198 / 427
ババアの降臨
暴食の人 chapter3
しおりを挟む
夕食の会場には大量の樽とそれを運搬する従者たちで溢れかえった。
マサムネ「わんこ蕎麦ならぬ、わんこワイン」
アルティテュス「楽しみです」
レティ「私も飲む、みんなも飲む」
久しぶりに7人揃っていた。
マサムネ「こんな時間まで何やってた?」
レティ「説教」
エティ「指導された」
アルティテュス「膝を曲げて床に座らせて、数千年分の説教です」
エティ「トイレも禁止だった」
ベティ「レティはお漏らしした」
マサムネ「お漏らし姉さん」
レティ「別に恥ずかしく無い、お漏らしは快感」
マサムネ「とりあえず、その発想は意味わからん」
アルティテュス「そういうところです」
レティ「知らない」
マサムネ「めちゃくちゃ姉さん」
アルティテュス「マサムネさんも大変ですね」
そしてワインが注がれた。
エミリア「飲めませんよ?」
エリザベス「私も飲めません」
ミレリアル「形だけでもお願いします」
「乾杯!」
エルザ「これすっごく美味しい」
ジョセフィーヌ「最高です」
アフネス「私もあまり飲めません」
ラフィア「それでもシルフィードの女王ですか?」
アフネス「はい」
ラフィア「私でもそれくらい飲めますよ」
一気飲みしてしまった。
ラフィア「私もお酒は強くなっています」
パトリシア「前とは明らかに違いますね」
ラフィア「昼の酒は強すぎますが、これは飲みやすいです」
夕食が始まって10分も経たないうちに3樽空いた。
エウフェリア「早すぎます、あまりにも早すぎます」
マサムネ「あの親子はエグい」
従者たちがそれぞれ後ろに立ち、容赦なく次から次に注いでいく。
エルザ「すっごく早い」
アルティテュス「こんなにたくさん飲ませていただけるとは幸せです」
ジョセフィーヌ「では後ほどエルファルトにもいらっしゃってください、最高のスパークリングワインを提供させていただきます」
アルティテュス「それは嬉しいです、後ほど参ります」
この機を逃すまいとあれこれ出して気を引く女王たち。
アフネス「フェルムスランドには酒とかありません」
ラフィア「紅茶があるでしょ?」
アフネス「紅茶ですか、、、」
ララティリア「リューセルは人気の酒とかはありませんが肉が最高です」
ジョセフィーヌ「リューセルの酒は強すぎます」
ララティリア「度々、火災に発展します」
マサムネ「そんなに強いのですか?」
ララティリア「最近になって作られるようになったものです」
アルティテュス「では、紅茶をその強いお酒で割ってください」
ララティリア「準備させます」
アフネス「同じく」
アルティテュス「お金は今、払います」
金貨を鷲掴みにして袋から出した。
エミリア「すごいです、こんな古いお金は見たことありません」
エリザベス「ギルド時代の初期の通貨とこれは、、、」
アルティテュス「私が指示して初めて作ったソルです」
エミリア「ソルですか?」
アルティテュス「今は?」
エミリア「メリスです」
アルティテュス「そうですか、、、」
ララティリア「あの~”そんな”お金は頂けません」
アルティテュス「そんな、、、」
ララティリア「私は亜人国家の女王としてアルティテュス様に差し上げます」
アルティテュス「レティたちの母ってだけでここまで良くしていただけるなんて皆様には感謝しかありません」
ラフィア「関係を作るために必死になってます」
アルティテュス「私は1人しかいません、1つの、国家だけに癒着するわけにはいきません、ハイテーブルの者は全て国家と常に平等である事が前提です」
ジョセフィーヌ「よかった、、、」
ホッとした様子の女王たちだった。
しばらくして夕食が終わり、風呂の時間になった。
エルザ「お風呂、すっごく良い匂い」
ミレリアル「バラを撒いてみました」
いつものメンバーが入っていると、、、
アルティテュス「私も失礼します」
タオルを巻いて入ってきた。
ラフィア「美しいです」
エミリア「あれだけ飲まれたのに、、、」
体型が全く変わってない
そしてレティたちも入ってきた。
アルティテュス「皆様もそんな体ですか、、、」
エミリア「レティ姉さんたちと鍛え上げました」
ラフィア「引き締まった体にしました」
アルティテュス「引き締まった体も素敵ですが威圧的過ぎます」
騒ぐ事もなく終わった。
レティ「この水は売る」
マサムネ「わんこ蕎麦ならぬ、わんこワイン」
アルティテュス「楽しみです」
レティ「私も飲む、みんなも飲む」
久しぶりに7人揃っていた。
マサムネ「こんな時間まで何やってた?」
レティ「説教」
エティ「指導された」
アルティテュス「膝を曲げて床に座らせて、数千年分の説教です」
エティ「トイレも禁止だった」
ベティ「レティはお漏らしした」
マサムネ「お漏らし姉さん」
レティ「別に恥ずかしく無い、お漏らしは快感」
マサムネ「とりあえず、その発想は意味わからん」
アルティテュス「そういうところです」
レティ「知らない」
マサムネ「めちゃくちゃ姉さん」
アルティテュス「マサムネさんも大変ですね」
そしてワインが注がれた。
エミリア「飲めませんよ?」
エリザベス「私も飲めません」
ミレリアル「形だけでもお願いします」
「乾杯!」
エルザ「これすっごく美味しい」
ジョセフィーヌ「最高です」
アフネス「私もあまり飲めません」
ラフィア「それでもシルフィードの女王ですか?」
アフネス「はい」
ラフィア「私でもそれくらい飲めますよ」
一気飲みしてしまった。
ラフィア「私もお酒は強くなっています」
パトリシア「前とは明らかに違いますね」
ラフィア「昼の酒は強すぎますが、これは飲みやすいです」
夕食が始まって10分も経たないうちに3樽空いた。
エウフェリア「早すぎます、あまりにも早すぎます」
マサムネ「あの親子はエグい」
従者たちがそれぞれ後ろに立ち、容赦なく次から次に注いでいく。
エルザ「すっごく早い」
アルティテュス「こんなにたくさん飲ませていただけるとは幸せです」
ジョセフィーヌ「では後ほどエルファルトにもいらっしゃってください、最高のスパークリングワインを提供させていただきます」
アルティテュス「それは嬉しいです、後ほど参ります」
この機を逃すまいとあれこれ出して気を引く女王たち。
アフネス「フェルムスランドには酒とかありません」
ラフィア「紅茶があるでしょ?」
アフネス「紅茶ですか、、、」
ララティリア「リューセルは人気の酒とかはありませんが肉が最高です」
ジョセフィーヌ「リューセルの酒は強すぎます」
ララティリア「度々、火災に発展します」
マサムネ「そんなに強いのですか?」
ララティリア「最近になって作られるようになったものです」
アルティテュス「では、紅茶をその強いお酒で割ってください」
ララティリア「準備させます」
アフネス「同じく」
アルティテュス「お金は今、払います」
金貨を鷲掴みにして袋から出した。
エミリア「すごいです、こんな古いお金は見たことありません」
エリザベス「ギルド時代の初期の通貨とこれは、、、」
アルティテュス「私が指示して初めて作ったソルです」
エミリア「ソルですか?」
アルティテュス「今は?」
エミリア「メリスです」
アルティテュス「そうですか、、、」
ララティリア「あの~”そんな”お金は頂けません」
アルティテュス「そんな、、、」
ララティリア「私は亜人国家の女王としてアルティテュス様に差し上げます」
アルティテュス「レティたちの母ってだけでここまで良くしていただけるなんて皆様には感謝しかありません」
ラフィア「関係を作るために必死になってます」
アルティテュス「私は1人しかいません、1つの、国家だけに癒着するわけにはいきません、ハイテーブルの者は全て国家と常に平等である事が前提です」
ジョセフィーヌ「よかった、、、」
ホッとした様子の女王たちだった。
しばらくして夕食が終わり、風呂の時間になった。
エルザ「お風呂、すっごく良い匂い」
ミレリアル「バラを撒いてみました」
いつものメンバーが入っていると、、、
アルティテュス「私も失礼します」
タオルを巻いて入ってきた。
ラフィア「美しいです」
エミリア「あれだけ飲まれたのに、、、」
体型が全く変わってない
そしてレティたちも入ってきた。
アルティテュス「皆様もそんな体ですか、、、」
エミリア「レティ姉さんたちと鍛え上げました」
ラフィア「引き締まった体にしました」
アルティテュス「引き締まった体も素敵ですが威圧的過ぎます」
騒ぐ事もなく終わった。
レティ「この水は売る」
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説

もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【商業企画進行中・取り下げ予定】さようなら、私の初恋。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。

過程をすっ飛ばすことにしました
こうやさい
ファンタジー
ある日、前世の乙女ゲームの中に悪役令嬢として転生したことに気づいたけど、ここどう考えても生活しづらい。
どうせざまぁされて追放されるわけだし、過程すっ飛ばしてもよくね?
そのいろいろが重要なんだろうと思いつつそれもすっ飛ばしました(爆)。
深く考えないでください。

私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。

冷遇妻に家を売り払われていた男の裁判
七辻ゆゆ
ファンタジー
婚姻後すぐに妻を放置した男が二年ぶりに帰ると、家はなくなっていた。
「では開廷いたします」
家には10億の価値があったと主張し、妻に離縁と損害賠償を求める男。妻の口からは二年の事実が語られていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる