理不尽な全知全能とドMネキ

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娘の所業

エウフェリアchapter1

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ララティリアたちは王国の町に着き、宿に泊まった。みんなは同じ部屋だった。

ララティリア「エウフェリアがジョセフィーヌの所に召喚されるとは思ってもいませんでした」

エウフェリア「孤児院で魔法の教育を受けていた時、突然、魔法陣が現れて、裸にされて目隠しまでされて、男たちの前に放り出されたんですよ、普通なら強姦されるところです」

イーサン「偏見過ぎです」

エティ「下手くそな魔導師たちは裸にさせないと召喚できない」

エウフェリア「なんですかそれ」

エティ「私なら召喚術と転送術を同時に制御できる、だから裸にはならない」

ララティリア「そんなことは可能なのですか」

エティ「それなら召喚してみる、誰にする?」

ララティリア「任せます」

エウフェリア「では、リューセル王国の近衛隊長を呼んでください」

イーサン「流石にそれは、、、」

エウフェリア「構いません」

エティ「名前は?」

ララティリア「アナスタティアス」

エティ「変な名前」

エウフェリア「”変な”とはいい過ぎです」

エティ「いい過ぎた、個性的な名前」

ララティリア「気にせずどうぞ」

エウフェリア「母さんまでそういう言葉を使うのですか」

ララティリア「気に入りました」

それからエティが魔法を使うと魔法陣が現れて厳つい漢が出てきた。

アナスタティアス「これは、陛下!」

ララティリア「ごめんなさい、エティさんに召喚してもらいました」

アナスタティアス「エティさんとは?」

エウフェリア「ジャンヌ様の一柱です」

アナスタティアス「ご冗談を、、、」

エティ「私」

エウフェリア「召喚術と転送術を同時に制御できるのは普通の魔導師にはできませんよ」

エティ「そう」

アナスタティアス「これは失礼しました」

ララティリア「貴官には王室に帰るまでの護衛を受けていただきます」

アナスタティアス「この命に変えましても必ずお護りいたします」

エティ「その必要はない、居てくれるだけていい、私が護る」

ララティリア「よろしいのですか?」

エティ「いい」

ララティリア「ですが、、、」

エウフェリア「ありがとうございます」

イーサン「私も全力で」

アナスタティアス「この方々は護衛官ですか?」

ララティリア「リリフィオレリアです」

アナスタティアス「えっ!」

ララティリア「冗談ではありません」

エウフェリア「エティさんに戻していただきました」

エティ「レティのお願いだから、それに、エウフェリアの戻りたいって思いも強かったから」

アナスタティアス「レティとは?」

エウフェリア「ジャンヌ•サン=ロード、憤怒のレティですよ」

アナスタティアス「あの憤怒ですか、、、」

エティ「私は傲慢のエティと呼ばれてる」

アナスタティアス「憤怒の人は伝説上の人だと思ってました」

エウフェリア「姉さんは伝説なんかではありません、私の参加しているパーティーメンバーです」

アナスタティアスはまだ疑っていた。

ララティリア「本当ですよ」

エティ「レティは私より変態、イーサンはレティとやった」

イーサン「嘘ですよね?」

エティ「レティに聞いたから」

エウフェリア「やったのですか、浮気は許しません、私とだけエッチしてください」

呆れ顔の近衛隊長

ララティリア「イーサン、愛の営みはエウフェリアとだけでお願いします」

エウフェリア「次、他の人とやったらその下半身の息子は切り取ります」

イーサン「誤解です」

エティ「多分、イーサンはレティに強姦された」

エウフェリア「それなら仕方ありません、姉さんの権利を剥奪することはできません」

エティ「それならいい」

イーサン「記憶に無い事で咎められるのは、嫌いです」

エウフェリア「ごめんなさい」

イーサン「構いません」

記憶に無い強姦をされ、咎められるとは理不尽すぎる結末だった

ララティリア「エウフェリアはクーシーです、これからは王女として接していただきます」

エティ「不満があるなら私に言っていい」

ララティリア「全ての始まりは、私の間違いです、私に言ってください」

アナスタティアス「それはできません」

それからエウフェリアとイーサンは一緒に風呂に入った。

エウフェリア「私も洗ってあげます」

イーサン「丁度いい加減で上手です」

エウフェリア「イーサンだって上手ですよ、毎日、少しずつ上手くなっています」

仲のいい夫婦だった。
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