全知全能の一家は理不尽アル中

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ババアの降臨

取調べですか?

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朝食はラフィアが腕を振るった。

ラフィア「いっぱい食べてください」

エミリア「レティ姉さんはどちらにいたのですか?」

レティ「教えない」

エルザ「気持ち良さそうな顔して鼻血出して寝てたよ」

リア「興奮して出血ですか?鬼畜です」

レティ「舌を噛み切って死んだ」

エミリア「舌を噛み切って死ぬのですか?」

イーサン「ありえませんよ」

そこへ羽衣を巻きつけたアルティテュスが降りてきた。

エティ「胸ポチしてる」

アルティテュス「私のキトンはどこですか?」

レティ「下着も使ってない変態おばさん」

アルティテュス「キトンで十分です」

レティ「股透けてる」

リア「やらしいです」

ラフィア「勘弁してください、私のをあげますから来てください」

アルティテュスはラフィアと共にどこかに消えた。

エミリア「折角の料理が冷めてしまいます」

エリザベス「お腹空いたのでお先します」

エミリア「姉さんが食べるなら私も食べます」

そして食べ始めたところでラフィアたちが戻ってきた。

アルティテュス「似合いますか?」

エティ「中古?」

ラフィア「私は他人に中古の下着をあげるほど鬼畜ではありません」

アルティテュス「新品をいただきました」

レティ「それは良かった」

ラフィア「私はいいんです」

エティ「キトンはゴミ箱に入れた」

アルティテュス「こっちに来なさい」

エティ「嫌」

アルティテュス「痛い事はしませんから」

そしてエティが近寄ると羽交い締めにされてしまった。

アルティテュス「これから数日間は食べ物を食べることは禁止します、食べていいのは鼻くそだけです」

エティ「捨てたのは冗談」

アルティテュス「冗談ならいいです、返しなさい」

レティ「エティが隠した」

エティ「どこに隠したか忘れた」

アルティテュス「これは土下座ですね」

エティ「土下座するから頭を踏みつけて、唾を吐いて欲しい」

アルティテュス「土下座は嘘です、鎧を脱いでください、後から御礼をしてあげます」

朝食が終わってエティは鎧を脱がされた。

アルティテュス「しばらくそのままでいてください」

レティ「エティは激しいのがお望み」

アルティテュス「では下水に沈めますね」

鎧が下水に流された。

エティ「下水はどこに流れてる?」

エミリア「下水浄化場です」

エティ「出てくる」

エミリア「わかりました」

走ってどこかに消えた。

ジョセフィーヌ「本日最終日です」

ラフィア「最後の追い上げ、負けません」

エルザ「マサムネ居ないのにどうするの?」

エミリア「その点、抜かりなく」

イト「そうです、既に習得済みですから」

エルザ「わかった、僕は呼び込みするね」

ラフィア「いつものお願いします」

エルザ「わかった」

そして大きくなってしまった。

ミレリアル「私も大きくなりますね」

エリザベス「くれぐれも足元にはお気をつけてください」

ジョセフィーヌ「踏みつけるような事がないように」

ミレリアル「当然です」

開店すると早速、ジョセフィーヌ班にひと集りができた

アフネス「チラシ効果炸裂です」

ジョセフィーヌ「チラシですか?」

アフネス「昨晩、一人で配りました」

ジョセフィーヌ「私にも言ってくれれば手伝いましたよ」

ミレリアル「また、私たちに隠し事ですか?」

アフネス「これとは違います」

一方でマサムネたちの班はパトリシアがラフィアと共に焼いていた。

パトリシア「最高の一皿です」

ラフィア「ジョセフィーヌ女王たちはずるいです、利益度外視の赤字操業じゃないですか」

イト「私たちも利益度外視でやります?」

エミリア「そんなお金は、、、」

ラフィア「無理です」

イト「利益率を限りなく零にして、数で勝負と言うのは如何でしょう?」

エミリア「これならいいです」

ラフィア「この銅貨も使いにくいです、最低でもこの半分の価値の硬貨が必要です」

パトリシア「ですね」

エミリア「わかりました、協議してみます」

それから昼まで飛ぶように売れていた。
しばらくして男性がやってきた。

男1「屋台組合のものですが、少々売れ過ぎではありませんか?他の屋台が全く売れないとあれこれ言っております」

ラフィア「まったく、次から次へとトラブルばかりです」

エミリア「正当な価格で販売しておりますし、人の好みまではどうにもなりませんよ、売上が必要なら販売競争をと、お伝えください」

男1「流石に今のは申し上げる事はできません、、、それと、ここ数日間、屋台の店主が2名ほど命を落としておりますのでご注意ください」

ラフィア「殺人ですか、、、」

エミリア「アルティテュスさんは男2人を、、、」

男1「どのような見た目でしたか?」

ラフィア「金髪でローブの男と軽装の鎧の男でした」

男1「その人たちを?」

エミリア「アルティテュスさんが」

男1「殺したのですか?」

エミリア「いぇ、その、、、」

男1「殺したようですね」

エミリア「私は関係ありません」

ラフィア「全てアルティテュスさんの仕業です」

男1「アルティテュスさんを呼んでください」

するとアルティテュスがやってきた。

男1「あなたがアルティテュスさん?」

アルティテュス「私に何か用ですか」

エミリア「以前、脊骨を抜き取った男についてのお話があるそうです」

男1「その男たちが訪れた屋台の店主が惨殺されて金品を盗まれたと自警団より伺っておりまして」

アルティテュス「まぁ、当然の報いを受けたまでです」

男1「とりあえず証拠はありませんが自衛による容疑者死亡として報告させていただきます、お呼び出しが有るかもしれませんが」

エミリア「残念ながら、私たちは明日朝に出発します」

男1「わかりました、私は聞かなかった事にします」

パトリシア「まぁ、ご自由にどうぞ」

男1「パトリシア様まで、、、おひとつください」

ラフィア「とても熱いですがよろしいですか?」

男1「はい」

たこ焼きを買った。

エミリア「とても熱いものですので十分ご注意下さい」

帰って行った。
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