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18話
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戦闘が終わり私たちは王の間に入る
団長達を回収して治療室に運ぶ
「闇蛇、頼んだ」
闇蛇を召喚して治療室まで運ぶ
王の死体は取り敢えず王の寝室に運び後で墓に入れる
ヴァーミリオンとリアが仕事志望者の元に行き事情を説明する為席を外す
1人だけ王の間に残り王座に腰掛ける
私の身長では椅子がかなり大きく感じる
「クロル、居るんじゃろ?」
「勿論です。契約内容を実行したいと思います」
椅子の後ろから再びクロルは現れる
「お主本当に良かったのか? あの条件付きの契約で……まぁ、お主が契約解除法を持つ可能性を捨てきれないから何も言えぬが」
「持ってませんよ? 契約は条件そのままでやっているので貴女以外誰も解除出来ません」
私が椅子から立ち上がりクロルが座る
クロルが私の体を掴み引き寄せて上に座らせる
私に抱き着く
「王は誰にしようかな?」
「貴女が王になればよろしいのでは? 吸血鬼ならほぼ永遠に王座を安定して得られますよ」
吸血鬼は半永久的な命を持つ為なって仕舞えば数百年、数千年でも王座に君臨することが出来る
しかし、それは魔族も同じで死ぬことさえなければ吸血鬼同様の命を持つ
「それは魔族も同じでしょ? それに人の国に手を出し過ぎるのも問題が起きかねない」
「確かに吸血鬼が王をやっていたら国民から文句が出ますね」
「それが面倒なんじゃよ。そうじゃ、クロル~私が王になったとしたらやってたら良いことがあるのじゃが良いか?」
「構いませんよ。何ですか?」
再び耳元で囁く
話を聞いたクロルは頷く
「分かりました。お任せください。でもよろしいのですか?」
「私は何も知らないのなら提供しようにもできぬじゃろ? と言っても彼奴も気づいているだろうがすべてってのは現段階の話でその後については確約されていない。ぶっちゃけた話、同盟を結ぶのだから技術などではこれについてはどうでも良いけど君の存在はこれからの国に大切だ」
クロルの存在を隠蔽して暗躍させようと考える
同盟を組むために情報を明け渡すがあくまでそれは交渉の手段として今の情報を提供するだけでその後の情報を提供するとは言っていない
もし考えが違かった場合単なる言い訳にしかならないが考え方の相違と言うのはよくある事で時間をかけてそこは話せば良い
そもそも言葉の定義というのは人それぞれ解釈の仕方が違う
もし王が今後の情報もという可能性もあるが同盟を結ぶ為の情報提供な為今までの情報と考えもあるだろう
そこは2ヶ月後にじっくりと話し合うことになる
「全ての情報、吸血鬼や龍人が居ることも含まれますがその後に契約した私の存在はその情報には入らないとお考えで?」
「当然じゃよ。何かおかしいかのぉ」
「いえ、相手の国の王の考え方によるのでは?と考えておりました」
「その通りじゃが私が王になった時に考えれば良い。私が王にならないならお主について私が話す義理は無い」
私は立ち上がり治療室の方へ向かう
クロルは透明化して後ろからついてくる
治療室に着き団長たちの目覚めを確認する
ヴァーミリオンとリアもそこに居た
「ところで王は誰にするのじゃ?」
「……誰か立候補はいるか?」
ヴァーミリオンが聞くが誰も手を上げない
王になればこの国で1番の権力者になるが王の責任を負うことになる
「他の貴族は?」
「前王と同じ事になるだろう」
「成る程、やる者がいないなら私がやるが良いか?」
私が立候補する
異議があるものは居ないように見える
「今は王が死んだから時間はない。明日にでも私が王になったことを国民に教える」
「シャルはアレも言う?」
「当然じゃよ。面倒じゃがいずれバレる事よ、私が吸血鬼である事は」
団長たちはこちらを見る
フードを外して銀髪を見せる
「なっ」
「驚くかのぉ? 私のような子供がここまで話すことに違和感を持つと思うのじゃが感覚が違うんじゃな……まぁ、良い。準備をするぞ? 私が王だ」
明日について軽く話し合って大体を決めて解散する
城の部屋を一つ借りて軽く掃除をし取り敢えずの住処にする
……あの小屋どうしようかのぉ
イスに腰掛ける
「王になりましたね」
「形的にはじゃよ。口調も戻そうかのぉ?」
「どちらでも良いのでは? それよりおめでとうございます」
クロルは透明化の魔法を解き私の目の前の椅子に座る
「後悔しても知らな~い、私のような存在を王にするなんて馬鹿な事だと思わないのかなぁ?」
「どうします? 先ほどの話の事をやろうとは思いますが」
「頼むよ、まず手始めにこの国を技術大国にする。すぐに取り掛かる……時間が惜しい、面倒な事はしたくないからクロル、私の側近として仕えなさい」
私が目の前にいるクロルにそう言って手を差し出すと手を取り片膝をつく
「分かりました、我が力を存分にお使いください。代償として貴女は私の物ですが」
「構わない。我が命は汝とともに汝の命は我と共にある」
吸血鬼が人の国の王になり尚且つ側近として魔族を置く異例の出来事が起きた
国民がこれを知るのは翌日である
この出来事が世界中の注目の的になる事を今はまだ誰も知らない
団長達を回収して治療室に運ぶ
「闇蛇、頼んだ」
闇蛇を召喚して治療室まで運ぶ
王の死体は取り敢えず王の寝室に運び後で墓に入れる
ヴァーミリオンとリアが仕事志望者の元に行き事情を説明する為席を外す
1人だけ王の間に残り王座に腰掛ける
私の身長では椅子がかなり大きく感じる
「クロル、居るんじゃろ?」
「勿論です。契約内容を実行したいと思います」
椅子の後ろから再びクロルは現れる
「お主本当に良かったのか? あの条件付きの契約で……まぁ、お主が契約解除法を持つ可能性を捨てきれないから何も言えぬが」
「持ってませんよ? 契約は条件そのままでやっているので貴女以外誰も解除出来ません」
私が椅子から立ち上がりクロルが座る
クロルが私の体を掴み引き寄せて上に座らせる
私に抱き着く
「王は誰にしようかな?」
「貴女が王になればよろしいのでは? 吸血鬼ならほぼ永遠に王座を安定して得られますよ」
吸血鬼は半永久的な命を持つ為なって仕舞えば数百年、数千年でも王座に君臨することが出来る
しかし、それは魔族も同じで死ぬことさえなければ吸血鬼同様の命を持つ
「それは魔族も同じでしょ? それに人の国に手を出し過ぎるのも問題が起きかねない」
「確かに吸血鬼が王をやっていたら国民から文句が出ますね」
「それが面倒なんじゃよ。そうじゃ、クロル~私が王になったとしたらやってたら良いことがあるのじゃが良いか?」
「構いませんよ。何ですか?」
再び耳元で囁く
話を聞いたクロルは頷く
「分かりました。お任せください。でもよろしいのですか?」
「私は何も知らないのなら提供しようにもできぬじゃろ? と言っても彼奴も気づいているだろうがすべてってのは現段階の話でその後については確約されていない。ぶっちゃけた話、同盟を結ぶのだから技術などではこれについてはどうでも良いけど君の存在はこれからの国に大切だ」
クロルの存在を隠蔽して暗躍させようと考える
同盟を組むために情報を明け渡すがあくまでそれは交渉の手段として今の情報を提供するだけでその後の情報を提供するとは言っていない
もし考えが違かった場合単なる言い訳にしかならないが考え方の相違と言うのはよくある事で時間をかけてそこは話せば良い
そもそも言葉の定義というのは人それぞれ解釈の仕方が違う
もし王が今後の情報もという可能性もあるが同盟を結ぶ為の情報提供な為今までの情報と考えもあるだろう
そこは2ヶ月後にじっくりと話し合うことになる
「全ての情報、吸血鬼や龍人が居ることも含まれますがその後に契約した私の存在はその情報には入らないとお考えで?」
「当然じゃよ。何かおかしいかのぉ」
「いえ、相手の国の王の考え方によるのでは?と考えておりました」
「その通りじゃが私が王になった時に考えれば良い。私が王にならないならお主について私が話す義理は無い」
私は立ち上がり治療室の方へ向かう
クロルは透明化して後ろからついてくる
治療室に着き団長たちの目覚めを確認する
ヴァーミリオンとリアもそこに居た
「ところで王は誰にするのじゃ?」
「……誰か立候補はいるか?」
ヴァーミリオンが聞くが誰も手を上げない
王になればこの国で1番の権力者になるが王の責任を負うことになる
「他の貴族は?」
「前王と同じ事になるだろう」
「成る程、やる者がいないなら私がやるが良いか?」
私が立候補する
異議があるものは居ないように見える
「今は王が死んだから時間はない。明日にでも私が王になったことを国民に教える」
「シャルはアレも言う?」
「当然じゃよ。面倒じゃがいずれバレる事よ、私が吸血鬼である事は」
団長たちはこちらを見る
フードを外して銀髪を見せる
「なっ」
「驚くかのぉ? 私のような子供がここまで話すことに違和感を持つと思うのじゃが感覚が違うんじゃな……まぁ、良い。準備をするぞ? 私が王だ」
明日について軽く話し合って大体を決めて解散する
城の部屋を一つ借りて軽く掃除をし取り敢えずの住処にする
……あの小屋どうしようかのぉ
イスに腰掛ける
「王になりましたね」
「形的にはじゃよ。口調も戻そうかのぉ?」
「どちらでも良いのでは? それよりおめでとうございます」
クロルは透明化の魔法を解き私の目の前の椅子に座る
「後悔しても知らな~い、私のような存在を王にするなんて馬鹿な事だと思わないのかなぁ?」
「どうします? 先ほどの話の事をやろうとは思いますが」
「頼むよ、まず手始めにこの国を技術大国にする。すぐに取り掛かる……時間が惜しい、面倒な事はしたくないからクロル、私の側近として仕えなさい」
私が目の前にいるクロルにそう言って手を差し出すと手を取り片膝をつく
「分かりました、我が力を存分にお使いください。代償として貴女は私の物ですが」
「構わない。我が命は汝とともに汝の命は我と共にある」
吸血鬼が人の国の王になり尚且つ側近として魔族を置く異例の出来事が起きた
国民がこれを知るのは翌日である
この出来事が世界中の注目の的になる事を今はまだ誰も知らない
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