命を狙われている王女の他国逃走劇

フローレンス王国の第一王女リリシア。
平和な国と名高い国の王女であるリリシアは、何故か幼い頃から毒殺されかけたり、護衛の騎士に殺されかけたり、社会的に殺されかけてきた。

リリシアは幼いながらに決意する。

「よし強くなろう。じゃないと近い未来に命はない。」


その結果、見た目の可憐さや社交界での無邪気な少女という評判とは裏腹に、毒耐性持ち、近接戦可能というトンデモ王女が出来上がった。

それでもひたすら殺されかける彼女は決意する。

「他国に婚姻でもして逃げよう。自分の命のために。」

だがそれには大きな問題があって…?


彼女が他国に逃げられるのが先か、彼女が殺されるのが先か。
とある王女様がひたすら生きるために頑張るお話。

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