。

(2)報酬
冒険者は規定された報酬を受け取る権利がある。

(3)副業
生業に制限を設けない。

(4)適正証
1.適正試験での合格又は首相の指定する教育機関で学んだ者は適正証を受け取る権利がある。

(5)契約
契約可能な依頼及び討伐はレベルによって分ける。

(6)武器
所持数に制限は設けない。
故意に公共に害を為す武器の使用はこれを認めず、違反した場合は首相権限により10年間を武器の使用に制限を設ける。


修正第6条:災厄階級
「0」危険度ゼロ
「1」大人は武力行使で排除できる
「1+」戦闘訓練を受けた大人は排除できる
「2」治安維持部隊で排除できる
「3」支配者は排除できる
「4」国軍で排除できる
「5」剣聖は排除できる
「6」勇者は排除できる
「災害級 」排除には中小国家の3か国以上での総力戦が必要
「災禍級 」全国家総力戦
「天災級 」生命体の終焉
「終焉級」世界の終焉


第7条:十字軍
(1)クルセイダー
1.要請受けたクルセイダーは征戦する義務を負う
2.品行方正の理念から公序良俗に反するクルセイダーは首相権限により解任する
3.討伐時は権限として加盟者の金銭的、生命的な不利がなければ全てを命令できる。
4.特例により課税は嗜好品に限り免除する
5.クルセイダーは専用の徽章又は紋章を決定し、従う者に交付しなければならない。
6.交付した徽章又は紋章によって他の冒険者と区別しなければならない。
7.加盟者はクルセイダーの裁量により参加の是非を問う

(2)参加者
1.クルセイダーに従い十字軍として征戦した者は報酬を5割増しとなる。

2.徽章又は紋章を不正使用した場合は詐欺罪とする。

第8条:冒険者登録証
(1)所持
1.冒険者として合格の判定を受けた者は適正証を受け取る事ができる。
2.適正証と引き換えに首相の承認をもって冒険者登録証を発行する。
3.不正使用及び偽造は本人の責に帰すべき事由に限り詐欺罪とする。
4.討伐その他、冒険者としての職務遂行上に発生した事由による紛失及び破損は無償で再発行する。故意による虚偽申請の場合は詐欺罪とする。

第9条:冒険者の養成
(1)冒険者養成所
1.自由貿易市国によって運営する
冒険者となることを条件に学費及び寮費食費は全て免除する。
卒業後10年以内に冒険者を辞めた者は200シルバーメリスを返還する義務を負う
2.卒業認定時に品行方正に欠けると判断される者は首相権限により適正証を発行しないものとし200シルバーメリスの返還義務を負う

(2)指定教育機関
1.首相の定めるところによる委託教育機関は自由貿易市国が運営する冒険者養成所と同等の卒業資格を有するものとする

(3)再教育
1.養成所及び指定教育機関を卒業した者で冒険者を辞めた者が20年経過後に再び冒険者となる場合は再入学の権利を有する。

第10条:司法
(1)管轄
1.自由貿易市国の管轄する区域内での犯罪行為は自由貿易市国の法律を適応するものとする。
2.自由貿易市国の管轄しない区域内での犯罪行為は管轄する国家の法律を適応するものとする
(2)裁判
1.全ての容疑は裁判を以て罪の最終決定を行うものとする。

第11条:保険
1.全ての冒険者は首相の定めるところにより生命保険に加入する権利がある。
2.一家の長たる者が職務遂行上で負った傷病による死亡は保険金が遺族に支払われるものとする
3.強要により発生した労働災害はその損害総額の9割増しをその強要者が補償する義務を負う。

第12条:レベル
1:本人の同意なくレベルを下げる行為は禁止とする。
強要した者は相応のレベルを引く事とし、厳罰に処すものとする。
2:本人の希望するところによりレベルを下げる裁定を受ける権利を有する。
3:レベルを下げる場合は首相の最終裁定によるものとする。



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