理不尽な全知全能とドMネキ

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ババアの降臨

盗人ですよ?

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夕食が始まった。
リアーヌのパーティーメンバーも一緒になっていた。
グラスにワインを注がれた。

ジョセフィーヌ「新たな家族に乾杯」

エミリア「改めておめでとうございます」

リアーヌ「ありがとうございます」

ルフィナ「兄さん、元気です」

エリス「いろいろあって、、、」

パトリシア「エリスさんって私を見て興奮されてましたよ」

リアーヌ「騎士団総長を見て興奮とは変態ですね」

しばらくしてエルザが起きてきた。
寝癖で髪はぐちゃぐちゃになっていた。

レティ「素敵なアホ毛」

エルザ「この寝癖とれないよ」

ポニーテールになっていた。

リアーヌ「後からやってあげます」

エルザ「いいの?ありがとう」

エウフェミア「初めてこの部屋に入りました」

リーヌス「エウフェミアって初めて?」

エウフェリア「私は初めてではありません、イーサンと毎日やっています」

ララティリア「エウフェリア、違うの、今の話はエウフェミアさんなの」

いつものように聞き間違える

ラフィア「ややこしいです」

アルティテュス「名前変えます?」

ララティリア「そんな簡単によろしいのですか?」

アルティテュス「名前って唯一、本人の選択の自由がありませんよね?ですから選択の自由を差し上げます」

エウフェリア「リリフィオレリアにしてください」

ララティリア「エウフェリアって名前は気に入ってるんじゃないの?」

エウフェリア「私はお母さんの子供です、ですからお母さんにつけられた名前にしたいです」

ラフィア「リリフィオレリアって呼びにくいです」

エウフェリア「リアって呼んでください」

アルティテュス「では、私がエウフェリア=リリフィオレリア•ベータ•フォルティネスがリリフィオレリア•ベータ•フォルティネスと名乗ることを承認します」

マサムネ「ややこしい」

ララティリア「お母さんのつけた名前を喜んでくれたのは嬉しいです」

エウフェリア「当然です」

マサムネ「ややこしいけど、とりあえずエウフェリアはリアで」

アルティテュス「それで一安心です」

レティ「安心するのは早い、ララティリア、お酒持ってきて?」

ララティリアはスタヴェレーを紅茶割りで持ってきた。

レティ「喉に流し込む」

アルティテュスは口を大きく上に開けた。
するとレティは躊躇いもなく流し込んだ。

そしてエティは口の中に火をつけた。

アルティテュス「皆様は真似しないでくださいよ」

ジョセフィーヌ「真似するなど恐れ多いことです」

口から火を吹いていた。

マサムネ「大道芸人」

イーサン「剣でも呑み込めるのではありませんか?」

アルティテュス「剣は美味しくありません」

マサムネ「この姉妹は親不孝」

ジョセフィーヌ「食事中に、、、」

リアーヌ「ドラゴンの真似事ですね、素晴らしいことです」

ジョセフィーヌ「ドラゴンは嫌いです」

エミリア「ですね、フレイミングドラゴンは嫌いです」

アルティテュス「そのドラゴンって可哀想ですよ、悪気は無いのに邪険にされ、討伐対象にされてしまうのです、孤独だと思います」

エティ「そのドラゴンはもう居ない、いるのは召喚できる分身のみ」

アルティテュス「残念です、少しだけ力になれると思いましたが」

マサムネ「レティがバターナイフで刺し殺したやつ?」

レティ「テーブルナイフ」

エリザベス「テーブルナイフって、、、」

レティ「ずっと借りていた」

マサムネ「盗人姉さん」

レティ「返す」

エミリア「そのように眷属器として使われていたテーブルナイフなど頂けません」

レティ「受け取って欲しい」

鎧の内側から取り出すと青い光を放っていた。

エリザベス「国宝級、いえ、伝説のテーブルナイフです」

アルティテュス「ではスプーンとフォークも必要ですね?」

エティ「私も返す」

そしてサティが魔法陣から出てきた。

サティ「ごめん、フォーク借りてた」

マサムネ「借りパクかよ?」

アルティテュス「全く、、、」

レティ「返却した」

アルティテュス「一応返却ですね?」

エミリア「確かに」

エリザベス「こんな物どうするん?」

エミリア「最強のテーブルセットです、食堂に飾ります」

アルティテュス「それは単なる食器ですよ、使ってこそですよ」

アフネス「私にください」

エミリア「ダメです、ギルドの備品です」

アルティテュス「アフネスってテーブルセットが、欲しいのですね」

アフネス「はい」

ラフィア「何で?」

アフネス「理由はありません、欲しいから欲しいです」

ジョセフィーヌ「仕方ありませんね、少し早い誕生日プレゼントです」

木箱に入ったテーブルセットを出した。

アフネス「ありがとうございます」

ジョセフィーヌ「ルフレーブです、大事にしてくださいね」

アフネス「必ず」

エミリア「よかったですね」

ラフィア「私からもお礼を、、、ありがとうございます」

それから夕食が終わった。

ジョセフィーヌ「風呂は準備できてると思います、大浴場をご利用ください」

レティ「マサムネと入る」

マサムネ「意味わからん」

ジョセフィーヌ「心配ありません、大浴場は混浴です」

リア「男性の前で全裸は恥ずかしいです」

ジョセフィーヌ「全裸ではありません、バスタオルを巻きます」

ララティリア「リアってやっぱり直ぐにそう言う事を考えてしまうのですね」

パトリシア「混浴は初めてです」

自国の女王と自国の風呂に入る事になった騎士団総長。
レティ姉妹とアルティテュスは混ぜるな危険、
混ざってしまうと案の定、混乱に陥った。
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