私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜

私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。

「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。

あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。

ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。


*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
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