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ババアの降臨
顕現ですか?
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ギルドのメルクーリア支部、憲章上は自由貿易市国の飛地となっている街、ギルドの市場もある。
ラフィアやエウフェリアはまた果物を貰っていた。
マサムネ「なんか羨ましい」
イーサン「バレンタインデーではありませんよ?」
ラフィア「バレンタインデーとは?」
マサムネ「女性が好きな男性に渡すもの」
イーサン「日本ではそうですが、国によっては他の物とかも渡します」
マサムネ「まぁ、それは昔の話しで男女問わずお世話になった人とかに渡します」
ラフィア「これはマサムネさんにあげます」
マサムネ「いいの?」
ラフィア「はい」
マサムネ「何か美味しい物を作るか、、、」
そして支部に着いた。
二階建ての木造建築物、本部のように派手な装飾は無い。
少しだけ装飾された木製の扉を開けると、少し小さな砂時計が鎮座している。
エリザベス「ユーノスティアは?」
扉を開けて大声で叫ぶと、そこにいた冒険者たちの視線を受ける事になった。
すると受付の女性がやってきた。
受付「ユーノスティア様は200年程前に戦いで亡くなられました」
エミリア「ユーノスティアって?」
受付「お疲れ様です、エミリア様」
エミリア「私はどうでもいいです、エリザベス姉さんの話を聞いてあげてください」
受付「本当にエリザベス様ですか?」
エリザベス「私です」
受付「ユーノスティア様が亡くなられてから12人の支部長が変わりました」
ジョセフィーヌ「これは不老種の運命、大切な人を看取るとこになります」
エリザベス「そんな、、」
ジョセフィーヌ「私も3代目の葬式の時は気が狂ったように泣き叫んでいたと従者より聞いています」
エミリア「こればかりは仕方ありません」
レティーナ「少しだけなら魂は顕現できる」
エリザベス「少しでも構いません、もう一度でいいから会いたいです」
レティーナ「金貨100万枚でいい」
エリザベス「そんなお金は、、、」
エミリア「姉さんの為、私が」
レティーナ「今日は割引する、お金は要らない」
マサムネ「面倒な言い回しだな、素直にタダでいいって言えばいいのに」
レティーナ「反応を見る為」
エミリア「何の反応ですか?」
レティーナ「財産を投げ出してでも会いたいと思っているのか確認したい」
エリザベス「お金を払っただけで会えるのならお安いです」
ラフィア「蘇生できませんか?」
レティーナ「体がないからできない」
そして現在の支部長がやってきた。
エミリア「アンネッテ支部長、お疲れ様です」
アンネッテ「エミリア様、お疲れ様です」
エミリア「そしてエリザベス姉さんです」
アンネッテ「あのエリザベス様ですか?」
エリザベス「あの?」
アンネッテ「お会いできて光栄です」
ラフィア「やっぱり伝説的ですね」
エリザベス「何をおっしゃいますか、ラフィアさんの方が伝説ですよ」
エミリア「そうです」
ラフィア「伝説的って言われると恥ずかしいです」
アンネッテ「ラフィアさん?」
エミリア「紹介が遅れました、フェルムスランド初代女王イリーネス•ファイ•ミルフレイ」
アンネッテ「冗談ですよね?、本物は先日こちらにお越しいただきまして、生まれ変わったとか言って、それから何処かへ向かわれました」
エミリア「まぁそれは偽物でしょう、こちらが本物です」
アフネス「それは保証します」
レティーナ「それは偽物、ラフィアはイリーネス」
アンネッテ「ですよね、会った時からの覇気が違いましたから」
少し疑っていたようだった。
アフネス「この、レティーナって言う子がキリエ=ライト」
アンネッテ「私は敬虔なるキリエライト誓教信徒、お会いできるとはこの上無い幸せ」
跪いて奉っていた。
マサムネ「キリエライト誓教って?」
イーサン「こちらで言う宗教のような物だと思われます」
アンネッテ「レティーナ様にお会いできて大変光栄です」
レティーナ「ありがとう、嬉しい、エッチする」
エウフェリア「気をつけてください、強姦されます」
マサムネ「やったらここに縛り上げる」
レティーナ「わかった、しばらくここにいる、困ったらいつでも呼んでいい」
アンネッテ「よろしいのですか?」
レティーナ「アンネッテとは毎日エッチする」
エウフェリア「一度でも目をつけられたら最後、永遠に搾られます」
アンネッテは気絶した。
マサムネ「キリエライトもド変態」
ラフィア「エティさんが居てくれるからレティ姉さんの暴走を少しばかり止めれています」
エミリア「受付のウェルミナさんを呼んできてください」
エウフェリアは走って呼びに行った。
エミリア「アンネッテが気絶しました、お願いします」
ウェルミナ「わかりました」
そう言って頬を引っ叩いた。
アンネッテ「レティーナ様とエッチ、この私がレティーナ様と、、、」
エウフェリア「なんだか嬉しそうですね」
ラフィア「この人も変」
イーサン「自分が信仰している方と愛の営みを行うのですよ、そうなっても仕方ありません」
マサムネ「絶倫変態の神とエッチか、、、何か可哀想」
レティーナ「パーティーは抜けない、私はエティが呼べる」
ウェルミナ「アンネッテ様は何をおっしゃっているのですか?」
エウフェリア「レティーナさんとエッチな事する羽目になったそうです」
ウェルミナ「そうでしたか、、、アンネッテ様は結婚されてませんが、、、」
エミリア「そうでしたか」
それからユーノスティアの魂が顕現され、エリザベスと顕現された魂は一つの部屋に入って行った。
エミリア「何やら楽しそうですね」
ジョセフィーヌ「えぇ」
しばらくしてエリザベスが出てきた。
エミリア「では、そろそろ帰ります」
ウェルミナ「幸運を」
エミリア「幸運を」
一同はレティーナを残して王室に戻った。
ラフィアやエウフェリアはまた果物を貰っていた。
マサムネ「なんか羨ましい」
イーサン「バレンタインデーではありませんよ?」
ラフィア「バレンタインデーとは?」
マサムネ「女性が好きな男性に渡すもの」
イーサン「日本ではそうですが、国によっては他の物とかも渡します」
マサムネ「まぁ、それは昔の話しで男女問わずお世話になった人とかに渡します」
ラフィア「これはマサムネさんにあげます」
マサムネ「いいの?」
ラフィア「はい」
マサムネ「何か美味しい物を作るか、、、」
そして支部に着いた。
二階建ての木造建築物、本部のように派手な装飾は無い。
少しだけ装飾された木製の扉を開けると、少し小さな砂時計が鎮座している。
エリザベス「ユーノスティアは?」
扉を開けて大声で叫ぶと、そこにいた冒険者たちの視線を受ける事になった。
すると受付の女性がやってきた。
受付「ユーノスティア様は200年程前に戦いで亡くなられました」
エミリア「ユーノスティアって?」
受付「お疲れ様です、エミリア様」
エミリア「私はどうでもいいです、エリザベス姉さんの話を聞いてあげてください」
受付「本当にエリザベス様ですか?」
エリザベス「私です」
受付「ユーノスティア様が亡くなられてから12人の支部長が変わりました」
ジョセフィーヌ「これは不老種の運命、大切な人を看取るとこになります」
エリザベス「そんな、、」
ジョセフィーヌ「私も3代目の葬式の時は気が狂ったように泣き叫んでいたと従者より聞いています」
エミリア「こればかりは仕方ありません」
レティーナ「少しだけなら魂は顕現できる」
エリザベス「少しでも構いません、もう一度でいいから会いたいです」
レティーナ「金貨100万枚でいい」
エリザベス「そんなお金は、、、」
エミリア「姉さんの為、私が」
レティーナ「今日は割引する、お金は要らない」
マサムネ「面倒な言い回しだな、素直にタダでいいって言えばいいのに」
レティーナ「反応を見る為」
エミリア「何の反応ですか?」
レティーナ「財産を投げ出してでも会いたいと思っているのか確認したい」
エリザベス「お金を払っただけで会えるのならお安いです」
ラフィア「蘇生できませんか?」
レティーナ「体がないからできない」
そして現在の支部長がやってきた。
エミリア「アンネッテ支部長、お疲れ様です」
アンネッテ「エミリア様、お疲れ様です」
エミリア「そしてエリザベス姉さんです」
アンネッテ「あのエリザベス様ですか?」
エリザベス「あの?」
アンネッテ「お会いできて光栄です」
ラフィア「やっぱり伝説的ですね」
エリザベス「何をおっしゃいますか、ラフィアさんの方が伝説ですよ」
エミリア「そうです」
ラフィア「伝説的って言われると恥ずかしいです」
アンネッテ「ラフィアさん?」
エミリア「紹介が遅れました、フェルムスランド初代女王イリーネス•ファイ•ミルフレイ」
アンネッテ「冗談ですよね?、本物は先日こちらにお越しいただきまして、生まれ変わったとか言って、それから何処かへ向かわれました」
エミリア「まぁそれは偽物でしょう、こちらが本物です」
アフネス「それは保証します」
レティーナ「それは偽物、ラフィアはイリーネス」
アンネッテ「ですよね、会った時からの覇気が違いましたから」
少し疑っていたようだった。
アフネス「この、レティーナって言う子がキリエ=ライト」
アンネッテ「私は敬虔なるキリエライト誓教信徒、お会いできるとはこの上無い幸せ」
跪いて奉っていた。
マサムネ「キリエライト誓教って?」
イーサン「こちらで言う宗教のような物だと思われます」
アンネッテ「レティーナ様にお会いできて大変光栄です」
レティーナ「ありがとう、嬉しい、エッチする」
エウフェリア「気をつけてください、強姦されます」
マサムネ「やったらここに縛り上げる」
レティーナ「わかった、しばらくここにいる、困ったらいつでも呼んでいい」
アンネッテ「よろしいのですか?」
レティーナ「アンネッテとは毎日エッチする」
エウフェリア「一度でも目をつけられたら最後、永遠に搾られます」
アンネッテは気絶した。
マサムネ「キリエライトもド変態」
ラフィア「エティさんが居てくれるからレティ姉さんの暴走を少しばかり止めれています」
エミリア「受付のウェルミナさんを呼んできてください」
エウフェリアは走って呼びに行った。
エミリア「アンネッテが気絶しました、お願いします」
ウェルミナ「わかりました」
そう言って頬を引っ叩いた。
アンネッテ「レティーナ様とエッチ、この私がレティーナ様と、、、」
エウフェリア「なんだか嬉しそうですね」
ラフィア「この人も変」
イーサン「自分が信仰している方と愛の営みを行うのですよ、そうなっても仕方ありません」
マサムネ「絶倫変態の神とエッチか、、、何か可哀想」
レティーナ「パーティーは抜けない、私はエティが呼べる」
ウェルミナ「アンネッテ様は何をおっしゃっているのですか?」
エウフェリア「レティーナさんとエッチな事する羽目になったそうです」
ウェルミナ「そうでしたか、、、アンネッテ様は結婚されてませんが、、、」
エミリア「そうでしたか」
それからユーノスティアの魂が顕現され、エリザベスと顕現された魂は一つの部屋に入って行った。
エミリア「何やら楽しそうですね」
ジョセフィーヌ「えぇ」
しばらくしてエリザベスが出てきた。
エミリア「では、そろそろ帰ります」
ウェルミナ「幸運を」
エミリア「幸運を」
一同はレティーナを残して王室に戻った。
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