全知全能の一家は理不尽アル中

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ババアの降臨

偽者ですか?chapter1

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ルインを手に上がってきたミレリアルはすぐに通常サイズに戻った。

エルザ「これ、レティ姉さん持てるの?」

レティ「持てる」

するとそこへ、ラフィアがやってきた。

ラフィア「アフネスはどこです?」

エルザ「アフネスさんはお店に行ってくるって言ってたよ」

ジョセフィーヌ「おそらく先程の店では?」

ラフィア「行ってきます」

マサムネ「行こう」

エミリア「私も参ります」

エリザベス「私は残ります」

ラフィアに数人が付いてきた。

市場に着くと既にアフネスは店に居た、修理を手伝っていた。

アフネス「ラフィア女王」

ラフィア「自分で壊した物は自分で修理してください」  

店主「アフネス女王に手厳しいですね、お2人はどんな関係ですか?」

アフネス「イリーネス女王と言えばわかります?」

店主「イリーネス女王は先月、転生したとかでこちらに来ていただきましたが、、、」

ラフィア「ギルドも私の偽者が来たって言ってましたよ」

アフネス「私の盾を持ってください」

ラフィアが受け取るとアフネスと同じく中央の宝石が、光った。

アフネス「こっちが本物です」

店主「では飾ってあるサインは要りませんね」

そう言って紙を破り捨てた。

ラフィア「良かったのですか?」

店主「偽者のサインは要りません、良ければサインほしいです」

ラフィアは紙にスマイルマークと共にサインを書いた。

店主「この笑顔の絵は何ですか?」

ラフィア「マサムネさんから教わったスマイルマークです」

店主「とても笑顔になる絵です、店の1番見えるところに飾ります」

ラフィア「文字は下手なので恥ずかしいです」

アフネス「またご冗談を」

エミリア「ラフィアさんは字が上手いですね」

マサムネ「字が上手いのはいいことです」

ラフィア「そんなに?、この程度で?」

ジョセフィーヌ「私より綺麗です、本当に羨ましい限りです」

アフネス「私は下手です」

ラフィア「それは否定させません」

ジョセフィーヌ「アフネスは、、、縮れ麺です」

マサムネ「天パ文字」

ラフィア「それとは違います」

マサムネ「まぁ謙遜のつもりが逆に褒められてしまうか、、、」

店主「ここまで綺麗な文字は見たことありません」

ジョセフィーヌ「アフネスの文字は、どこでどのような教育を受けたらそのようになるのか、わかりかねます」

ラフィア「サボった?」

アフネス「勉強は嫌いです」

ラフィア「女王なら最低限として国民の為の知識は必要です」

ジョセフィーヌ「では私が指導しますね」

ラフィア「私からもお願いします」

レティ「アフネスはドM、間違えたら踏みつけて鞭使ってもいい」

マサムネ「それはレティのやりたいことでしょ?」

レティ「そう、そう言うのをやりたい」

マサムネ「まぁ、お好きにどうぞ」

レティはどこかに消えた。

ジョセフィーヌ「スパルタ式教育は私とは無縁です、リアーヌの時も叱っても、怒った事はありません」

エミリア「しかしながら、教育は叱ると怒るの線引きがややこしいです」

ジョセフィーヌ「感情的になってはならないです」

マサムネ「自己の感情を捨て去ることです」

エミリア「そう言われてみればそうですね」

アフネス「パワハラは死刑ですから」

マサムネ「死刑ですか?」

エミリア「種族間の紛争では上位種族から下位種族へのパワハラを認定した段階でほとんどが死刑です」

ジョセフィーヌ「ハイエルフなんて、ちょっと言葉を間違えたら、ほぼ間違いなく死刑ですよ、あまりにも不平等です」

エミリア「まぁ、そうでもしないと上位種族のほうが優位ですから」

ラフィア「シルフィードとハイエルフは同等ですね」

アフネス「パトリシアはこのことを良いことに、私を弄ってきます」

ラフィア「パトリシアさんはアフネスがお気に入りです」

エミリア「それは否定できませんよ」

アフネス「楽しいので構いませんが」

マサムネ「やっぱりドM」

ラフィア「仕方ありません」

それからしばらくして修理が終わった。

店主「こんな綺麗なお店をありがとうございます」


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