全知全能の一家は理不尽アル中

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ババアの降臨

巫女の懐妊

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倉庫に備蓄してある数多の樽とボトル、その中から1本だけ持ってきた。

ジョセフィーヌ「まさか!ヴォーヌ•ド•ラ•ミネールではありませんか?」

レティ「1番高かったやつ」

ジョセフィーヌ「最後の1本ですね、あちこち探して、無いと思えば姉さんが、、、」

エミリア「確かぶどう畑が災厄で消えましたよね?」

ジョセフィーヌ「えぇ、それが最後の1本です」

エミリア「いくらですか?」

レティ「金貨568枚」

マサムネ「どこにそんな金あるんだよ?」

アルティテュス「そうですね、そのお金の出所が気になります」

レティ「貯蓄」

マサムネ「それだけ金有れば五芒星闘技に出る意味だろ」

レティ「恥ずかしい哀れな目で見てもらうため」

リア「鬼畜の変態です」

ジョセフィーヌ「どこで売られていたのですか?」

レティ「オークション」

ジョセフィーヌ「オークションですか?」

エミリア「出品されていたのですね」

ララティリア「私は、オークションはどんどん値段を吊り上げられますが、それでも欲しい時は絶対に落札します」

リア「お母さんの本ですよね」

マサムネ「びっくりしましたよ」

ララティリア「漫画が面白くてボロボロになるまで何度も読みました」

マサムネ「それは良かったです」

レティ「今日はラフィアが妊娠する日、だから前祝いする」

ラフィア「変な圧力をかけないでください緊張で心臓が吹き飛びそうです」

レティが全員のグラスに注いだ。

イト「本日はフレンチでキメてみました」

エミリア「アイリーンさんの料理と同じ系統ですね」

エティ「テーブルマナーは知らない」

レティ「手で食べれば良い」

ジョセフィーヌ「それは鬼畜の所業です」

エティ「乾杯の音頭は誰?」

アルティテュス「では私にお任せください」

「ラフィアさんの御懐妊を祝って乾杯」

ラフィアは顔を赤くしてしまった。

エルザ「ラフィアが真っ赤なリンゴみたいな顔になっちゃったよ」

ラフィア「恥ずかしいです」

ジョセフィーヌ「このワインはクルシュとは比べ物にならないくらい美味しいです」

エミリア「美味しさがわかりません」

そして全員がフルコースを食べ終わった。

イーサン「ナプキンは綺麗に畳んではいけませんよ」

リア「そうなのですか?」

ジョセフィーヌ「意図的に角をずらしたりしてあまり綺麗には畳みません」

イト「そうです、畳むのを忘れるくらい美味しかったと言う意味ですから、逆に綺麗に畳んだ場合、満足できなかったと言う意味です」

リアは慌ててぐちゃぐちゃにした。

イト「あまりにも、ぐちゃぐちゃにしすぎるのもよくありません、品が無いと思われてしまいます、軽く雑に置く程度で構いませんよ」

リア「ごめんなさい、そう言う意味ではありません」

イト「構いませんよ、私も最初は知りませんでしたし」

アフネス「この形式は不得意です」

それからアルティテュスとアフネスとイト片付けた。

ラフィア「手伝います」

アルティテュス「ラフィアさんはこの後もあるので片付けは不用です」

リア「先ずはお風呂ですね、いってらっしゃい」

ラフィアは恥ずかしそうに顔を隠した。

エルザ「マサムネ呼んでくるね」

そしてマサムネが来た。

マサムネ「行こ?」

ラフィア「優しく洗ってください」

そして2人は2階の風呂に入った。

アルティテュス「ラフィアさんの精一杯の愛の表現ですね」

アフネス「ラフィア女王、、、」

レティ「アフネスが先輩」

ジョセフィーヌ「アフネスって妊娠中なのに吊り輪で腕立て伏せやってましたし、いろいろ心配です」

アフネス「身体が鈍ることが怖いです」

アルティテュス「アフネスは今後、出産するまで筋トレとやらは禁止です」

その頃風呂では、、、

ラフィア「気持ちいいですか?」

マサムネ「はい」

ラフィア「正面も洗います」

背後から手を伸ばして正面を洗った。

マサムネ「柔らかい」

そして全身を洗った。

ラフィア「今度は私を洗ってください」

マサムネ「痛かったら言って?」

背中を洗い始めた。

ラフィア「ちょうど良い強さです」

マサムネ「よかった」

ラフィア「次は前を洗ってください」

マサムネは恥ずかしそうにしていた。

ラフィア「女性の身体を洗うのは恥ずかしいですか?私だって恥ずかしかったです、これでおあいこです」

マサムネ「でも、、、」

ラフィア「こんな筋肉です、女性の身体と思わないでみてください」

マサムネ「わかった」

手を伸ばして正面を洗った。

ラフィア「気持ちいいです」

マサムネ「すごい腹筋」

ラフィア「胸を避けないでください、しっかり洗ってください」

マサムネ「洗うよ?」

泡を立てそっと撫でるように洗った。

ラフィア「すごく気持ちいい力加減です」

マサムネ「流すよ?」

ラフィア「はい」

そしてマサムネは湯船に浸かった。

ラフィア「マサムネさん、向かい合うのは恥ずかしいので前に座ってもいいですか?」

マサムネ「ラフィーが良ければ、、、」

するとラフィアはマサムネの前に背中を向けて座った。

ラフィア「私に抱きついてください」

後ろからそっと抱きついた。

マサムネ「意外にも積極的」

そしてしばらくして2人は上がった。

ラフィア「私が拭きます、マサムネさんも私を優しく拭いてください」

2人はバスタオルを巻いたままベッドのある空き部屋に入って行き、そのままベッドの上に向かい合って座った。

ラフィア「キスしてください」

ラフィア「優しく触ってください」

言われるがまま、すると2人の緊張が解れていった。

ラフィア「受け入れる準備はできたみたいです、私がベッドに寝ます、優しく、ゆっくり、奥まで満たしてください」

マサムネ「キツいから力抜いて?」

ラフィア「はい」

マサムネ「動くよ」

ラフィア「ゆっくり確かめ合うようにしてください」

2人は朝まで出てこなかった。
翌日、マサムネが目を覚ますとラフィアも同時に目を覚ました。

ラフィア「初めて満たされました、ありがとうございました、また今度してください」

そして2人は出てきた。

アルティテュス「お疲れ様でございます」

ラフィア「朝からみんなして何ですか?」

リア「ラフって気持ちそうな声上げて」

レティ「リアより気持ち良さそうだった」

リア「私は負けたのですか?」

レティ「負け」

リア「残念です、でもチャンスはいくらでもあります」

マサムネ「だってよイーサン」

リア「そう言う意味ではありません」

アルティテュス「それはそれとして、ラフィアさんおめでとう」

ラフィア「いよいよ私も仲間入りです、皆さんは先輩です、よろしくお願いします」

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