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鬼ごっこと不良の王様
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複数の人の話し声がするから鷲杜の他にも誰かいるのだろう。
何故こんな人気がない所に鷲杜達が来たのか分からないが、漏れ聞こえてくる声から、どうにも揉めている感じがするんだけど……
鷲杜が誰かと揉めているなら助けになりたいが、
以前に鷲杜から言われた言葉が枷になっていて動いていいのか分からない。
『僕を束縛する園宮くんとは、もう関わりたくない』
鷲杜の方が、俺の気持ち悪い言動のせいで俺と言う存在がトラウマになってしまっていると思うが、俺にとってもあの時の鷲杜の言葉はトラウマなのだ。
そう簡単には鷲杜の為に動けなくなってしまっている。
俺みたいなのが仲裁に入ってもどうしようもない
……でも鷲杜を放っておけない。
悩んだ末、俺は百鬼先輩達の力を借りる事にした。
風紀委員にここまで見廻りに来て貰うのだ。
ジャージのポケットに入れていた携帯を取り出して百鬼先輩に電話を掛ける。
実は昼休みを一緒に過ごすようになってすぐに交換していた……先輩達が俺なんかに連絡先を教えてくれる良い人で良かった。
数回のコール音の後、耳に馴染んだ硬質な声が聞こえた。
『はい、百鬼です』
電話の向こうの百鬼先輩に事情を話そうとした瞬間、俺の耳にとんでもない言葉が飛び込んで来た。
「だからさぁ、早く僕を殴ってってば!それを園宮ありすが指示したって風紀委員会に訴えるんだから!」
は?
何故こんな人気がない所に鷲杜達が来たのか分からないが、漏れ聞こえてくる声から、どうにも揉めている感じがするんだけど……
鷲杜が誰かと揉めているなら助けになりたいが、
以前に鷲杜から言われた言葉が枷になっていて動いていいのか分からない。
『僕を束縛する園宮くんとは、もう関わりたくない』
鷲杜の方が、俺の気持ち悪い言動のせいで俺と言う存在がトラウマになってしまっていると思うが、俺にとってもあの時の鷲杜の言葉はトラウマなのだ。
そう簡単には鷲杜の為に動けなくなってしまっている。
俺みたいなのが仲裁に入ってもどうしようもない
……でも鷲杜を放っておけない。
悩んだ末、俺は百鬼先輩達の力を借りる事にした。
風紀委員にここまで見廻りに来て貰うのだ。
ジャージのポケットに入れていた携帯を取り出して百鬼先輩に電話を掛ける。
実は昼休みを一緒に過ごすようになってすぐに交換していた……先輩達が俺なんかに連絡先を教えてくれる良い人で良かった。
数回のコール音の後、耳に馴染んだ硬質な声が聞こえた。
『はい、百鬼です』
電話の向こうの百鬼先輩に事情を話そうとした瞬間、俺の耳にとんでもない言葉が飛び込んで来た。
「だからさぁ、早く僕を殴ってってば!それを園宮ありすが指示したって風紀委員会に訴えるんだから!」
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