全知全能の一家は理不尽アル中

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娘の所業

飯マズの妻chapter2

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店に着いた。
それから開店準備に取り掛かった。

レティ「表で売ってくる」

マサムネ「勝手にどうぞ」

パトリシア「あんなゲロみたいなもの、誰が買うのですか」

レティ「ファンの人に買ってもらう」

マサムネ「勝手にどうぞ」

エミリア「よろしいのですか?」

マサムネ「これで構わないです」

アフネス「大丈夫なのですか」

ラフィア「何かあれば自業自得です」

エティ「私は知らない」

妹たちはレティが飯マズなのは知っていた。

ラフィア「リアみたいに味見してくださいよ」

エルザ「エウフェリア、自分の飲んでた」

ラフィア「赤ちゃんに飲ませるのだから味見しないといけないとか言ってましたよ」

エルザ「変なの」

ラフィア「リアはそこら辺が変わってます」

レティ「わかった味見する」

ジョセフィーヌ「味見は大切ですよ」

エミリア「個性的すぎるとあまり売れないと思います」

マサムネ「この店はそれとは関係ないです」

レティリア「レティが売ってる間は頑張る」

レティ「お願い」

アフネス「私にも任せてください」

エミリア「では、私とジョセフィーヌは2階に参ります」

マサムネ「ごゆっくりどうぞ」

エルザ「僕、外で呼びかけてくるね」

ラフィア「仕込みを始めましょう」

パトリシア「えぇ、今日は多くなりそうですから」

レティ「私も始める」

レティは店の外に屋台を設置して準備を始めた。

マサムネ「一応手伝うけど」

レティ「ありがとう」

そういって屋台は準備が終わった。

レティリア「レティを手伝う」

マサムネ「勝手にどうぞ」

パトリシア「配膳が1人しかいませんよ」

アフネス「大丈夫です」

マサムネ「イーサンがいない間は会計をやります、大変そうなら手伝います」

アフネス「これは試練です」

パトリシア「まぁそこまで言うのでしたら頑張ってください」

今日はエルザは普通サイズだった。
開店前から列ができていた。

マサムネ「不定休の店なのにこんなに来てくれるとは有り難い」

客1「デッケぇー姉ちゃん、今日は小さい」

エルザ「2人がおやすみ中だもん、うるさくできないよ」

客1「そっか、で、この屋台は?」

エルザ「レティさんとレティリアさんが料理するんだって」

客1「マジかよ、それなら買うよ」

エルザ「個性的だよ?」

客1「もしかして飯マズとか?」

エルザ「好きな人は好き、嫌いな人は嫌いだよ」

しばらくしてレティとレティリアが鍋を運んできた。
匂いは変わらず、洋食店の匂い

客1「いい匂い」

そして開店した。

レティ「いっぱい買って欲しい」

やらしく諭すとファンたちに囲まれた。

客2「好きです、沢山買います」

レティ「お椀一杯、銅貨4枚」

およそ400円で売られている、飛ぶように売れていったが、、、

客3「マズいじゃないか、返金しろ」

レティリア「返品してから」

客3「ふざけんなよ、今すぐ金返せ」

クレーマーに捕まった。

レティリア「嫌」

客3「店長出せ」

レティリア「店長はレティ」

客3「誰?」

レティ「私」

レティリア「私」

客3「もういい、中の人呼べ」

レティリア「わかった」

レティ「呼んでくる」

レティはその場で呼んできた。

レティ「クレーマー来た」

アフネス「クレーマーだそうですよ」

パトリシア「ラフィアさん少し頼みましたよ」

パトリシアがやってきた。

パトリシア「あなたはこの商品の事を全く知らずに勢いで購入してしまい、その上無能がゆえに暇を持て余してクレームをつけて、店が対応してくる事に快感を得ているのですね、そう言うテンプレート通りのクレーマーは沢山居ますので何も物珍しさはありません」

客3「ふざけんなやババア」

パトリシア「私の外見は、見た目は20代で止まっていますが」

客3「いいから返金しろ」

パトリシア「返品できないなら断ります」

客3「テメェ~」

クレーマーはパトリシアの胸ぐらを掴んだ。

パトリシア「お客様、暴力はおやめください」

レティリア「こう言う理不尽な人嫌い」

レティ「私は好き」

客3「殺すぞババア」

パトリシア「どうか命だけは」

命乞いを演技するパトリシア、やり方がふざけてる

しばらくして騒動を聞いたと言う自警団がやってきた。

自警団の女「どうかされました?」

パトリシア「この男に胸ぐらを掴まれて、殺すぞって、脅されました」

レティリア「返金しろって強要してきた」

パトリシア「私をババアと言いました」

自警団の男「強要罪、暴行罪、年上者名誉毀損罪です」

このギルドでは罪は加算されていく

自警団の女「では死刑です」

客3「死刑?」

そう聞いてクレーマーは失禁した

パトリシア「自業自得です」

自警団の女「では斬首、八つ裂き、水没、絞首のどれにされますか」

即答だった
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