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89話 季節イベント②
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ボイチャから外れ、夕飯に移り。
とは言っても、コンビニ弁当を脇に、ゲームは起動しっぱなし。
冬休み故の怠惰の面。背徳感が心地よい。
そんな状態で、フィールドの片隅に座り込みながら考える。
ウルフの扱い、現状は追撃モードを基本として、要所要所で別の行動指示で火力を稼いでいる。
けど、それで火力不足に陥っている。
解決法も同時に分かってはいる。
追撃モードを使うのを止め、全部行動指示を出して攻撃させる事。
追撃モードは確かに便利。本体行動に追従するから、複雑な事しなくてもそれなりの火力を出してくれる。
けど、「それなり」止まり。理想火力を出すには手数が足りない。
当然操作は一気に複雑になる。本体と召喚体、それぞれで攻撃を繋げながら、位置関係や敵の行動次第でアドリブを入れていく。と動画では見た。
…元々その為じゃないか。
こっちでの召喚体操作の精度を上げて、もっと自由に動かせるウルフのイメージを作り、それを魔術の方に持ち込む。
なら決まりだ。待ち合わせまであと2時間、稼ぎついでにここらで試してみよう。
事のついでだ、武器ももう1種持つのも検討してみよう。
初期の頃と比べて色々経験した分、改めて使うと合うって事もあるかもしれない。
とは言っても、コンビニ弁当を脇に、ゲームは起動しっぱなし。
冬休み故の怠惰の面。背徳感が心地よい。
そんな状態で、フィールドの片隅に座り込みながら考える。
ウルフの扱い、現状は追撃モードを基本として、要所要所で別の行動指示で火力を稼いでいる。
けど、それで火力不足に陥っている。
解決法も同時に分かってはいる。
追撃モードを使うのを止め、全部行動指示を出して攻撃させる事。
追撃モードは確かに便利。本体行動に追従するから、複雑な事しなくてもそれなりの火力を出してくれる。
けど、「それなり」止まり。理想火力を出すには手数が足りない。
当然操作は一気に複雑になる。本体と召喚体、それぞれで攻撃を繋げながら、位置関係や敵の行動次第でアドリブを入れていく。と動画では見た。
…元々その為じゃないか。
こっちでの召喚体操作の精度を上げて、もっと自由に動かせるウルフのイメージを作り、それを魔術の方に持ち込む。
なら決まりだ。待ち合わせまであと2時間、稼ぎついでにここらで試してみよう。
事のついでだ、武器ももう1種持つのも検討してみよう。
初期の頃と比べて色々経験した分、改めて使うと合うって事もあるかもしれない。
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