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骸龍編
揺るがない決意
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東の森に着いたクロナは魔物を探す
森の主を討伐してから時間が経っているからか動物の姿や虫の声が聞こえる
……いつもの森に戻った、これなら居るかな
草木を掻き分けて魔物を探す
討伐対象は四足歩行の獣型の魔物、ワールウルフ
狼に似ている魔物は纏めてウルフ種と呼ばれウルフ種は群れを成す傾向にあり集団で襲いかかる
討伐対象のワールウルフは一体一体は弱いがその数に応じて危険性が上がる、2体は1番少ない集団の数
クロナは異変に気付き音を立てないように止まる
……囲まれてる
少し離れた距離で草が不自然に揺れる
それは1箇所だけでは無い複数箇所の草が揺れる
それと同時に複数の足音が聞こえる、揺れた位置は丁度クロナを囲んでいる
音のした方を見て草と草の隙間からその姿を確認する
見た目は依頼書に書かれていたワールウルフと同じ
……討伐対象、数は4かな
剣を抜いて攻撃に備える
弱い魔物だが油断は禁物
……この剣が本当に耐えられるか分からない。引くのもありだけど
頑丈とは聞いているが剣が耐えられるという確信は無い
壊れた場合生身で相手をしないとならない
囲んでいるワールウルフは攻めては来ない
距離を取って様子を伺っている
膠着状態が続く
クロナは今ワールウルフの正確な位置と数を把握していない
4体と言うのは草が不自然に動いた数でしかない
……仕方ない。こちらから攻める
足音は止まず草に触れ不自然に草が揺れる
足音と揺れる草から位置を探る
歩く速度と距離、位置から倒す魔物を決める
……前方、1、2
丁度今向いている方向に来るタイミングで地を蹴り突っ込む
素早く草木を切り裂き接近して胴体目掛けて切りかかる
高速の刃がワールウルフに迫る
ワールウルフは気付くが時既に遅く胴体を両断され倒れる
仲間がやられた事に気付き吠える
それは愚策であった
位置をクロナに教えてしまった
……剣は壊れてない
剣が壊れていない事を確認して吠える声がした所へ駆ける
素早く邪魔な草木を薙ぎ払い接近して避ける間もなく切り裂く
残りの2体は突っ込んでくる
自慢の牙と爪を立てて襲いかかる
突きを繰り出して開いた口の中に突っ込み頭を貫く
剣を引き抜いて爪による攻撃を避けて真っ二つに切り裂く
4体倒し切るが警戒をする
先程の声で仲間を呼ばれるかもしれない
「壊れない。刃こぼれもしない。これならもっと本気で振るっても良いかも」
4体から討伐証明に使える体の一部を回収する
これで討伐依頼は達成となる
まだ斬り足りないと考え森の奥へ入っていく
丁度倒し終えたタイミングでユイラが東の森に到着する
周りを見渡すが見つからない
……奥に行ったかな。遠くから狼の遠吠えが聞こえた。もしかしたら
森の中に入っていく
追ってきている事に気付いていないクロナはゆっくりと歩いて魔物を探す
「依頼は終わったから斬り応えのある魔物が出てくれればいいけど……主があれだからなぁ」
森の主を圧倒した
森の主は強い魔物だがクロナからすると物足りない程度の相手
強い魔物に対しては大量の剣を用意しなければならなかった今までとは違いこの剣1本で十分になった
「龍なら倒しがいがあるよね」
目の前に魔物が現れる
熊のような姿をした魔物、獣種ワールベア
魔物の中でも凶暴で動く物を見ると襲いかかる習性があり強靭な爪で並の防具であれば一撃で切り裂いてしまう
森の奥に生息する魔物、森の主の次に危険とされている
ワールベアはクロナを見ると同時に自慢の爪で襲いかかる
先程と違って壊れる心配をする必要が無い
手加減無しの全力で2回振るう
視認出来ない程の速度の剣撃がワールベアに襲いかかる
深い切り傷が胴体に2つ出来て倒れる
「大きいなぁ。私は箱持ってないしこれ運べないんだよね。回収業者高いし」
討伐証明用に体の一部を回収して袋に入れる
探索して魔物を見つけ次第討伐して討伐証明に必要な物を回収してを繰り返す
その途中でユイラがクロナを見つける
「漸く見つけました」
「ユイラ?」
「ワールウルフにワールベア、他にも……その剣頑丈ですね」
「本当に頑丈、本気で振っても壊れない」
「本当に骸龍と戦う気なんですか?」
「そのつもりだよ? 私は嘘が苦手でね」
「正気じゃない。龍種は危険です」
「強そうだよね、骸の操る魔法を使う龍」
「強そうではなく強いんです」
「私1人で行くから大丈夫だよぉ」
「1人で行くから止めてるんですよ! 貴女は魔力が無く魔法を使えない。貴女は強いけれど魔法による防御が無ければ一撃を食らった時点でほぼ確実に死にます」
魔力が無く魔法が使えないという事は攻撃を受けた時防具だけでしか防げない
クロナは盾を持たない
防具も魔力を纏っている物では無い、防具なんて有って無いような物
相手が龍種ともなければ掠るだけでも致命傷になりうる
「そうだね。だから攻撃は避けないと行けない」
「貴女の師匠の言っていた一流の剣士の為ですか?」
「限界を試したいからかなぁ」
「それなら別に龍種じゃなくても」
「だって素材必要でしょ? なら丁度いい」
「いえ、要りません!」
「そこまで止められる理由が分からないなぁ。ただの馬鹿とでも思えば」
「貴女は命の恩人です。恩人が危険な事しようとしているのを止めるのはおかしいですか?」
クロナは命の恩人、まだ借りを返せていない
命の恩人が危険な真似をしようとしている
それも自分に関する話が発端でその危険を犯そうとしている
「貴女にとって私は偶然助けた1人でしかないのでしょう。でも私にとって貴女は一生を掛けても返せないような恩をくれた人です。だから私は貴女が死地に向かうのを止めたいのです」
「ここまで思われるのは嬉しいけど私は剣士、戦いに生き戦いに死ぬ。例え死ぬとしてもそれが龍相手ならば後悔は無い」
決意は揺るがない
かつて師匠から聞いた時から龍と戦うつもりであった
そのチャンスが今来ただけの話
剣を握ったあの日から死に場所は戦場だと決めていた
「もし私が死んでも気にしなくていいから」
「私も行きます」
「へ? 今なんて?」
ユイラの言葉に驚く
今その言葉が聞こえるなんて思いもしていなかった
聞き間違いだと考えて聞き返す
「私も着いていきます」
「……龍は危険だよ?」
「知っています。承知の上です」
「死ぬよ」
「こう見えても私は防御魔法に関しては天才と言われたくらいには得意です」
「防御魔法」
戦闘において防御魔法はかなり有用
森の主に襲われても無傷だったのはその防御魔法のお陰だろう
……成程、森の主に襲われて無事だったのは防御魔法で身を守っていたんだ
防御が不安なクロナにとっても悪くない提案
防御に集中して貰えれば戦闘の邪魔にもならない
「邪魔にはなる気はありません」
「防御魔法が得意と言っても龍相手に通じるの?」
「試した事は無いので分かりませんが防げると思います」
「試してみる? 1番硬い防御魔法展開して少し離れて」
「は、はい、人々の祈りを聞きなさい災厄を守る盾となりなさい代行者たる我が声を聞け」
詠唱をして魔法障壁を展開する
魔力を利用して空中に半透明の厚みのある物理障壁を展開する
現状使える最大の防御魔法、災禍の守り手
クロナは剣を構える
それで何をしようとしているか理解した
……この魔法は壊せない。この魔法は上位の魔法すら防ぐ盾
息を整えて剣を握る
踏み込んで大きく振りかぶる
そして勢いよく魔法障壁に振り下ろす
森の主を討伐してから時間が経っているからか動物の姿や虫の声が聞こえる
……いつもの森に戻った、これなら居るかな
草木を掻き分けて魔物を探す
討伐対象は四足歩行の獣型の魔物、ワールウルフ
狼に似ている魔物は纏めてウルフ種と呼ばれウルフ種は群れを成す傾向にあり集団で襲いかかる
討伐対象のワールウルフは一体一体は弱いがその数に応じて危険性が上がる、2体は1番少ない集団の数
クロナは異変に気付き音を立てないように止まる
……囲まれてる
少し離れた距離で草が不自然に揺れる
それは1箇所だけでは無い複数箇所の草が揺れる
それと同時に複数の足音が聞こえる、揺れた位置は丁度クロナを囲んでいる
音のした方を見て草と草の隙間からその姿を確認する
見た目は依頼書に書かれていたワールウルフと同じ
……討伐対象、数は4かな
剣を抜いて攻撃に備える
弱い魔物だが油断は禁物
……この剣が本当に耐えられるか分からない。引くのもありだけど
頑丈とは聞いているが剣が耐えられるという確信は無い
壊れた場合生身で相手をしないとならない
囲んでいるワールウルフは攻めては来ない
距離を取って様子を伺っている
膠着状態が続く
クロナは今ワールウルフの正確な位置と数を把握していない
4体と言うのは草が不自然に動いた数でしかない
……仕方ない。こちらから攻める
足音は止まず草に触れ不自然に草が揺れる
足音と揺れる草から位置を探る
歩く速度と距離、位置から倒す魔物を決める
……前方、1、2
丁度今向いている方向に来るタイミングで地を蹴り突っ込む
素早く草木を切り裂き接近して胴体目掛けて切りかかる
高速の刃がワールウルフに迫る
ワールウルフは気付くが時既に遅く胴体を両断され倒れる
仲間がやられた事に気付き吠える
それは愚策であった
位置をクロナに教えてしまった
……剣は壊れてない
剣が壊れていない事を確認して吠える声がした所へ駆ける
素早く邪魔な草木を薙ぎ払い接近して避ける間もなく切り裂く
残りの2体は突っ込んでくる
自慢の牙と爪を立てて襲いかかる
突きを繰り出して開いた口の中に突っ込み頭を貫く
剣を引き抜いて爪による攻撃を避けて真っ二つに切り裂く
4体倒し切るが警戒をする
先程の声で仲間を呼ばれるかもしれない
「壊れない。刃こぼれもしない。これならもっと本気で振るっても良いかも」
4体から討伐証明に使える体の一部を回収する
これで討伐依頼は達成となる
まだ斬り足りないと考え森の奥へ入っていく
丁度倒し終えたタイミングでユイラが東の森に到着する
周りを見渡すが見つからない
……奥に行ったかな。遠くから狼の遠吠えが聞こえた。もしかしたら
森の中に入っていく
追ってきている事に気付いていないクロナはゆっくりと歩いて魔物を探す
「依頼は終わったから斬り応えのある魔物が出てくれればいいけど……主があれだからなぁ」
森の主を圧倒した
森の主は強い魔物だがクロナからすると物足りない程度の相手
強い魔物に対しては大量の剣を用意しなければならなかった今までとは違いこの剣1本で十分になった
「龍なら倒しがいがあるよね」
目の前に魔物が現れる
熊のような姿をした魔物、獣種ワールベア
魔物の中でも凶暴で動く物を見ると襲いかかる習性があり強靭な爪で並の防具であれば一撃で切り裂いてしまう
森の奥に生息する魔物、森の主の次に危険とされている
ワールベアはクロナを見ると同時に自慢の爪で襲いかかる
先程と違って壊れる心配をする必要が無い
手加減無しの全力で2回振るう
視認出来ない程の速度の剣撃がワールベアに襲いかかる
深い切り傷が胴体に2つ出来て倒れる
「大きいなぁ。私は箱持ってないしこれ運べないんだよね。回収業者高いし」
討伐証明用に体の一部を回収して袋に入れる
探索して魔物を見つけ次第討伐して討伐証明に必要な物を回収してを繰り返す
その途中でユイラがクロナを見つける
「漸く見つけました」
「ユイラ?」
「ワールウルフにワールベア、他にも……その剣頑丈ですね」
「本当に頑丈、本気で振っても壊れない」
「本当に骸龍と戦う気なんですか?」
「そのつもりだよ? 私は嘘が苦手でね」
「正気じゃない。龍種は危険です」
「強そうだよね、骸の操る魔法を使う龍」
「強そうではなく強いんです」
「私1人で行くから大丈夫だよぉ」
「1人で行くから止めてるんですよ! 貴女は魔力が無く魔法を使えない。貴女は強いけれど魔法による防御が無ければ一撃を食らった時点でほぼ確実に死にます」
魔力が無く魔法が使えないという事は攻撃を受けた時防具だけでしか防げない
クロナは盾を持たない
防具も魔力を纏っている物では無い、防具なんて有って無いような物
相手が龍種ともなければ掠るだけでも致命傷になりうる
「そうだね。だから攻撃は避けないと行けない」
「貴女の師匠の言っていた一流の剣士の為ですか?」
「限界を試したいからかなぁ」
「それなら別に龍種じゃなくても」
「だって素材必要でしょ? なら丁度いい」
「いえ、要りません!」
「そこまで止められる理由が分からないなぁ。ただの馬鹿とでも思えば」
「貴女は命の恩人です。恩人が危険な事しようとしているのを止めるのはおかしいですか?」
クロナは命の恩人、まだ借りを返せていない
命の恩人が危険な真似をしようとしている
それも自分に関する話が発端でその危険を犯そうとしている
「貴女にとって私は偶然助けた1人でしかないのでしょう。でも私にとって貴女は一生を掛けても返せないような恩をくれた人です。だから私は貴女が死地に向かうのを止めたいのです」
「ここまで思われるのは嬉しいけど私は剣士、戦いに生き戦いに死ぬ。例え死ぬとしてもそれが龍相手ならば後悔は無い」
決意は揺るがない
かつて師匠から聞いた時から龍と戦うつもりであった
そのチャンスが今来ただけの話
剣を握ったあの日から死に場所は戦場だと決めていた
「もし私が死んでも気にしなくていいから」
「私も行きます」
「へ? 今なんて?」
ユイラの言葉に驚く
今その言葉が聞こえるなんて思いもしていなかった
聞き間違いだと考えて聞き返す
「私も着いていきます」
「……龍は危険だよ?」
「知っています。承知の上です」
「死ぬよ」
「こう見えても私は防御魔法に関しては天才と言われたくらいには得意です」
「防御魔法」
戦闘において防御魔法はかなり有用
森の主に襲われても無傷だったのはその防御魔法のお陰だろう
……成程、森の主に襲われて無事だったのは防御魔法で身を守っていたんだ
防御が不安なクロナにとっても悪くない提案
防御に集中して貰えれば戦闘の邪魔にもならない
「邪魔にはなる気はありません」
「防御魔法が得意と言っても龍相手に通じるの?」
「試した事は無いので分かりませんが防げると思います」
「試してみる? 1番硬い防御魔法展開して少し離れて」
「は、はい、人々の祈りを聞きなさい災厄を守る盾となりなさい代行者たる我が声を聞け」
詠唱をして魔法障壁を展開する
魔力を利用して空中に半透明の厚みのある物理障壁を展開する
現状使える最大の防御魔法、災禍の守り手
クロナは剣を構える
それで何をしようとしているか理解した
……この魔法は壊せない。この魔法は上位の魔法すら防ぐ盾
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