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王道転校生とルームメイト
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俺は昔から我慢が苦手で、更に思った事をすぐ口に出してしまう性格だった。
人によってはそれを【裏表がない】と言って好意的に捉えてくれるが、ほとんどの人からは【デリカシーがない】と言われて嫌厭されてきた。
俺の家はそれなりの資産家だし、俺自身も恵まれた容姿をしているから、表立って疎んでくる奴はいなかったけど……それが返って不快で堪らなかった。
俺の外側しか見てない奴を見ると嫌悪感で吐き気がする。
受験前にちょっとばかしヤンチャをして、受験に間に合わなかった俺に、理事長である叔父がこの学校への転校を勧めてくれた。
あ、ちゃんと編入試験は受けたから!
裏口入学じゃないから!
あの叔父がそんなの許すはずないしな。
で、容姿で態度を変えられたくないっていうのを叔父に相談したら、変装して本来の容姿を隠す事を提案されたのだ。
ダサければダサい程いいと思って選んだら、怪しさ満点の奴が出来上がってしまったけど。
それでも、こんなダサい俺でも好意的に接してくれるし、友達にもなってくれる人間がいる事が嬉しくて、ほんの少しだけ浮かれてしまっていたんだと思う。
陽や颯介からは何度も忠告されていた。
『生徒会役員と自分達では住む世界が違い過ぎる。
仲良くするなとは言わないけれど、周りの事をよく考えてから話かけるようにして欲しい』
余りにも真剣な顔で言うから、納得はしていなかったけど、とりあえず分かったと言って頷いていた。
住む世界が違うとは思わなかった。
話してみたら、颯介達と何も変わらない、普通の男子高校生だと思った。
………一部普通じゃない事してきた奴もいるけど。
友達と会話をするのに何で周りの目を気にしなきゃならないんだ。
ずっと納得できないまま、俺は間違っていないと思い込んだまま過ごしてきた。
さっきまでは
人によってはそれを【裏表がない】と言って好意的に捉えてくれるが、ほとんどの人からは【デリカシーがない】と言われて嫌厭されてきた。
俺の家はそれなりの資産家だし、俺自身も恵まれた容姿をしているから、表立って疎んでくる奴はいなかったけど……それが返って不快で堪らなかった。
俺の外側しか見てない奴を見ると嫌悪感で吐き気がする。
受験前にちょっとばかしヤンチャをして、受験に間に合わなかった俺に、理事長である叔父がこの学校への転校を勧めてくれた。
あ、ちゃんと編入試験は受けたから!
裏口入学じゃないから!
あの叔父がそんなの許すはずないしな。
で、容姿で態度を変えられたくないっていうのを叔父に相談したら、変装して本来の容姿を隠す事を提案されたのだ。
ダサければダサい程いいと思って選んだら、怪しさ満点の奴が出来上がってしまったけど。
それでも、こんなダサい俺でも好意的に接してくれるし、友達にもなってくれる人間がいる事が嬉しくて、ほんの少しだけ浮かれてしまっていたんだと思う。
陽や颯介からは何度も忠告されていた。
『生徒会役員と自分達では住む世界が違い過ぎる。
仲良くするなとは言わないけれど、周りの事をよく考えてから話かけるようにして欲しい』
余りにも真剣な顔で言うから、納得はしていなかったけど、とりあえず分かったと言って頷いていた。
住む世界が違うとは思わなかった。
話してみたら、颯介達と何も変わらない、普通の男子高校生だと思った。
………一部普通じゃない事してきた奴もいるけど。
友達と会話をするのに何で周りの目を気にしなきゃならないんだ。
ずっと納得できないまま、俺は間違っていないと思い込んだまま過ごしてきた。
さっきまでは
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