全知全能の一家は理不尽アル中

娘の所業

先代の物ですか？

パトリシアの屋敷に着いた

従者1「おかえりなさいませパトリシア様」

従者2「おかえりなさいませレティリア様」

従者3「いらっしゃいませ皆様」

レティリア「紹介してあげる」

パトリシア「お願いします」

レティリア「ご存知、お茶担当のクローディア、清掃長のアリエル、庭師長のクレア」

パトリシア「クローディアはこの屋敷の10名の従者たちを総括しています」

ジョセフィーヌ「王国でも選りすぐりの方々です」

マサムネ「清掃担当のアリエル、よく落ちそう」

レイチェル「調理がいませんが」

パトリシア「ここにいる時は調理は私がやっています」

レティリア「お手伝いの皆んなも食べてる」

ジョセフィーヌ「その手がありました」

ミレリアル「その手とは？」

ジョセフィーヌ「女官長は私を嫌っているようにも思えます」

ミレリアル「着飾る事を拒むからです」

ジョセフィーヌ「着飾ることは嫌いです、軽微な服装で、快適に生活したいだけです、こんな派手に結った髪と幾重にも重なったドレスでは移動だけでも大変です、ティアラなんて邪魔で仕方ありません」

パトリシア「それが女王と言うものではありませんか？」

ミレリアル「私も着飾るのは嫌いです」

アフネス「女王の威厳と権力の象徴のため、いや民衆の象徴のために無理矢理にでも着ないといけません」

ジョセフィーヌ「それでも国民の血税です、派手な服装はできません、それに国民の生活の格差も縮まらない状況です」

レティ「それでも女王は着飾って欲しい」

パトリシア「よその国から見られた時に国の首脳が見窄らしい格好だと、主すら立てれない貧しい国家と思われても仕方ないという意見も一部ではあるようです。
適切に適度に着飾ることもまた国の繁栄を象徴するものだと考えます」

エミリア「正論ですね、それにしても女王は大変ですね」

ジョセフィーヌ「私もエミリア様のようにキトンを着たいです」

エミリアのドリス式キトン、純白の服

エミリア「これはギルドマスターの服ではありませんよ、代々受け継がれた物です」

ジョセフィーヌ「エリザベス様のですか？」

エミリア「ギルドの前身から長を務める者が着たものを補修して使っていると聞いています」

ミレリアル「エリザベス様は胸部を貫通されて亡くなりましたが、、、」

エミリア「えぇ、ここに補修跡があります」

ジョセフィーヌ「ではそれはエリザベス様が亡くなられた時に着ていた物ですか」

エミリア「そうです、そのエリザベス様も同じです、その時の死装束を受け継ぐ事で2度と同じ死に方は許されないという意味があります」

ミレリアル「恐れ多いものです」

エミリア「長としての象徴です」

レティ「私が初代の長に買ってあげた、なんかそこまで重たい物になるとは思わなかった、大変そう」

マサムネ「お前が元凶か」

エミリア「元凶とは…詳しくお聞かせください」

レティ「初代のハイエルフの長はメナだったと思う、山での戦いでメナの服はボロボロになって、そのまま全裸になった、そして死にかけた、街での治療のために服を買ってあげた」

エミリア「書物に書いてあった通りです」

ジョセフィーヌ「私はもうこれ以上の文句はいいません、女官長の言われた通りにします」

パトリシア「そんな昔から受け継がれた物だったのですね、それにしても純白です」

エミリア「汚すことはできませんし、私だってこんな物は着たくありません、ラフィアさんが以前着ていたタンクトップと言う服やランニングウェアと言う服で生活したいです」

レティ「それは保管して着たい服を着れば良い」

エミリア「それでは、これは特別な時に着ます」

レティ「私もこれは特別な時に着る」

ラフィア「私ので良ければ差し上げます」

エミリア「それはラフィアさんのです、買って来ます」

レティ「今から買いに行く」

エミリア「私も行きます」

エルザ「レティさんの鎧は僕が預かるよ」

レティ「お願い」

レティとエミリアは買い物に行った。

マサムネ「レティのレベルなら買えないだろ」

エウフェリア「残念ですか買えません」

しばらくして帰ってきた。

エウフェリア「なんで水着なんですか？」

レティ「高くてこれしか買えなかった」

エミリア「残念ですがそのようです」

マサムネ「言えばよかったのに」

ラフィア「エミリア様、綺麗」

エウフェリア「ラフと同じじゃないですか」

イーサン「見事な筋肉美です」

エウフェリア「私以外の女性で興奮したのですか？」

イーサン「それは、、、」

エウフェリア「エッチの時、私の体を触ってものすごく興奮してたくせに」

イーサン「リアには敵いません」

エウフェリアは照れてしまった

エルザ「えぇ～、イーサンってエウフェリアの体を触って興奮したんだ」

エウフェリア「イーサンは優しく気持ちよくしてくれます」

ララティリア「イーサン、エウフェリアをよろしくお願いします」

エミリア「エウフェリアさんはまた妊娠したのですか？」

エウフェリア「そんな、、、」

レティ「おめでとう」

エウフェリア「あんなに痛いのは嫌です」

レティ「イーサンも頑張ってる」

イーサン「毎日求められるので、、、」

パトリシア「おやおや、エウフェリアさんもやらしい痴女ですか」

エウフェリア「痴女ではありません、ムラムラが収まらないだけです」

レティ「私より絶倫」

ラフィア「リア変態」

エウフェリア「変態とはなんですか、私は変態ではありません」

パトリシア「そういうの嫌いではありませんよ」

ジョセフィーヌ「大変ですね」

エウフェリア「痛いのは嫌ですか、その分、気持ちよくしてくれるので嬉しいです」

ララティリア「イーサンには感謝してもしきれません」

レティ「じゃあ、予定通り今からエウフェリアは元に戻す」

それからしばらくしてエティが呼ばれてエウフェリアはクーシーに戻った。

イーサン「私もリアと同じになりました」

マサムネ「マイルズさんと一緒か、、、」

ララティリア「私は国にお知らせに行きます」

エウフェリア「私も行きます」

イーサン「では私も」

エティ「私も行く」

マサムネ「いってらっしゃい」

4人は出て行った。

パトリシア「そろそろアフタヌーンティーの時間です」

クローディア「本日は紅茶のクッキーを焼いてみました」

パトリシア「これは初めてです」

それから休憩に入った。