理不尽な全知全能とドMネキ

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ババアの降臨

鶏ですね?

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翌朝、目が覚めたマサムネの上にレティが居た。

レティ「おはよう」

マサムネ「降りろ」

レティ「嫌」

マサムネ「もう、知らん」

レティ「それでいい」

そのまま襲われてしまった。
それから数十分後、朝食になった。

マサムネ「ティオニセスさん、レティーナとレティナってどっちですか」

ティオニセス「どっちでもいいです、私はレティナと呼ぶ事が多いですがレティーナとも呼びますよ」

ラフィア「雑すぎませんか?」

ティオニセス「まぁ、呼び名とかどうでもいいので」

エルザ「レティーナさんて変だよ」

ティオニセス「はい?」

エルザ「だって、ずっとアンネッテさんに貼り付いてるもん」

ティオニセス「あまり干渉したくないので、あれこれ言いませんよ」

エルザ「なぁんだ」

マサムネ「それはそれとして、早く男に戻りたい」

ラフィア「あと数週間で出産です、すぐにもう1人欲しいです」

エルザ「じゃあラフィアが男になればいいじゃん」

マサムネ「何でそうなる、、、」

ラフィア「そうですよ、1人産んだら夫婦入れ替わってもう1人とは、あまりにも鬼畜です」

ティオニセス「それはいいですね」

ラフィア「やめてください、私は今も幸せです」

アフネス「私はラフィア女王が男性でも構いません」

ラフィア「なんで私は男性になる事が前提なのですか?」

ジョセフィーヌ「アフネスも相当狂っていますね」

パトリシア「アフネスにとってラフィアさんが男に見えるのですね」

ラフィア「最低です」

アフネス「これは、その、、、」

パトリシア「また、言い訳ですか?」

ジョセフィーヌ「本当に学習しませんね、鶏アフネスって呼びますよ?」

ラフィア「鶏ですか、、、否定できませんね、でもやめてあげてください」

ジョセフィーヌ「冗談です、戦友を鶏などと呼ぶ事はしません」

アフネス「助かります」

ラフィア「この国で鶏とか鳩とか言われてる女王を国民が見ればどうなるか、わかりますね?」

アフネス「わかります」

ラフィア「そうやって変なことするから、以前の冒険者騎士のように馬鹿にされるのですよ」

アフネス「威厳の無さは自覚しています」

そして朝食が終わった。

アフネス「もうすこしで王都に着きます」

国境付近の宿から出発した。

リア「マサムネさん、昨日の夜、私の隣で布団に隠れてコソコソとしてましたね?水音と匂いでバレバレでしたよ、隣で気持ち良き自◯はやめてください」

マサムネ「はぁ?やってない」

エルザ「それ、リアじゃなかったの?」

リア「違います」

ラフィア「私でもありません」

マサムネ「じゃあレティで」

リア「じゃあって、、、」

レティリア「私です」

パトリシア「おやおや、雑魚寝の大部屋でそんな事するとは、、、」

レティリア「母さんだってマサムネさんの上でうつ伏せで寝てたのに」

パトリシア「柔らかい胸を枕にしただけです」

リア「パトリシアさんがそこまでして絶賛するのなら触りたいです」

マサムネ「恥ずかしいので断ります」

レティ「ダメ、拒否権は無い」

リア「では、いただきます」

マサムネ「何がいただきますだよ?」

そのまま押し倒されて仰向けで倒れるとリアはその上に胸を枕にしてうつ伏せで寝た。

ラフィア「なんという事を、、、」

エルザ「リアはこの状態だと頭を撫でてあげると喜ぶよ」

マサムネ「脳みそ男には苦痛でしかない」

犬をあやすように撫でていた。

エルザ「リアって犬みたい」

リア「私を獣と言いたいのですか?」

エルザ「だって、、、」

リア「最低です、エルザさんなんて嫌いです」

ラフィア「今のはいいすぎです」

エルザ「ごめんなさい」

マサムネ「喧嘩するなよ」

リア「喧嘩とかの段階ではありません、今のは完全に亜人を侮辱する発言です」

レティ「エルザは犬とは言ってない、犬みたいと言った」

エルザ「そうだよ」

リア「ごめんなさい、勘違いしていたようです」

ラフィア「全く、、、」

マサムネ「よちよち、いい子です」

リア「私は赤ちゃんではありません」

マサムネ「いい子、いい子」

すると鼻に噛みつかれた。

マサムネ「痛てーよ」

レティ「やっぱり獣」

パトリシア「リアさんって変態ツンデレですね」

マサムネ「そろそろ降りて?」

リア「いいえ、王都に着くまではここで寝ます」

マサムネ「はぁ、」

そのままリアは寝てしまった。

アフネス「ええと、この大通りを直進です」

イーサン「はい」

王都に着くとリアは起きた。

リア「目眩が、」

エルザ「リアってマサムネの上でうつ伏せで寝て、はぁはぁってやらしい寝言言ってたよ」

リア「そうですか?」

マサムネ「暑い」

エルザ「すっごく変なの」

マサムネ「他人の上で寝て汗ダラダラとか勘弁」

リア「ごめんなさい」

エルザ「リアって最近、桃の匂いがするよ」

リア「マサムネさんからもしますよ」

パトリシア「体臭撒き散らしプレイですか?」

マサムネ「不思議な身体、何でこうなった、、、」

そして城に着いた。

イーサン「立派な城ですね」

いつも通り衛兵に止められるとラフィアが来た。

アフネス「ラフィア女王、、、」

ラフィア「見ていてください、この身体でわからないなら衛兵は降格です」

ローブのラフィアは衛兵の前に立った。

衛兵1「イリーネス女王?」

衛兵2「偽物だろ」

衛兵1「立ち去りなさい」

ラフィア「よく考えた結果の発言ですか?」

衛兵1「いいえ、直感です」

ラフィア「仕方ありませんね、アフネスには監督不行き届きとして罰を与えます」

衛兵2「お待ちを!」

すると他の衛兵が応援に駆けつけて来た

衛兵3「ミルフレイ女王の名を使い、我らを欺いた行為は重罪に値する、この女を拘束しろ」

ラフィア「はいどうぞ、縛るなら縛ってください、その分、自分の首を締めることになりますから」

猿轡をされて縛られた、するとアフネスが血相を変えて走って来た。

アフネス「申し訳ありません、私の指導不足です」

衛兵1「何奴」

「この城の今の主ですが?」

徽章を見せつけると理解された。

衛兵2「陛下!」

アフネス「今すぐそのお方の縄を解きなさい」

猿轡が外された。

ラフィア「構いません、これくらい簡単に逃げれます」

力を入れると筋肉が盛り上がり、破裂してしまった。

アフネス「ラフィア女王、申し訳ありません、相応の御沙汰は私に」

ラフィア「また、演技ですか?私は身内に罰など与えません」

衛兵3「陛下、このお方は、、、」

アフネス「ラフィア女王、またの名をイリーネス•ファイ•ミルフレイ初代女王、私の先祖です」

ラフィア「先祖って、ここに、こうして生きてるではありませんか」

アフネス「言葉がわかりません」

衛兵は察したように一瞬でダイナミックに土下座した。

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