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21話
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十分眠り昼ごろに目を覚ます
起き上がり欠伸をして周りを見渡す
昨日の夜に居た魔物達は何処かへ行ったらしく魔物の姿が見えない
「襲われないで済んだみたい」
立ち上がり火を消して山を登る
ゆっくりと慣らしながら進んでいると好戦的な魔物と何度も対峙する
「来い!闇蛇」
闇蛇を使い戦うが奥に進むごとに気温が上がり強くなっていく
気温はもう40℃を超えていた
汗が大量に流れ水分を失っていき喉が渇いていく
……水を確保しないと
闇蛇だけでは対応できない程数が増え様々な魔法を駆使して戦闘をする
「闇魔法 ブラッククロー」
闇魔法で一気に薙ぎ払うが減らない
無限に等しいほど数が増え戦っても戦っても減らないどころか増えていく
……撤退しよう
後ろにも魔物が現れ撤退すら許されない状況に陥る
暑さでまともに頭が回らず連戦の疲れで体も動かなくなっていく
「闇魔法 ブラックウォール」
四方を囲む壁を作り上と下にも壁を出して閉じこもる
熱がこもるがこうでもしないと魔物の大群の攻撃から逃げられない
魔力が回復するのを待ち突破方法を考える
魔物が壁を攻撃している
あの数ではこのままでは数時間と持たないだろう
風魔法と氷魔法を使い身体を冷やす
「暑い」
仕方がなく服を着崩して少しだけ身体を露出させる
全身を覆う服のせいで服の中で熱がこもり余計暑さを感じていた
肩を外に出して足や腕も服を少しまくる
「氷魔法+風魔法 風氷」
氷で冷えた風が壁の中に吹く
1時間ほど経ち魔力が回復してきた
魔物の攻撃は激しさを増し壁にヒビが入っている
……魔力を込めて耐久するかな
地面に設置した壁に魔力を流して耐久力をあげる
……この魔物の数は流石におかしくないかのぉ?
魔物の数に違和感を持つ
無限に等しいと感じる程の魔物がこの山にずっと居られるとは考えづらい
そんなに居れば山から出て近くの村や国に被害が出るはずなのに今までそう言ったものは起きていないらしいからこの異常事態はつい最近起きた出来事なのだろう
無限魔物召喚が出来る魔具があると考えれば人か魔族かそれとも別の種族か……少なくとも誰かが魔力を送っていると考えつく
最悪なケースはそれが魔物がやっている事である
魔物は少なからず魔力を持つ為数体居れば理論上は無限増殖が可能である
「ここを突破出来てもそれをどうにかしないといけないはず……相手に強いのが居ないのが救い」
魔物は皆かなりの力を持つがそれでも私の方が上である
仮にも古き英雄と同等の力を得た私はただの魔物に遅れは取らない
しかし、それは魔力があればの話で魔力が少ないと人よりちとばかし強いだけの小娘に成り下がる
吸血鬼とは言えどまだなって間もないせいかその力を発揮できていない
不死という立場を使ったゾンビ戦法をしているだけで未だに吸血鬼の力を発揮はできていないだろう
Ssランクの吸血鬼がこれほど弱いはずがない
クロルに勝てないどころか指一本触れる事はできないだろう
クロルが冷酷で残忍な性格の持ち主である事は魔族の子から聞いた話でなんとなく分かるためあそこで条件を飲んでいなければ死ぬまで殺されていた
……まさか魔族の最高クラスがロリコンとは思わなんだ
これ以上の力を持つことができるかはスキルと闇魔法の使い方によるだろう
スキルの吸血はその人物の能力を知れば強いが暴食には劣る
暴食は食らった相手の能力や魔法を解析してその力を行使することができる
それも吸血と違って戦闘能力が高く戦闘時にも使える優れものだが私はそれを手にする事はできない
闇魔法も強いが雷魔法や風魔法のように速くなるわけでもなく氷魔法や炎魔法のような相手に目に見える影響を及ぼすこともできない
水魔法のように使い勝手がいいわけでもなく
闇魔法でも闇蛇やブラックウォール、シールドなどが使い勝手がいいため多用しているがそれ以外の魔法はまだ開発段階で使えない
「より強くなるには何が必要するんだろう? 武器かのぉ~」
……あれを作ろう。時間をかけてしまうが仕方がない
前々から考えていた魔法を作るためにベースとなる魔法陣を開く
闇蛇の時にやっていた魔法陣に直接触れて弄る
魔力を込めて改造を始める
闇魔法の特徴を利用する
闇魔法は防御に向き速度が遅いため自分の近くで魔法を使い接近する方が戦いやすいが実力者相手では近づく事が難しい
「……うん? これは強いけどダメかな」
試行錯誤を繰り返して魔法を作る
しばらく続けたのち精神力と集中力が切れ倒れ意識を失う
数時間後に目が覚めて壁が壊されかけており魔物の顔がこちらを覗いていた
「闇魔法 ブラックウェポン」
魔物の顔に槍を突き立てて吹き飛ばして新たに壁を作り出す
壁の修復もして防御力を高める
再び魔法陣に触れてもう一つ魔法陣を展開する
闇蛇の魔法陣でありそれを組み合わせる
闇蛇自体が消え新たな魔法を作り出すが内容を見てあまり納得が行かずに他の魔法陣も開く
二つの魔法陣を開く
ブラックウェポンが魔法式が書かれたされた物とブラックシールドの魔法式の二つである
莫大な魔力を消費して目眩がする
「うぅ……あと少しなのに」
頭が痛くなり激痛が走る
三つの魔法を組み合わせて魔法を完成させるが内容を見る前にまた倒れてしまう
起き上がり欠伸をして周りを見渡す
昨日の夜に居た魔物達は何処かへ行ったらしく魔物の姿が見えない
「襲われないで済んだみたい」
立ち上がり火を消して山を登る
ゆっくりと慣らしながら進んでいると好戦的な魔物と何度も対峙する
「来い!闇蛇」
闇蛇を使い戦うが奥に進むごとに気温が上がり強くなっていく
気温はもう40℃を超えていた
汗が大量に流れ水分を失っていき喉が渇いていく
……水を確保しないと
闇蛇だけでは対応できない程数が増え様々な魔法を駆使して戦闘をする
「闇魔法 ブラッククロー」
闇魔法で一気に薙ぎ払うが減らない
無限に等しいほど数が増え戦っても戦っても減らないどころか増えていく
……撤退しよう
後ろにも魔物が現れ撤退すら許されない状況に陥る
暑さでまともに頭が回らず連戦の疲れで体も動かなくなっていく
「闇魔法 ブラックウォール」
四方を囲む壁を作り上と下にも壁を出して閉じこもる
熱がこもるがこうでもしないと魔物の大群の攻撃から逃げられない
魔力が回復するのを待ち突破方法を考える
魔物が壁を攻撃している
あの数ではこのままでは数時間と持たないだろう
風魔法と氷魔法を使い身体を冷やす
「暑い」
仕方がなく服を着崩して少しだけ身体を露出させる
全身を覆う服のせいで服の中で熱がこもり余計暑さを感じていた
肩を外に出して足や腕も服を少しまくる
「氷魔法+風魔法 風氷」
氷で冷えた風が壁の中に吹く
1時間ほど経ち魔力が回復してきた
魔物の攻撃は激しさを増し壁にヒビが入っている
……魔力を込めて耐久するかな
地面に設置した壁に魔力を流して耐久力をあげる
……この魔物の数は流石におかしくないかのぉ?
魔物の数に違和感を持つ
無限に等しいと感じる程の魔物がこの山にずっと居られるとは考えづらい
そんなに居れば山から出て近くの村や国に被害が出るはずなのに今までそう言ったものは起きていないらしいからこの異常事態はつい最近起きた出来事なのだろう
無限魔物召喚が出来る魔具があると考えれば人か魔族かそれとも別の種族か……少なくとも誰かが魔力を送っていると考えつく
最悪なケースはそれが魔物がやっている事である
魔物は少なからず魔力を持つ為数体居れば理論上は無限増殖が可能である
「ここを突破出来てもそれをどうにかしないといけないはず……相手に強いのが居ないのが救い」
魔物は皆かなりの力を持つがそれでも私の方が上である
仮にも古き英雄と同等の力を得た私はただの魔物に遅れは取らない
しかし、それは魔力があればの話で魔力が少ないと人よりちとばかし強いだけの小娘に成り下がる
吸血鬼とは言えどまだなって間もないせいかその力を発揮できていない
不死という立場を使ったゾンビ戦法をしているだけで未だに吸血鬼の力を発揮はできていないだろう
Ssランクの吸血鬼がこれほど弱いはずがない
クロルに勝てないどころか指一本触れる事はできないだろう
クロルが冷酷で残忍な性格の持ち主である事は魔族の子から聞いた話でなんとなく分かるためあそこで条件を飲んでいなければ死ぬまで殺されていた
……まさか魔族の最高クラスがロリコンとは思わなんだ
これ以上の力を持つことができるかはスキルと闇魔法の使い方によるだろう
スキルの吸血はその人物の能力を知れば強いが暴食には劣る
暴食は食らった相手の能力や魔法を解析してその力を行使することができる
それも吸血と違って戦闘能力が高く戦闘時にも使える優れものだが私はそれを手にする事はできない
闇魔法も強いが雷魔法や風魔法のように速くなるわけでもなく氷魔法や炎魔法のような相手に目に見える影響を及ぼすこともできない
水魔法のように使い勝手がいいわけでもなく
闇魔法でも闇蛇やブラックウォール、シールドなどが使い勝手がいいため多用しているがそれ以外の魔法はまだ開発段階で使えない
「より強くなるには何が必要するんだろう? 武器かのぉ~」
……あれを作ろう。時間をかけてしまうが仕方がない
前々から考えていた魔法を作るためにベースとなる魔法陣を開く
闇蛇の時にやっていた魔法陣に直接触れて弄る
魔力を込めて改造を始める
闇魔法の特徴を利用する
闇魔法は防御に向き速度が遅いため自分の近くで魔法を使い接近する方が戦いやすいが実力者相手では近づく事が難しい
「……うん? これは強いけどダメかな」
試行錯誤を繰り返して魔法を作る
しばらく続けたのち精神力と集中力が切れ倒れ意識を失う
数時間後に目が覚めて壁が壊されかけており魔物の顔がこちらを覗いていた
「闇魔法 ブラックウェポン」
魔物の顔に槍を突き立てて吹き飛ばして新たに壁を作り出す
壁の修復もして防御力を高める
再び魔法陣に触れてもう一つ魔法陣を展開する
闇蛇の魔法陣でありそれを組み合わせる
闇蛇自体が消え新たな魔法を作り出すが内容を見てあまり納得が行かずに他の魔法陣も開く
二つの魔法陣を開く
ブラックウェポンが魔法式が書かれたされた物とブラックシールドの魔法式の二つである
莫大な魔力を消費して目眩がする
「うぅ……あと少しなのに」
頭が痛くなり激痛が走る
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