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覚醒編
病弱聖女は治療をする
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城から離れて街にある負傷者や病気の人が通院、入院などを行う病院に向かう
ここは聖女の魔法以外の手段で治療を行い聖女では捌き切れない数の人々を治療している
怪我だけでなく病気などにも対応していて私の専門医もここに居る
扉を開いて中に入る
負傷者や体調を崩している人達が椅子に座っている
治療をしている様子は無いので医者に呼ばれるのを待っているのだろう
レオナルドさんは入ってから真っ直ぐ受付に行き受付に居る人に話し掛ける
「何の御用でしょうか?」
「欠損患者の治療の件だ」
「聞いております。皆様こちらへ」
受付の1人が案内をしてくれるようでついて行く
私のような人が来るのは珍しいのか視線が集まる、アルトが彼等の視線を遮るように立つ
ここに聖女が来る事は殆ど無いから珍しいのだろう
私も来た事は無い、私の場合は来ようにも来れなかったのだが
「あれは?」
「服装からして貴族の令嬢だろ。護衛を連れて」
「あれは聖女様じゃないか? 確か聖女様は2人居て1人は病弱って話だ」
「あぁ通院って事か。病弱ってなんかの病気を?」
「詳しい事は知らんな。先天性らしいとしか」
「不治の病って聞いた事あるぞ。だから殆ど外に出られないとか」
「不治の病か、可哀想に」
「てか隣の騎士、レオナルド様じゃん。最強騎士」
「ほんとだ。えっなんで」
患者達の声が聞こえる
私が不治の病を患っている事を知っている者が居るらしい
聖女が2人だと言う事は大半の人は知らないと思っていたが案外知っているようだ
「私の病気の話は結構広まってる?」
「兵士や騎士であれば知っていますよ。聖女様が2人居るという話と一緒に伝えられています」
「成程」
「聖女様の前では言わないという話もありましたが」
アルトは彼等を睨みつける
ビクッと身を震わせて彼らは視線を逸らし静かになる
確かに他人の口から聞きたい話では無い
「事実ですし仕方ありません。それにそこまで気にしませんし」
「そうですか……後アナスタシア様俺に敬語はお辞め下さい」
「それは私にもだ」
「気、気をつけ……る」
騎士や騎士団長相手はいつも敬語で居た
敬語無しは違和感を感じる
その上、2人は年上だ
呼び捨てはするつもりだが敬語は上手く外せる自信が無い
タメ口頑張ると意気込む
「この部屋です」
「案内感謝する」
「仕事ですのでそれでは」
案内が終わり従業員は頭を下げて立ち去る
レオナルドさんが扉を開けて先に中に入る
私も続いて中に入る
「…………」
目の前の光景に声が出そうになるが抑える
痛々しい
手足だと思っていた、いや実際手足の欠損をした人々も居る
しかし、中には恐らく片目を失った人や顔の一部が抉れている人も居る
想像が甘かった、温かった
最近ずっと軽い怪我ばかりを見ていたから
「レオナルド騎士団長、本当に治療出来るんですか?」
そう言ってきた人は片目を欠損している兵士だった
片目を失っては今まで通りの動きは難しい、戦場でも大きなハンデを負う事になる
「あぁ」
「聖女様! お願いだ治してくれ……」
両手を失った騎士が叫ぶ
両手を失えば日常生活に大きな支障が出る
失ったのは半月前だ、これまで大変だっただろう
「言っちゃ悪いが治せると思えない。知ってんだぞ! 欠損の治癒は歴代の聖女でも出来る人は数が少ない! ヒナ様ですら無理なのに出来るのか!?」
悲痛な叫び
何も知らない彼等からすれば希望ですらない
無駄な希望を掴まされている
希望がない事の絶望はよく知っている
私は彼等を救いたいと思い部屋の中心に立つ
「ヒール以外でも大丈夫ですよね?」
レオナルドさんに確認する
「あぁ、問題無い」
「それであれば……」
良いのなら使おう
この1回は私が変わった事を示す1回、そして新しく進む私の意思
ヒールでは無い魔法を選択する
詠唱を始める
「聖女たる私が希う、かの者達に癒しを、かの者達に祈りを、かの者達に希望を! 癒しは降り注ぐ氷聖女の祈り」
治癒魔法はヒール以外にもある、これはその中の一つ
部屋中に光が注ぐ、光は傷口に触れて暖かな光が傷口を包む
「なんだこの魔法は」
「暖かい」
「綺麗な光だ」
「お、おいお前の腕」
「腕? 腕がどうし……た……」
両手を失った人が他の人に言われ腕を見る
そこには失ったはずの手があった
もう片手も見る、手がある
手を動かして確認する
「両手がある……」
「見える……見えるぞ!」
「足が生えてきた!? 」
「腕が再生した……」
皆欠損していた部位を見て治っているのを確認する
驚く者、喜ぶ者、状況を呑み込めてない者など様々な反応を見せる
「これが聖女の魔法」
「終わりました」
「見事だな」
「騎士団長クラスが護衛騎士になるべきと言うのも納得出来ます。これは聖女の奇跡」
「護衛騎士の私達は守らねばならない。出来るなアルト」
「必ずやお守り致します」
「良かった」
無事成功し治療も完了した
魔力にも余裕がある
彼らを確認する
負傷していた部位はしっかり再生している
使えると確信はあったが若干の不安はありホッとする
「聖女様ありがとうございました!」
1人が感謝を述べると起爆剤となったのか他の人々も言い始める
声が重なり何を言っているか聞き取れない
……聞き取れないけど感謝で良いのかな?
「これでまた戦える! 早く訓練して取り戻さないと」
「これで子供を抱ける……本当にありがとうございました……」
「自分の足で立てる……歩ける、ありがとうございます……」
「切られた腕がそのまま戻ってきた感覚だ。違和感も何も無い」
「我々はこの恩を絶対に忘れません!」
「この恩に報います」
全員床で跪く、私の方を向いている
これは傍から見ればかなり異様な光景だろう
レオナルドさんは少し口が動いて笑っている
慌てて私は思っている事を言う
「私は自分の出来る事をしただけです。治って良かったです」
「治療終わったし次の仕事行くか」
「次ですか?」
次の仕事がある事を聞いていなかった
全然魔力に余裕あるので大丈夫だけどなんだろうと考える
……他の人の治療?
他にも負傷者が居てもおかしくない
その人達は他の場所で治療なのかなと思う
「教会に挨拶に行く、行っていないだろ?」
「確かに挨拶をしていませんね」
「教会ですか?」
教会、神の使徒と言われている聖女の補助をする人達が集まる所
聖女の魔法は使えないが治癒や防御魔法に優れた人々が集っている
本来なら聖女として認められた場合、挨拶をするのだが私は外に出られなかった為、挨拶の機会が無かった
「聖女は必ず選ばれた際に教会に挨拶をするんだ。力を借りるケースが多いからな」
「私は外に出られなかったので挨拶が出来ていなくて」
「あぁ、成程」
病院を出て教会に向かう
ここは聖女の魔法以外の手段で治療を行い聖女では捌き切れない数の人々を治療している
怪我だけでなく病気などにも対応していて私の専門医もここに居る
扉を開いて中に入る
負傷者や体調を崩している人達が椅子に座っている
治療をしている様子は無いので医者に呼ばれるのを待っているのだろう
レオナルドさんは入ってから真っ直ぐ受付に行き受付に居る人に話し掛ける
「何の御用でしょうか?」
「欠損患者の治療の件だ」
「聞いております。皆様こちらへ」
受付の1人が案内をしてくれるようでついて行く
私のような人が来るのは珍しいのか視線が集まる、アルトが彼等の視線を遮るように立つ
ここに聖女が来る事は殆ど無いから珍しいのだろう
私も来た事は無い、私の場合は来ようにも来れなかったのだが
「あれは?」
「服装からして貴族の令嬢だろ。護衛を連れて」
「あれは聖女様じゃないか? 確か聖女様は2人居て1人は病弱って話だ」
「あぁ通院って事か。病弱ってなんかの病気を?」
「詳しい事は知らんな。先天性らしいとしか」
「不治の病って聞いた事あるぞ。だから殆ど外に出られないとか」
「不治の病か、可哀想に」
「てか隣の騎士、レオナルド様じゃん。最強騎士」
「ほんとだ。えっなんで」
患者達の声が聞こえる
私が不治の病を患っている事を知っている者が居るらしい
聖女が2人だと言う事は大半の人は知らないと思っていたが案外知っているようだ
「私の病気の話は結構広まってる?」
「兵士や騎士であれば知っていますよ。聖女様が2人居るという話と一緒に伝えられています」
「成程」
「聖女様の前では言わないという話もありましたが」
アルトは彼等を睨みつける
ビクッと身を震わせて彼らは視線を逸らし静かになる
確かに他人の口から聞きたい話では無い
「事実ですし仕方ありません。それにそこまで気にしませんし」
「そうですか……後アナスタシア様俺に敬語はお辞め下さい」
「それは私にもだ」
「気、気をつけ……る」
騎士や騎士団長相手はいつも敬語で居た
敬語無しは違和感を感じる
その上、2人は年上だ
呼び捨てはするつもりだが敬語は上手く外せる自信が無い
タメ口頑張ると意気込む
「この部屋です」
「案内感謝する」
「仕事ですのでそれでは」
案内が終わり従業員は頭を下げて立ち去る
レオナルドさんが扉を開けて先に中に入る
私も続いて中に入る
「…………」
目の前の光景に声が出そうになるが抑える
痛々しい
手足だと思っていた、いや実際手足の欠損をした人々も居る
しかし、中には恐らく片目を失った人や顔の一部が抉れている人も居る
想像が甘かった、温かった
最近ずっと軽い怪我ばかりを見ていたから
「レオナルド騎士団長、本当に治療出来るんですか?」
そう言ってきた人は片目を欠損している兵士だった
片目を失っては今まで通りの動きは難しい、戦場でも大きなハンデを負う事になる
「あぁ」
「聖女様! お願いだ治してくれ……」
両手を失った騎士が叫ぶ
両手を失えば日常生活に大きな支障が出る
失ったのは半月前だ、これまで大変だっただろう
「言っちゃ悪いが治せると思えない。知ってんだぞ! 欠損の治癒は歴代の聖女でも出来る人は数が少ない! ヒナ様ですら無理なのに出来るのか!?」
悲痛な叫び
何も知らない彼等からすれば希望ですらない
無駄な希望を掴まされている
希望がない事の絶望はよく知っている
私は彼等を救いたいと思い部屋の中心に立つ
「ヒール以外でも大丈夫ですよね?」
レオナルドさんに確認する
「あぁ、問題無い」
「それであれば……」
良いのなら使おう
この1回は私が変わった事を示す1回、そして新しく進む私の意思
ヒールでは無い魔法を選択する
詠唱を始める
「聖女たる私が希う、かの者達に癒しを、かの者達に祈りを、かの者達に希望を! 癒しは降り注ぐ氷聖女の祈り」
治癒魔法はヒール以外にもある、これはその中の一つ
部屋中に光が注ぐ、光は傷口に触れて暖かな光が傷口を包む
「なんだこの魔法は」
「暖かい」
「綺麗な光だ」
「お、おいお前の腕」
「腕? 腕がどうし……た……」
両手を失った人が他の人に言われ腕を見る
そこには失ったはずの手があった
もう片手も見る、手がある
手を動かして確認する
「両手がある……」
「見える……見えるぞ!」
「足が生えてきた!? 」
「腕が再生した……」
皆欠損していた部位を見て治っているのを確認する
驚く者、喜ぶ者、状況を呑み込めてない者など様々な反応を見せる
「これが聖女の魔法」
「終わりました」
「見事だな」
「騎士団長クラスが護衛騎士になるべきと言うのも納得出来ます。これは聖女の奇跡」
「護衛騎士の私達は守らねばならない。出来るなアルト」
「必ずやお守り致します」
「良かった」
無事成功し治療も完了した
魔力にも余裕がある
彼らを確認する
負傷していた部位はしっかり再生している
使えると確信はあったが若干の不安はありホッとする
「聖女様ありがとうございました!」
1人が感謝を述べると起爆剤となったのか他の人々も言い始める
声が重なり何を言っているか聞き取れない
……聞き取れないけど感謝で良いのかな?
「これでまた戦える! 早く訓練して取り戻さないと」
「これで子供を抱ける……本当にありがとうございました……」
「自分の足で立てる……歩ける、ありがとうございます……」
「切られた腕がそのまま戻ってきた感覚だ。違和感も何も無い」
「我々はこの恩を絶対に忘れません!」
「この恩に報います」
全員床で跪く、私の方を向いている
これは傍から見ればかなり異様な光景だろう
レオナルドさんは少し口が動いて笑っている
慌てて私は思っている事を言う
「私は自分の出来る事をしただけです。治って良かったです」
「治療終わったし次の仕事行くか」
「次ですか?」
次の仕事がある事を聞いていなかった
全然魔力に余裕あるので大丈夫だけどなんだろうと考える
……他の人の治療?
他にも負傷者が居てもおかしくない
その人達は他の場所で治療なのかなと思う
「教会に挨拶に行く、行っていないだろ?」
「確かに挨拶をしていませんね」
「教会ですか?」
教会、神の使徒と言われている聖女の補助をする人達が集まる所
聖女の魔法は使えないが治癒や防御魔法に優れた人々が集っている
本来なら聖女として認められた場合、挨拶をするのだが私は外に出られなかった為、挨拶の機会が無かった
「聖女は必ず選ばれた際に教会に挨拶をするんだ。力を借りるケースが多いからな」
「私は外に出られなかったので挨拶が出来ていなくて」
「あぁ、成程」
病院を出て教会に向かう
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