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呪い編
覚醒と時間切れ
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すぐに赤黒いナイフを取り出すが素早く魔力を込め切る前に破壊される
クロナが魔力の流れを見れるようになった今魔力の脆いところが分かる
クロナに後ろから赤黒い棘が襲いかかる
地面に刺さった剣を操り形を変えた
棘は素早く切り裂かれる
後ろに飛び退いても離れられない
「無刃」
声を聞き見えない一撃が来ると分かる
回避は間に合わない
本能が死を理解する
回避も防御も間に合わない
魔力出力は現在の50%が扱える限界
それ以上は扱うのが困難な上リスクがある
……仕方ない
出力を引き上げる
55%、魔力が引き上がる
クロナ目掛けて魔力を放つ
魔法では無い魔力をそのままクロナにぶつける
……やばい
クロナは剣を振るい魔力を切り裂く
魔力を見る事が出来るクロナは魔力が更に上がった事を理解する
「かなり上がったね。ってその模様」
顔に赤黒い模様が浮かんでいる
不気味に感じる
……魔石の魔力を引き出してるんだから何かしら代償があるのかな。さっきまでが50なら70くらい? 100ではなさそう
魔力出力量を推測する
そして接近する、魔力の流れに波があるのは変わらない
少ないところを素早く狙う
クロナとミラの間に赤黒い棘が現れて剣を受け止める
隙が出来たクロナに取り出したナイフを振るう
ナイフの攻撃を避けて剣を振るう
ナイフで受け止める
……波が小さい所狙ったけど硬い
「壊」
再び剣を振るいナイフを破壊する
そして続けて素早く複数回切りかかる
多くの魔力を胴体に集めて防御する
少し切れる
「くっ」
魔力を放出して押し返す
ミラは顔を顰める
剣で切られた痛みではなく身体にかかる負荷
身体の内部が焼かれるような感覚に襲われる
「代償があるんだね」
踏み込んで鋭く突きを繰り出す
首を動かしてギリギリで回避して魔力を放つ
剣で素早く切り裂いて接近する
攻撃をギリギリで躱してナイフを飛ばして攻撃をするが容易く避けられる
苦しみを堪えて赤黒い剣で攻撃を仕掛ける
クロナは剣の攻撃を躱して攻撃を仕掛ける
ミラは限界まで強化した目で素早い攻撃を見て防ぐ
魔力を込められた剣であればクロナの力を超える
剣を大きく弾いてすぐに切りかかる
クロナは剣を大きく上に弾かれた事で体勢を崩す
「無刃」
大きく体勢崩した状態から高速の一撃を放つ
ギリギリで剣を手放して回避する
……無刃が反応された
最速の一撃に反応され驚く
素早いとは言え他の攻撃であれば対応されても不思議には思わなかった
しかし、圧倒的な速度の無刃まで反応されるとは思ってもいなかった
「さっきまでは感覚で避けてたのに、身体強化か」
切り合う
互いに攻撃を避ける
どちらも当たれば致命傷になる、回避し合う
僅かに掠り傷が出来る、血が飛び散る
この戦いはそう長くは続かなかった
直ぐにミラは膝を付き戦闘続行が出来なくなった
「はぁはぁ……」
内部を焼かれるような苦しみで立てなくなる
顔にある模様が広がる
広がる度に激痛が走る
クロナは戦闘続行は不可能と判断して剣を仕舞う
剣をしまったクロナを見てナイフを取り出すが手に力が入らず落とす
アルトが土の魔法で拘束する
「アルト、魔石を取り込むってのは人は出来ない? 知ってるっぽい感じだったけど」
魔石を見た時のアルトの反応は魔石を取り込む技術について知っているような口振りであった
……魔石を取り込めれば私も魔力を使えるのかな
「昔から魔石の研究は行われてきました。その中で人工的に人間に魔石を埋め込むという研究も行われましたが成功例は聞いた事がありません。魔石の持つ魔力に耐えられず自壊するか暴走しました」
「なるほど」
「ただ特異魔法の種類によっては制御が可能なのでしょう」
「その特異魔法ってのは? 普通の魔法とは何が違うの?」
「特異魔法と言うのは通常の魔法とは違いその人物、血筋のみが使える特殊な魔法の事です」
「それは凄い。副団長は持ってないの?」
「持っていますよ。私のは血筋で土の特異魔法です」
「土魔法って普通にもない?」
「ありますよ。私の血筋は特殊も特殊で土魔法を発動させた時に少ない魔力で大きな効果を使えると言う物です」
「成程」
骸龍を拘束した魔法を思い出す
「ミラの魔法は多分これだよね?」
赤黒いナイフを拾う
自在に形を変えられる武器そして大量に持ち運べる物、普通の物では無いだろう
「赤黒い……血を操る魔法でしょうか」
「クルース家は特異魔法持っていたの?」
「クルース家の初代当主を特異魔法を持っていたとは聞きましたがどんな魔法かは残ってません」
「成程」
ミラの顔にあった模様が消える
魔力出力を下げたのだろう
異様な魔力も殆ど消えている
……血を操る特異魔法でなんで魔石の力を引き出せるんだろ
「殺せ」
ミラは言う
大罪人であるミラは捕まればほぼ間違いなく処刑される
「殺せって……うーんもう戦えない子を殺すのは気が引けるんだけど」
「捕まればほぼ確実に処刑になります」
「そうなの? あっそうか貴族殺し」
「それだけでなくクルース家の罪もありますから」
「貴族共に殺されるのは断る。抵抗する」
「抵抗って今動けないでしょ」
「数時間あれば50%までなら使えるようになる」
「それはまずい」
魔力出力50%に対応出来るのはクロナか騎士団長、もしどちらも居ない状況で暴れられたら被害は大きいだろう
……ここで生かすとしても捕まるのは確定、アルトがいる以上逃す事は出来ないかと言って処刑は嫌がってるし……仕方ない
剣を引き抜く
結局死ぬ事になるのならせめて望む死をとクロナはミラの真横に移動して剣を首に当てる
息を整える
ミラは目を閉じて無抵抗で居る
「アルト、処刑を免れる手はある?」
「それは難しいですね。ただの殺人であれば処刑までは行きませんが殺した相手は貴族でそれ以外の罪もありますから」
「クルース家の罪って何?」
「王族殺しの主犯と言われています」
「王族殺し? 王族が殺されたの?」
「いえ、未遂です」
「それは本当?」
ミラに聞く
ミラは呆れたように笑う
「さぁ? 知らない。あの時私はまだ10歳だったから大人の陰謀なんて知らない」
処刑されたのは7年前、その当時ミラはまだ10歳の子供であった
そんなミラは真実がどうかなど知らずどちらが正しいかなど分からない
「本当にしたのかもね。証拠もあったんでしょ?」
「証拠ってどんな証拠?」
「知る訳ない」
「王族殺しをしようとした人間との取引情報です」
「取引情報? てかその王族殺し未遂の人は白状したの?」
「いえ、取り押さえる時に死んでいます」
「あっ一番ダメなパターンじゃないそれ?」
「ダメなパターンですか?」
「本人から聞けないんじゃその取引情報正しいかなんて分からないじゃん」
処刑される直前までミラの両親は否定し続けていた
「……確かにそうですね。しかし、あの時は犯人探しに血眼になっていましたから」
王族殺しは未遂とは言え大事件
犯人を見つけ出して手柄を上げようとした者も居るくらいには皆探していた
「犯人だー証拠があるーって言われて全員証拠の正しさなんて考えずにって事かな」
「確かにあの情報を怪しんだ人は居ませんでしたね。その当時の騎士団が調べても他の証拠が出なかったという事も相まって」
「何? あれは嘘だったと?」
「さぁ? 私は関わってないから分からない。でもそれをするメリットは何処にあるんだろと」
……考えられるのは金が動いたとか他国が関係するとか
「……しかし……」
アルトは考えている
ミラの事を知っているのは2人だけ秘密にして見逃す事は出来る
しかし、それは騎士団としてやっては行けない行為、裏切りの行為に等しい
「……王族殺し未遂の罪はどうにも出来ませんが今私達がやっている任務の協力をして貰えれば貴族殺しの罪に関しては減刑出来るかも知れません」
「今やってる任務……そうか」
ミラが殺した貴族の位は子爵
そして今行っている任務は大貴族メメト家の長女の呪い解除
もし協力をして命を救ったとなれば罪の減刑に使えるかも知れない
「わざわざ貴族がこんな場所にと思ったら成程貴族の依頼が」
「まぁそうだねそれで協力は」
「する訳が無い。なんで私が貴族に協力をしないと行けないの?」
「……だよね」
貴族嫌いのミラが貴族の令嬢の呪いを解く協力なんてする訳が無い
「……1つ条件がある」
「条件?」
「任務を完了したらクルース家の罪についてその真実を知りたい。その罪が本当なら私は大人しく処刑台に立つ」
「……分かりました。私も改めてあの騒動について調べて見る必要が出来たので情報を得たらお教えします」
土魔法を解除する
「それでどんな依頼?」
「ユイラ・メメトって子が呪いに掛けられてて呪使いを探してるんだよね」
「その呪使いを殺せばいい?」
「探すだけ」
「分かった。尋問は得意だから任せて」
「頼もしい」
「正直不安ですがまぁ行きましょう」
新しく仲間にしたミラを合わせて3人で目的の酒場に向かう
クロナが魔力の流れを見れるようになった今魔力の脆いところが分かる
クロナに後ろから赤黒い棘が襲いかかる
地面に刺さった剣を操り形を変えた
棘は素早く切り裂かれる
後ろに飛び退いても離れられない
「無刃」
声を聞き見えない一撃が来ると分かる
回避は間に合わない
本能が死を理解する
回避も防御も間に合わない
魔力出力は現在の50%が扱える限界
それ以上は扱うのが困難な上リスクがある
……仕方ない
出力を引き上げる
55%、魔力が引き上がる
クロナ目掛けて魔力を放つ
魔法では無い魔力をそのままクロナにぶつける
……やばい
クロナは剣を振るい魔力を切り裂く
魔力を見る事が出来るクロナは魔力が更に上がった事を理解する
「かなり上がったね。ってその模様」
顔に赤黒い模様が浮かんでいる
不気味に感じる
……魔石の魔力を引き出してるんだから何かしら代償があるのかな。さっきまでが50なら70くらい? 100ではなさそう
魔力出力量を推測する
そして接近する、魔力の流れに波があるのは変わらない
少ないところを素早く狙う
クロナとミラの間に赤黒い棘が現れて剣を受け止める
隙が出来たクロナに取り出したナイフを振るう
ナイフの攻撃を避けて剣を振るう
ナイフで受け止める
……波が小さい所狙ったけど硬い
「壊」
再び剣を振るいナイフを破壊する
そして続けて素早く複数回切りかかる
多くの魔力を胴体に集めて防御する
少し切れる
「くっ」
魔力を放出して押し返す
ミラは顔を顰める
剣で切られた痛みではなく身体にかかる負荷
身体の内部が焼かれるような感覚に襲われる
「代償があるんだね」
踏み込んで鋭く突きを繰り出す
首を動かしてギリギリで回避して魔力を放つ
剣で素早く切り裂いて接近する
攻撃をギリギリで躱してナイフを飛ばして攻撃をするが容易く避けられる
苦しみを堪えて赤黒い剣で攻撃を仕掛ける
クロナは剣の攻撃を躱して攻撃を仕掛ける
ミラは限界まで強化した目で素早い攻撃を見て防ぐ
魔力を込められた剣であればクロナの力を超える
剣を大きく弾いてすぐに切りかかる
クロナは剣を大きく上に弾かれた事で体勢を崩す
「無刃」
大きく体勢崩した状態から高速の一撃を放つ
ギリギリで剣を手放して回避する
……無刃が反応された
最速の一撃に反応され驚く
素早いとは言え他の攻撃であれば対応されても不思議には思わなかった
しかし、圧倒的な速度の無刃まで反応されるとは思ってもいなかった
「さっきまでは感覚で避けてたのに、身体強化か」
切り合う
互いに攻撃を避ける
どちらも当たれば致命傷になる、回避し合う
僅かに掠り傷が出来る、血が飛び散る
この戦いはそう長くは続かなかった
直ぐにミラは膝を付き戦闘続行が出来なくなった
「はぁはぁ……」
内部を焼かれるような苦しみで立てなくなる
顔にある模様が広がる
広がる度に激痛が走る
クロナは戦闘続行は不可能と判断して剣を仕舞う
剣をしまったクロナを見てナイフを取り出すが手に力が入らず落とす
アルトが土の魔法で拘束する
「アルト、魔石を取り込むってのは人は出来ない? 知ってるっぽい感じだったけど」
魔石を見た時のアルトの反応は魔石を取り込む技術について知っているような口振りであった
……魔石を取り込めれば私も魔力を使えるのかな
「昔から魔石の研究は行われてきました。その中で人工的に人間に魔石を埋め込むという研究も行われましたが成功例は聞いた事がありません。魔石の持つ魔力に耐えられず自壊するか暴走しました」
「なるほど」
「ただ特異魔法の種類によっては制御が可能なのでしょう」
「その特異魔法ってのは? 普通の魔法とは何が違うの?」
「特異魔法と言うのは通常の魔法とは違いその人物、血筋のみが使える特殊な魔法の事です」
「それは凄い。副団長は持ってないの?」
「持っていますよ。私のは血筋で土の特異魔法です」
「土魔法って普通にもない?」
「ありますよ。私の血筋は特殊も特殊で土魔法を発動させた時に少ない魔力で大きな効果を使えると言う物です」
「成程」
骸龍を拘束した魔法を思い出す
「ミラの魔法は多分これだよね?」
赤黒いナイフを拾う
自在に形を変えられる武器そして大量に持ち運べる物、普通の物では無いだろう
「赤黒い……血を操る魔法でしょうか」
「クルース家は特異魔法持っていたの?」
「クルース家の初代当主を特異魔法を持っていたとは聞きましたがどんな魔法かは残ってません」
「成程」
ミラの顔にあった模様が消える
魔力出力を下げたのだろう
異様な魔力も殆ど消えている
……血を操る特異魔法でなんで魔石の力を引き出せるんだろ
「殺せ」
ミラは言う
大罪人であるミラは捕まればほぼ間違いなく処刑される
「殺せって……うーんもう戦えない子を殺すのは気が引けるんだけど」
「捕まればほぼ確実に処刑になります」
「そうなの? あっそうか貴族殺し」
「それだけでなくクルース家の罪もありますから」
「貴族共に殺されるのは断る。抵抗する」
「抵抗って今動けないでしょ」
「数時間あれば50%までなら使えるようになる」
「それはまずい」
魔力出力50%に対応出来るのはクロナか騎士団長、もしどちらも居ない状況で暴れられたら被害は大きいだろう
……ここで生かすとしても捕まるのは確定、アルトがいる以上逃す事は出来ないかと言って処刑は嫌がってるし……仕方ない
剣を引き抜く
結局死ぬ事になるのならせめて望む死をとクロナはミラの真横に移動して剣を首に当てる
息を整える
ミラは目を閉じて無抵抗で居る
「アルト、処刑を免れる手はある?」
「それは難しいですね。ただの殺人であれば処刑までは行きませんが殺した相手は貴族でそれ以外の罪もありますから」
「クルース家の罪って何?」
「王族殺しの主犯と言われています」
「王族殺し? 王族が殺されたの?」
「いえ、未遂です」
「それは本当?」
ミラに聞く
ミラは呆れたように笑う
「さぁ? 知らない。あの時私はまだ10歳だったから大人の陰謀なんて知らない」
処刑されたのは7年前、その当時ミラはまだ10歳の子供であった
そんなミラは真実がどうかなど知らずどちらが正しいかなど分からない
「本当にしたのかもね。証拠もあったんでしょ?」
「証拠ってどんな証拠?」
「知る訳ない」
「王族殺しをしようとした人間との取引情報です」
「取引情報? てかその王族殺し未遂の人は白状したの?」
「いえ、取り押さえる時に死んでいます」
「あっ一番ダメなパターンじゃないそれ?」
「ダメなパターンですか?」
「本人から聞けないんじゃその取引情報正しいかなんて分からないじゃん」
処刑される直前までミラの両親は否定し続けていた
「……確かにそうですね。しかし、あの時は犯人探しに血眼になっていましたから」
王族殺しは未遂とは言え大事件
犯人を見つけ出して手柄を上げようとした者も居るくらいには皆探していた
「犯人だー証拠があるーって言われて全員証拠の正しさなんて考えずにって事かな」
「確かにあの情報を怪しんだ人は居ませんでしたね。その当時の騎士団が調べても他の証拠が出なかったという事も相まって」
「何? あれは嘘だったと?」
「さぁ? 私は関わってないから分からない。でもそれをするメリットは何処にあるんだろと」
……考えられるのは金が動いたとか他国が関係するとか
「……しかし……」
アルトは考えている
ミラの事を知っているのは2人だけ秘密にして見逃す事は出来る
しかし、それは騎士団としてやっては行けない行為、裏切りの行為に等しい
「……王族殺し未遂の罪はどうにも出来ませんが今私達がやっている任務の協力をして貰えれば貴族殺しの罪に関しては減刑出来るかも知れません」
「今やってる任務……そうか」
ミラが殺した貴族の位は子爵
そして今行っている任務は大貴族メメト家の長女の呪い解除
もし協力をして命を救ったとなれば罪の減刑に使えるかも知れない
「わざわざ貴族がこんな場所にと思ったら成程貴族の依頼が」
「まぁそうだねそれで協力は」
「する訳が無い。なんで私が貴族に協力をしないと行けないの?」
「……だよね」
貴族嫌いのミラが貴族の令嬢の呪いを解く協力なんてする訳が無い
「……1つ条件がある」
「条件?」
「任務を完了したらクルース家の罪についてその真実を知りたい。その罪が本当なら私は大人しく処刑台に立つ」
「……分かりました。私も改めてあの騒動について調べて見る必要が出来たので情報を得たらお教えします」
土魔法を解除する
「それでどんな依頼?」
「ユイラ・メメトって子が呪いに掛けられてて呪使いを探してるんだよね」
「その呪使いを殺せばいい?」
「探すだけ」
「分かった。尋問は得意だから任せて」
「頼もしい」
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