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ババアの降臨
翅の無いバタフライ
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くじ引きで決まった部屋割り
エミリア「私とマサムネさんとジョセフィーヌですね」
リア「私はラフとパトリシアさんです」
パトリシア「盾で遊びたいです」
ラフィア「やりましょう」
リア「夕方なのに、、、また、ひとりです」
パトリシア「すぐ戻ってきますよ」
そして2人は出ていった。
ジョセフィーヌ「美しい女性2人と同じ部屋とは嬉しい限りです」
マサムネ「はぁ~」
エミリア「ため息ですか?」
そしてジョセフィーヌが抱きついた。
エミリア「全く、女王たる者、、、」
マサムネ「これで2回目ですよ?」
ジョセフィーヌ「私では嫌ですか?」
マサムネ「照れてしまいます」
ジョセフィーヌ「それでは少し控えめにします」
エミリア「少々度が過ぎます、いきなり後ろから抱きつくとは、、、」
マサムネ「女性から抱きつかれるという経験がないのでとても複雑な感覚です」
ジョセフィーヌ「エミリア姉さんのような美しい女性を見ると、つい抱きついてしまいます」
マサムネ「これも慣れですね、、、」
ジョセフィーヌ「少しでいいので抱きついてもいいですか?」
エミリア「私は構いません」
マサムネ「妻がいるし、、、」
ジョセフィーヌ「私の下心のない性癖です、恋愛とは無関係です」
マサムネ「わかりました善処します」
そしてジョセフィーヌがギューッと抱きついた。
マサムネ「暖かいです」
ジョセフィーヌ「体の温もりは人それぞれ違います」
そこへ、、、
エルザ「あぁ~、ジョセフィーヌお姉さんがマサムネに抱きついてる、マサムネ浮気してる」
マサムネ「いやいや、これはただの抱き枕プレイの被害者」
ジョセフィーヌ「抱き枕ですか?」
マサムネ「寝るときに大きなクッションを抱いて寝る人もいます」
エルザ「そうなの?」
ジョセフィーヌ「えぇ、私がお願いしました」
エミリア「抱き枕、いいですね作りましょう」
ジョセフィーヌ「肌の温もりに意味があります」
エミリア「そうですか、、、」
ジョセフィーヌ「マサムネさん、一方的なお願いばかりで申し訳ありませんが、私の抱き枕になっていただけませんか?」
マサムネ「わかりました」
エミリア「では私が腕枕をして差し上げます」
そしてエミリアは腕を広げた。
マサムネ「息苦しいです」
ジョセフィーヌ「失礼しました、背後からよろしいですか?」
マサムネ「体は男ではないのでお好きにどうぞ」
ジョセフィーヌ「ありがとうございます」
エルザ「なんか楽しそう」
エミリア「エルザさんも左腕で寝ます?」
エルザ「いいの?」
エミリア「えぇ、よろしければ、こちらにいらっしゃい」
エルザは真横に寝た。
ジョセフィーヌ「エルザまで、、、」
エルザ「エミリアさん、すっごくいい匂いがする、金木犀みたい」
エミリア「皆様はこれが体臭とか言っていますが、これはお気に入りの香水です」
ジョセフィーヌ「香水ですか?」
エミリア「よかったらエルザさんにも分けます
よ?」
エルザ「いいの?」
エミリア「どうぞ」
そしてエルザは香水の小瓶をもらった。
ジョセフィーヌ「マサムネさんはフェロモン全開ですね、私はそれに惹かれてしまいました」
エミリア「まるで花に集うバタフライですね」
ジョセフィーヌ「翅の無いバタフライですが、、、」
エミリア「ごめんなさい、そう言う意味ではありませんの」
ジョセフィーヌ「いいんです」
マサムネ「はい?」
ジョセフィーヌ「脚力だけで翼を拒否したといいましたが、本来なら翼はありました。私のご先祖が建国するにあたり翼を捨てました。それは”翼を失って堕落した者”と言われていますよ」
マサムネ「リアって簡単に翼を貰ってましたが」
ジョセフィーヌ「あの人は変わり者です」
エルザ「ジョセフィーヌお姉さんは翼は要らないの?」
ジョセフィーヌ「翼の無いハイエルフ、つまりそれは王国の主ですよ、民と共に生きる女王はその証として翼は拒否します」
エミリア「私の場合は特例です、権力などありませんし、給料なんて最低賃金以下ですよ、部屋を借りてギルドマスターとして働くなら、それだけで赤字です、ですから執務室で寝泊まりしていました」
エルザ「何か大変そう」
エミリア「ハイエルフクイーンは何を考えているいるのかわかりません、はっきり言えばハイエルフクイーンは”死ねばいい”です」
マサムネ「ロードはアルティテュスさんが任命できましたよね?ハイエルフクイーンはどういう仕組みですか?」
エミリア「ハイエルフはシルフィードと違い世襲制です、あのクイーンのクソッタレは権力に飢えた豚です、身内のみの完全世襲制で他の者は寄せ付けません、災厄が起きてもすぐに雲隠れ、その上面倒な事は押しつけばかりで苦しめてきます、おかげで他のクランのハイエルフロードは自殺しましたよ、私の血筋だけが唯一残るクランです」
マサムネ「アルティテュスさんにも手が出せないと、、、」
するとアルティテュスが入ってきた。
アルティテュス「”女”4人で楽しそうですね」
エミリア「会話は筒抜けでしたね」
アルティテュス「ハイエルフクイーンに手が出せないわけではありません、ただ単に干渉せず自粛しています、でもそれでは透明性が無いので一応、ロードだけは私が任命できるようにしています、クイーンが嫌いなら私が手にかけることもできますよ、ブラック企業のようなら頭蓋骨握り潰してぶち殺しますから」
マサムネ「ブラック企業」
ジョセフィーヌ「冒険者の最初の頃はまさにブラック企業でしたよ、戦えば戦うほど疲弊して赤字です」
マサムネ「ブラック企業って言う言葉があることに驚きです」
アルティテュス「いい言葉でしょ?マサムネさんの世界から輸入して使っています」
マサムネ「そんなコツコツと爪に火を灯すような生活して貯めたお金を、、、治外法権の料金はお返しします」
金貨を取り出した。
エミリア「受け取れません」
マサムネ「そういえば、ボーナスを払っていませんでしたので、今ここで全員に金貨1枚を払います」
エミリア「ありがとうございます」
マサムネ「御礼を言わなければならないのはこちらです」
そして翌朝、全員に金貨を渡した。
エミリア「私とマサムネさんとジョセフィーヌですね」
リア「私はラフとパトリシアさんです」
パトリシア「盾で遊びたいです」
ラフィア「やりましょう」
リア「夕方なのに、、、また、ひとりです」
パトリシア「すぐ戻ってきますよ」
そして2人は出ていった。
ジョセフィーヌ「美しい女性2人と同じ部屋とは嬉しい限りです」
マサムネ「はぁ~」
エミリア「ため息ですか?」
そしてジョセフィーヌが抱きついた。
エミリア「全く、女王たる者、、、」
マサムネ「これで2回目ですよ?」
ジョセフィーヌ「私では嫌ですか?」
マサムネ「照れてしまいます」
ジョセフィーヌ「それでは少し控えめにします」
エミリア「少々度が過ぎます、いきなり後ろから抱きつくとは、、、」
マサムネ「女性から抱きつかれるという経験がないのでとても複雑な感覚です」
ジョセフィーヌ「エミリア姉さんのような美しい女性を見ると、つい抱きついてしまいます」
マサムネ「これも慣れですね、、、」
ジョセフィーヌ「少しでいいので抱きついてもいいですか?」
エミリア「私は構いません」
マサムネ「妻がいるし、、、」
ジョセフィーヌ「私の下心のない性癖です、恋愛とは無関係です」
マサムネ「わかりました善処します」
そしてジョセフィーヌがギューッと抱きついた。
マサムネ「暖かいです」
ジョセフィーヌ「体の温もりは人それぞれ違います」
そこへ、、、
エルザ「あぁ~、ジョセフィーヌお姉さんがマサムネに抱きついてる、マサムネ浮気してる」
マサムネ「いやいや、これはただの抱き枕プレイの被害者」
ジョセフィーヌ「抱き枕ですか?」
マサムネ「寝るときに大きなクッションを抱いて寝る人もいます」
エルザ「そうなの?」
ジョセフィーヌ「えぇ、私がお願いしました」
エミリア「抱き枕、いいですね作りましょう」
ジョセフィーヌ「肌の温もりに意味があります」
エミリア「そうですか、、、」
ジョセフィーヌ「マサムネさん、一方的なお願いばかりで申し訳ありませんが、私の抱き枕になっていただけませんか?」
マサムネ「わかりました」
エミリア「では私が腕枕をして差し上げます」
そしてエミリアは腕を広げた。
マサムネ「息苦しいです」
ジョセフィーヌ「失礼しました、背後からよろしいですか?」
マサムネ「体は男ではないのでお好きにどうぞ」
ジョセフィーヌ「ありがとうございます」
エルザ「なんか楽しそう」
エミリア「エルザさんも左腕で寝ます?」
エルザ「いいの?」
エミリア「えぇ、よろしければ、こちらにいらっしゃい」
エルザは真横に寝た。
ジョセフィーヌ「エルザまで、、、」
エルザ「エミリアさん、すっごくいい匂いがする、金木犀みたい」
エミリア「皆様はこれが体臭とか言っていますが、これはお気に入りの香水です」
ジョセフィーヌ「香水ですか?」
エミリア「よかったらエルザさんにも分けます
よ?」
エルザ「いいの?」
エミリア「どうぞ」
そしてエルザは香水の小瓶をもらった。
ジョセフィーヌ「マサムネさんはフェロモン全開ですね、私はそれに惹かれてしまいました」
エミリア「まるで花に集うバタフライですね」
ジョセフィーヌ「翅の無いバタフライですが、、、」
エミリア「ごめんなさい、そう言う意味ではありませんの」
ジョセフィーヌ「いいんです」
マサムネ「はい?」
ジョセフィーヌ「脚力だけで翼を拒否したといいましたが、本来なら翼はありました。私のご先祖が建国するにあたり翼を捨てました。それは”翼を失って堕落した者”と言われていますよ」
マサムネ「リアって簡単に翼を貰ってましたが」
ジョセフィーヌ「あの人は変わり者です」
エルザ「ジョセフィーヌお姉さんは翼は要らないの?」
ジョセフィーヌ「翼の無いハイエルフ、つまりそれは王国の主ですよ、民と共に生きる女王はその証として翼は拒否します」
エミリア「私の場合は特例です、権力などありませんし、給料なんて最低賃金以下ですよ、部屋を借りてギルドマスターとして働くなら、それだけで赤字です、ですから執務室で寝泊まりしていました」
エルザ「何か大変そう」
エミリア「ハイエルフクイーンは何を考えているいるのかわかりません、はっきり言えばハイエルフクイーンは”死ねばいい”です」
マサムネ「ロードはアルティテュスさんが任命できましたよね?ハイエルフクイーンはどういう仕組みですか?」
エミリア「ハイエルフはシルフィードと違い世襲制です、あのクイーンのクソッタレは権力に飢えた豚です、身内のみの完全世襲制で他の者は寄せ付けません、災厄が起きてもすぐに雲隠れ、その上面倒な事は押しつけばかりで苦しめてきます、おかげで他のクランのハイエルフロードは自殺しましたよ、私の血筋だけが唯一残るクランです」
マサムネ「アルティテュスさんにも手が出せないと、、、」
するとアルティテュスが入ってきた。
アルティテュス「”女”4人で楽しそうですね」
エミリア「会話は筒抜けでしたね」
アルティテュス「ハイエルフクイーンに手が出せないわけではありません、ただ単に干渉せず自粛しています、でもそれでは透明性が無いので一応、ロードだけは私が任命できるようにしています、クイーンが嫌いなら私が手にかけることもできますよ、ブラック企業のようなら頭蓋骨握り潰してぶち殺しますから」
マサムネ「ブラック企業」
ジョセフィーヌ「冒険者の最初の頃はまさにブラック企業でしたよ、戦えば戦うほど疲弊して赤字です」
マサムネ「ブラック企業って言う言葉があることに驚きです」
アルティテュス「いい言葉でしょ?マサムネさんの世界から輸入して使っています」
マサムネ「そんなコツコツと爪に火を灯すような生活して貯めたお金を、、、治外法権の料金はお返しします」
金貨を取り出した。
エミリア「受け取れません」
マサムネ「そういえば、ボーナスを払っていませんでしたので、今ここで全員に金貨1枚を払います」
エミリア「ありがとうございます」
マサムネ「御礼を言わなければならないのはこちらです」
そして翌朝、全員に金貨を渡した。
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