全知全能の一家は理不尽アル中

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ババアの降臨

隠し事ですか?

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朝食も同じようにバナナだけだった。

エルザ「バナナだけなの?」

マサムネ「肉焼こう?」

エルザ「やったー!」

マサムネ「パンとベーコンと卵を焼く」

ラフィア「美味しそうですね」

レティ「卵好き、欲しい」

そして戻って来たエルザから卵をもらった。

マサムネ「うん、それ意味わからん」

レティ「殻が美味しい」

ラフィア「中身が要らないなら私にください」

ミシェル「このお姉さん、変わってるぅ~」

マサムネ「どっちもどっちだろ」

そしてラフィアは卵焼きを作った。

イト「よくできてますよ、うまくなってます」

ラフィア「はい、ありがとうございます」

イノリ「バナナ!バナナ!バナナ!」

ジョセフィーヌ「誰ですか?」

ミシェル「バナナうめぇ~、」

アフネス「またバナナですか、、、」

エミリア「ラフィアさん、私もパン食べてもいいですか?」

ラフィア「はい、どうぞ」

マサムネ「日本人なら生卵とご飯と醤油でしょ、、、」

ジョセフィーヌ「生卵、大丈夫ですか?死にますよ」

イーサン「ですね、日本ほど新鮮ではないので、、、」

イト「日本の卵が新鮮だから出来る事です」

イーサン「卵かけご飯を初めて見た時は命知らずの朝ごはんだと思っていました」

エミリア「生卵を初めて食べた時は衝撃的でした」

イーサン「米はあまり食べたことありません」

イト「次の慶事ではお赤飯を炊きたいですね」

マサムネ「糯米と小豆があれば、、、」

そして雑談しながら朝食が終わった。

アルティテュス「では、ユリウスの元に案内してください」

イノリ「かしこまりました」

スイッチはオフ、さっきとは全く違う

エルザ「さっきと全然違うよ」

マサムネ「ようわからん」

ミシェル「詰所に参りましょう」

アルティテュス「今日が運命の日です」

レティ「ユリウスがどう出るかわからない」

エティ「フラれたらいい」

アルティテュス「フラれたら諦めます」

そして詰所に着いた。

ミシェル「私がユリウスを呼んできます」

アルティテュス「いえ、後ろをついていきます」

ミシェル「お見合いの話をつけてきます、しばらくお待ち下さい」

1人で入って行った。

アルティテュス「緊張で心臓が吹き飛びそうです」

ラフィア「私の真似ですか?」

アルティテュス「そうですよ」

ラフィア「嬉しいです」

パトリシア「よくわかりません」

アフネス「緊張でそこまでなりますか?」

アルティテュス「私の心音を聞いてください」

アフネスは捕まって胸に耳を押しつけられた。

アルティテュス「ドクン、ドクンって早いでしょ?」

アフネス「早いです」

ラフィア「マサムネさん、私の鼓動を聞いてください」

マサムネ「何で?」

ラフィア「生きてるって実感を持ってもらうためです」

エルザ「僕のも聞いて?」

リア「皆様は心音フェチですか?」

エルザ「僕、そんなフェチじゃないよ、リアだってレティ姉さんに耳を舐められ喘いでいたじゃん」

レティ「リアが1番気持ち良さそうだった」

リア「耳は気持ちいいです、くちゅくちゅって言う水音が堪らないです」

ララティリア「本当に母さん恥ずかしいです」

ジョセフィーヌ「エルザ、人の秘密を公にしてはいけませんよ」

エルザ「だってお母さんが隠し事はダメだって」

ミレリアル「違うの、良くない隠し事だけでいいの」

エルザ「よくわかんない、でも、わかった」

そしてミシェルが出てきた。

ミシェル「ユリウスには今晩来ていただきます」

アルティテュス「ありがとうございます」

レティ「サンロード式お祝いをする」

エミリア「サンロード式ですか?」

エティ「焦げた鳥肉とセミの抜け殻と桃の種」

マサムネ「ゴミだろ」

アルティテュス「ゴミ!聖域のハイテーブルの格式高き供物をゴミと、、、まぁゴミみたいな物なので仕方ないですね」

エミリア「冗談ですよね?いや、冗談と言ってください」

アルティテュス「冗談に決まってますよ、小麦、トマト、鯖です」

マサムネ「健康的でよろしい」

アルティテュス「飲み物は紅茶です」

レティ「酒は飲まないの?」

アルティテュス「聖域で酒は禁止です、飲もうものなら殺されます」

レティ「母さんだけ飲んでるでしょ?」

アルティテュス「バレてました?」

レティ「母さんが会長なのに飲まないはずがない」

エティ「最低のアバズレ女」

アルティテュス「エティ、こっちへいらっしゃい」

エティ「嫌」

マサムネ「いつものくだりかよ?」

アルティテュス「帰るまでは服を着させません」

ラフィア「勘弁してください、同類だと思われてしまいます」

アルティテュス「配慮がありませんでした、、、それでは服の絵を描きますね」

全裸のエティに服の絵が描かれた。

ミシェル「服は?、見た目が裸だよ?、裸好きなの?、それが趣味?お姉さん変態?」

アルティテュス「ざまぁ~」

マサムネ「今度は俺の真似かよ」

エティ「別に悲しくない」

ジョセフィーヌ「あまりにも傾奇者です、女王として見過ごすわけにはいきません、、、が、、、私には裁けません」

エミリア「傾奇者ですね」

イーサン「バーコード状の頭部と服を描き込んだ身体、明らかな変人です」

ラフィア「私だったら恥ずかしいです、そんな服はマサムネさんの妻には合いません」

マサムネ「そういえばラフィアにはまだ結婚指輪は買ってない」

アルティテュス「ルフレーブに連れて行きますよ?」

マサムネ「いいんですか?」

アルティテュス「ラフィアさんもマサムネさんも私の家族同然です」

ラフィア「お願いします」

そして飛行陣に放り込まれた。
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