理不尽な全知全能とドMネキ

娘の所業

靴ですか？chapter2

妻の迷惑料は夫が負担する。
そしてアフネスには靴をオーダーメイドした。
トレーニングの連中は帰ってきた。

マサムネ「レティが迷惑をかけておりますゆえにアフネスさんには、こちらの靴を、お詫びとしてお渡しします、どうかお納めください」

面倒な言い回して渡した。

エルザ「何それ？」

マサムネ「モジュラーアーマータイプの戦闘用高摩擦ロングブーツです」

アフネス「良くわかりませんがありがとうございます」

マサムネ「つまりは装甲板が取り外しができるブーツということです」

アフネス「それはすごくいいです」

アフネスは早速ロングブーツを脱ぎ捨て、履き替えた。

アフネス「これは、、、全く滑りませんし、物凄く軽いです、本当にありがとうございます」

そこへ

ラフィア「新しい靴ですか？」

アフネス「マサムネさんにもらいました」

ラフィア「良かったですね」

ジョセフィーヌ「アフネスの新しい靴は、すごく斬新なデザインですね」

イーサン「ライフルのモジュラーレイルシステムのような構造ですね」

マサムネ「それを参考に」

アフネス「すごく高かったのではないですか？」

マサムネ「ほんのお詫びです」

エミリア「それ、ルフレーブですか？」

マサムネ「えぇ」

アフネス「何ですって？」

エミリア「ルフレーブの物らしいですよ」

アフネス「最高級店ではありませんか」

ジョセフィーヌ「憧れのルフレーブです」

アフネス「私もルフレーブの物には憧れがあります」

マサムネ「喜んでいただけて嬉しいです」

エウフェリア「ルフレーブってそんなに凄いんですか」

エミリア「私だってルフレーブでは買ったことありませんよ」

ジョセフィーヌ「同じく」

ララティリア「私のこのマントはルフレーブのものです」

ジョセフィーヌ「初めて知りました」

ミレリアル「羨ましい限りです」

エウフェリア「そんなにすごいところだとは知りませんでした」

エルザ「レティ姉さんたちの変な鎧もルフレーブの物でしょ？」

レティ「そう」

知らなかったらしいが普段から最高級店でオーダーメイドで買い物をしていたパーティーメンバーたち。

エウフェリア「そろそろ本日分の買い物に行きたいのですが」

パトリシア「行きましょう」

アフネス「これで安心です、運びます」

ラフィア「ついて行きます」

ララティリア「私も行きます」

そして出て行った。

ミレリアル「では、私たちは食器を磨き上げましょう」

ジョセフィーヌ「鏡面のようにです」

レイチェル「頑張ります」

イーサン「パトリシアさんは水垢ひとつ許されません」

イト「えぇ、美味しい料理は綺麗な皿だと思います」

レティ「じゃあ料理してくる」

レティリア「やる」

エティ「外で勧誘してくる」

またしても汚い料理を準備し始めた。

マサムネ「匂いは少しはマシ、でも、味はゴミ」

エルザ「マサムネってゴミ食べたことあるの？」

マサムネ「表現の仕方、ゴミのように悲惨な味っていう意味」

その頃ラフィアたちは、、、

アフネス「滑りません、ここに来るだけでも10回は滑っていましたが」

ラフィア「マサムネさんのおかげですね」

パトリシア「滑ってはいませんが、足腰が貧弱ですつまづき過ぎです」

ラフィア「ご老体アフネス」

アフネス「ご老体です、私は老人です、優しく接してください」

パトリシア「介護しましょう」

ラフィア「はい、杖、眼鏡、シワも描き込みましょう」

老人のような装いになってしまった。

アフネス「冗談です、やめてください」

エウフェリア「何でアフネス女王は老人のような格好をしてるのですか？」

ララティリア「冗談を言ったら弄られたみたいですよ」

エウフェリア「あまりにもやり過ぎではありませんか？」

アフネス「構わずどうぞ」

エウフェリア「アフネス女王まで姉さんの真似しています」

アフネス「構わずどうぞ」

パトリシア「姉さんの真似するなら後から姉さんと部屋に閉じ込めます」

ラフィア「勝手にどうぞ」

アフネス「やめてください、恥ずかしい声が出てしまいます」

パトリシア「アフネスには華がありません」

無骨な装い、2色以上は使わない服

アフネス「構いません」

ダラダラと喋りながら買い物をしていた。