全知全能の一家は理不尽アル中

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ババアの娘

エルザ

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一方、ギルドでは、、、
うるさい号鐘が始まった、
避難する住民、準備を始める冒険者、

先生「ランク5、まさかあの洞窟の蜘蛛ではないでしょう、とにかく今すぐ旅団を集めて生徒たちを助けに行きます。」

冒険者「あの生徒の中にとてつもなく強い人がいる、そう感じます」

先生「剣聖レティリアのコスプレしてる生徒に、カーリーそっくりの武器を使う生徒」

巨人族が1人でも本気で暴れるとそれだけで5e、普通の冒険者など必要無し。

先生「約束は約束です」

するとそこへギルドマスターがやってきた

エミリア「冒険者を目指す人を助けてください、私も向かいます。」

先生「エミリア様、生徒はかならず助けます。」

エミリア「では広場に集合です。」

ギルド前は冒険者によって埋め尽くされた。

ランク5以上では決起集会が行われる。

エミリア「冒険者の皆様、生き残った生命のため、戦うときがきました、運命は皆様の戦いによって決まります。
皆の為、奮励努力を怠ることのないよう願います。
ジャンヌ様のご加護を、我らと共にあれ」

集まった冒険者、すると、そこへ

「お待ちを、私も戦う」

「エルファルトの女王?」

エミリア「ジョセフィーヌ女王ではありませんか」

ジョセフィーヌ女王がやってきた。お忍びの筈がすでにお忍びではない

女王「いえ、今は冒険者、ミリムとお呼びください」

エミリア「お怪我の無いように、、、」

女王を心配してるギルマス、すると女王が言った。

ミリム「あの生徒の中にエルザ•ミュー•メルクーリアがいます、私の友人の娘さんです」

ミレリアル女王の娘さんとは、エルザのこと
友人の娘を勝って召喚して怪我でもさせれば関係が最悪になる、明白だった。

先生「カーリーのような戦鎚をお持ちでしたので、薄々感じていましたが、まさか王女とはわかりませんでした。」

あの巨乳の女の子は次期女王

エルザが持っているネックレス、それはエルザがまだ幼い頃にジョセフィーヌがあげたもの、認識阻害があるため、普通の人にはわからない

ミリム「まぁ、とにかく、エルザが心配です急ぎましょう」

エミリア「出発!」

「幸運を」

ものすごい数の冒険者、ギルドマスターを先頭に出発して行った。
しばらくして、一行がマサムネ達のもとに着いた

先生「皆さまは無事ですか?」

エルザ「マシューが気を失ってる」

先生「かなり怪我してるじゃないですか、直ぐに処置を始めます。エウフェリアさんとラフィアさんは手伝ってください」

ラフィア「多分、呪術系の呪いがかけられてる」

エウフェリア「呪術系は面倒です」

エルザ「マシューは絶対助けてよ」

先生「わかりました、必ず助けます」

ミリム「エルザ、それに皆様、無事でしたか?」

エルザ「誰?」

あれから月日は過ぎている、わからなくても無理はない。

ミリム「ジョセフィーヌです」

エルザ「ジョセフィーヌお姉さん」

マサムネ「女王?」

ミリム「今は冒険者としてミリムを名乗っています」

レティ「あっ!あの人」

マサムネ「お姉さんて、エルザ何者?」

エミリア「今は戦いが優先です」

エルザ「もう終わったよ」

イーサン「エルザさんが終わらせました。」

レティ「エルザすごかった」

マサムネ「一振りで洞窟ごと消し去るなんてチート過ぎる」

エミリア「これがカーリーの力ですか」

ユリウス「エミリア様、これはカーリーなのですか?」

エミリア「ユリウスですね、これはカーリーだそうです」

伝説の武器が目の前にある、しかもそれを持っているのは同じパーティーの女の子。それを補佐する冒険者

ユリウス「天井を落として閉じ込めたものの、突破されたから洞窟ごと吹き飛ばす、普通なら無理ですもんね」

マサムネ「カーリーは巨人族の武器だったような、エルザって何者?」

エルザ「黙っててごめんなさい」

エルザ「僕の名前はエルザ•ミュー•メルクーリア、メルクーリア王国の次の女王だよ、そしてこれはカーリー、おばあちゃんからもらった」

ミリム「その話、詳しく聞かせて」

友達だから気になるのか?それとも別の理由があるのか、

エルザ「おばあちゃんが譲位してお母さんが女王になった時、『エルザも次の女王だから冒険者になって強くなりなさい』って言われた。
もっと遊びたいから断ったら、おばあちゃんがこのカーリーあげるって言った、その時、強くなるって決めた」

マサムネ「本当に巨人族?」

エルザ「巨人族は本気にならないとおっきくならないよ、それに年は156歳」

巨人種A型、普段は人間と変わらないが、本気になると20mを超える巨人になる、年齢は1000歳以上になることもある。
巨人種B型、普段は人間より少し大きいくらいで、寿命も人間とほとんど変わらない。

イーサン「国を託される重圧、私には堪え難いものですが、156歳の割には精神年齢が13-14歳くらいにしか思えないです」

エルザ「嘘じゃないもん」

ツインテールの女の子が156歳は流石に疑う

エミリア「とりあえず、災厄の撃退はエルザのおかげですね?」

エルザ「僕がやっつけた」

ミリム「ありがとうエルザ」

エルザ「お礼はいいよ、だって災厄と戦って強くなると決めたのは僕だもん、報酬もいらない」

報酬を拒否する冒険者とは聞いたことない

エミリア「規則に従ってパーティーには報酬をお渡ししなければなりませんが、リーダーは誰ですか?」

マサムネ「俺ですけど、エルザが決めてよ」

エルザ「じゃあ、少しでいいよ、残りはギルドにあげる」

エミリア「そのような申し出は初めてで、、、では、数日間は冒険者は非課税とします」

ミリム「やりすぎではありませんか」

エミリア「エルザさんがギルドに寄付されたのですから、ギルドは所属する冒険者に分配する義務があります」

ミリム「それでいいの?エルザ」

エルザ「いいよ、だってわざわざ来てくれたんだもん」

お金に関してはどっかの変態騎士とは真逆のエルザ、人に尽くし、見返りを求めない。

レティ「私なら全てもらう」

エミリア「あっ、あなたが剣聖レティリアのコスプレイヤーですか?」

ミリム「ん?」

マサムネ「コスプレイヤーだって」

レティ「コスプレイ?新しいプレイですか?」

マサムネ「それは構わずどうぞ」

レティ「気になる」

3日目、エルザが王女だとわかって
が終わった





















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