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始まり
注意
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青年の仲間が必死に治癒の魔法を掛ける
「魔力が無いって本当ですか?」
「本当だよ。私は魔力を持たない。だから魔力操作も魔法もつかえない」
「魔力を持たない人間が居るなんてそんな話、他に聞いた事がありません」
「私も私以外で魔力を持たない人間が居るとは聞いた事無いかな。……見下したりはしないんだ」
クロナは少女の反応に驚く
大抵魔力を持たない人間なんて不気味がったり見下したりする
……師匠と同じような人なんて居るんだね
クロナの剣の師匠はその事実に驚きこそしたが普通の人間と同じように接していた
むしろ特別な扱いをしていた
「驚きはしましたが貴女の実力を見た後なのでなんと言うか貴女超人過ぎませんかねという感想しか」
「身体能力が異常なくらい高い訳じゃないよ?」
「そうなんですか?」
「ちゃんと鍛えていれば私と同じくらいの人は居ると思う」
一般人が魔法や魔力を鍛えている間もずっと剣の技術と身体を鍛え続けていた
同じ歳の人々の2倍以上の時間を掛けて鍛え続けてきた
「成程」
周囲の冒険者はざわついている
青年が負けると言うのは予想外の出来事
勝負を始めた頃は皆青年の勝ちを確信していた
むしろクロナの身を案じてまでいた
「倒しやがった」
「一撃で……お、おい見えたか?」
「何も見えなかった。あれは魔法じゃねぇのか?」
「魔力も無いやつが魔法なんて使えないだろ。魔法も魔力の身体強化でもねぇ、純粋な身体能力と剣の技術で勝ちやがったんだ」
「有り得ねぇだろ」
「それ程までの力の差があったって事か? あいつ5級だろ」
「魔道具でも隠し持ってたんじゃねぇのか?」
「確かに魔道具なら魔力無くても使える……」
「なんだ、隠してたのか」
「いや、魔力の流れは見えなかった。魔法も魔道具も使ってない」
「それは純粋な身体能力ってことかよ。意味分かんねぇ」
「化け物じゃねぇか」
無能と罵っていた相手に恐怖を覚える
クロナがその気になればここに居る冒険者全員、剣の錆にされる
最も現状クロナにその気はなく最後の1本も破損し剣も持っていない
「こりゃどういう事だ? 何があった」
扉が開かれ大男が現れる
190センチはある巨体
見て分かるほど鍛え上げられた肉体を持つ
歳は40代程度に見える髭の生えた男性
「あの方は?」
「彼はギルド長、この国のギルドを統括している男性で元1級冒険者、噂によるとまだまだ現役で活動出来る」
ギルド長は青年の元へ歩く
青年の傷を見た後青年の仲間を見る
彼らはビクッと身を震わせる
「流血沙汰とはめんどくせぇ、またお前達か。相手は誰だ?」
青年の仲間は恐る恐るクロナを指差す
クロナはため息をつく
……最悪剥奪かなぁ。それは困るけど
流血沙汰の問題を起こした冒険者が資格を剥奪されたという話は聞く
しかし、あそこでクロナが応じなければ少女が切られていた可能性はある
「成程」
クロナの方へ近付いてくる
少女は怯えている
ギルド長から溢れ出す威圧感で空気が重い
周囲の冒険者、職員の中にも怯えている者が居る
冒険者を引退して数年経っていながら現役の時と変わらない
「クロナ・ヴァイス、何があったか説明出来るか」
ギルド長はクロナに聞く
問題が起きたら互いの当事者から話を聞く、青年の方は治療中で聞ける状況では無い
頷き説明を始める
「まず私が森の主を倒しその死体を素材として売却する為に運びました」
正直に話す
嘘をつくメリットが無い
それに今、嘘をついてもギルド長が周りの職員に状況を聞けばバレてしまう
「森の主の死体が運ばれてきた事は聞いたがお前だったか」
「はい、そして受付嬢との話が一先ず終わった後、彼に絡まれました。そこでイチャモンを付けられて言い争いになって彼が剣を抜いて決闘を申し込んできました」
「決闘をあいつが先にか?」
「はい、そして私はその決闘に応じて……結果は見ての通りです」
青年の方に視線をやる
「なるほどな……まず私闘、決闘はギルドを通せ」
「ギルドを通す?」
「あぁ、知らないか。冒険者は血気盛んな連中が多い。だから今回みたいに問題を起こす奴が良く出てくる。だから止めるんじゃなくてギルド監視の元決闘が出来るようにしてある」
クロナはそのギルドのルールを知らなかった
問題行動を起こさなければ基本知る事の無いルール
……へぇ、そんなルールがあったんだ。知らなかった
ギルド長が言う通り冒険者は血気盛んな人が多い、争いが起きれば流血沙汰は免れないと言われる程には
ギルド長は近くの職員から先程起きた出来事を聞きクロナの説明が真実だと理解する
「今回は初犯だから注意だけで済ませるが次からは気を付けろよ」
ギルド長は流血沙汰にはなったが死者が出ていないのとクロナは初犯である事、先に吹っ掛けたのは青年の方である事を加味してクロナに対しては注意だけで済ませる判断をした
死者が出ていたり被害が大きければ初犯でも処罰される
基本はワンランクダウンだが状況が酷ければ最悪冒険者資格を剥奪される
……良かった。次はちゃんとギルドを通すかな
「分かりました」
「にしてもよく勝てたな」
「彼にですか?」
「森の主とあいつの両方だ。お前魔力無いんだろ?」
「はい、登録時と同じでありません」
「どうなってんだ?」
「ただ相手よりも重い一撃を、相手が反応するよりも速い一撃を振るっただけです」
「だけか……その行為を魔力、魔法無しで世界中で何人が出来るんだろうな」
「少なくとも師匠は出来ますね」
「そうか、素材の計算はもうすぐ終わる筈だ。そこで待ってろ」
ギルド長はそう言い残して青年の方へ向かう
問題行動を前にも起こしていて尚且つ今回の騒動の原因でもある青年は処罰は免れないだろう
「……怖かった」
少女は腰を抜かしてその場に座り込んでいる
間近で威圧を感じ続けていた
むしろ少女は持った方である
「大丈夫?」
「大丈夫じゃないです。なんで平気なんですか?」
「まぁあのくらいなら慣れてるから」
「あれって慣れる物なんですか?」
「慣れる物だよ」
クロナは少女に手を差し伸べる
手を取る
「引っ張るよっと」
引っ張り上げる
「あっ、」
腰を抜かしていたので上手く立てず倒れそうになる
……これは頭打つ
頭を打つと思いこれから来る衝撃に備え目を閉じる
クロナが倒れないようにしっかり手を握り素早く少女の腰に手をやる
覚悟していた衝撃が来なく目を開く
「ちょっと強く引っ張り過ぎたかな。ごめんね」
ゆっくり慎重に立たせる
「い、いえありがとうございます」
「クロナさん計算が終わりました。これが素材の金額となります」
対応した受付嬢が駆け足で目の前に来て金の入った袋を手渡す
受け取り袋の中身を見る
3枚の紙幣と5枚のコインが入っている
「合計3ティル500ウェルです」
「おぉ、ティルなんて初めて見た」
5級の冒険者であるクロナは依頼の報酬でティルを得た事は無い
金も貯まらない為、当分見る機会は無いと思っていた程である
……ティルは紙だとは聞いていたけどこんな形なんだ
紙幣1枚取り出して確認する
「結構多いですね。数も合ってます」
「それじゃもうギルドに用は無いし施設出よう」
「そうですね。早く出た方が良さそうですし」
冒険者達がずっとざわついている
視線、時々聞こえる声が鬱陶しい
……早く外出ないと
2人はギルドを出る
扉を閉めると視線を感じなくなり声も聞こえなくなる
「色々ありましたが剣を買いに行きましょう」
「そうだね、最後の1本も壊れちゃったし」
「頑丈な剣はどの店にあるんですか?」
「大通りに構えてる武器屋、案内するよ」
「確かに武器屋ありましたね。確か2軒程」
「大通りは冒険者が良く通るから店を構えてるんだって、冒険者は武器を使うから有難い」
大通りにある武器屋へ向かう
「魔力が無いって本当ですか?」
「本当だよ。私は魔力を持たない。だから魔力操作も魔法もつかえない」
「魔力を持たない人間が居るなんてそんな話、他に聞いた事がありません」
「私も私以外で魔力を持たない人間が居るとは聞いた事無いかな。……見下したりはしないんだ」
クロナは少女の反応に驚く
大抵魔力を持たない人間なんて不気味がったり見下したりする
……師匠と同じような人なんて居るんだね
クロナの剣の師匠はその事実に驚きこそしたが普通の人間と同じように接していた
むしろ特別な扱いをしていた
「驚きはしましたが貴女の実力を見た後なのでなんと言うか貴女超人過ぎませんかねという感想しか」
「身体能力が異常なくらい高い訳じゃないよ?」
「そうなんですか?」
「ちゃんと鍛えていれば私と同じくらいの人は居ると思う」
一般人が魔法や魔力を鍛えている間もずっと剣の技術と身体を鍛え続けていた
同じ歳の人々の2倍以上の時間を掛けて鍛え続けてきた
「成程」
周囲の冒険者はざわついている
青年が負けると言うのは予想外の出来事
勝負を始めた頃は皆青年の勝ちを確信していた
むしろクロナの身を案じてまでいた
「倒しやがった」
「一撃で……お、おい見えたか?」
「何も見えなかった。あれは魔法じゃねぇのか?」
「魔力も無いやつが魔法なんて使えないだろ。魔法も魔力の身体強化でもねぇ、純粋な身体能力と剣の技術で勝ちやがったんだ」
「有り得ねぇだろ」
「それ程までの力の差があったって事か? あいつ5級だろ」
「魔道具でも隠し持ってたんじゃねぇのか?」
「確かに魔道具なら魔力無くても使える……」
「なんだ、隠してたのか」
「いや、魔力の流れは見えなかった。魔法も魔道具も使ってない」
「それは純粋な身体能力ってことかよ。意味分かんねぇ」
「化け物じゃねぇか」
無能と罵っていた相手に恐怖を覚える
クロナがその気になればここに居る冒険者全員、剣の錆にされる
最も現状クロナにその気はなく最後の1本も破損し剣も持っていない
「こりゃどういう事だ? 何があった」
扉が開かれ大男が現れる
190センチはある巨体
見て分かるほど鍛え上げられた肉体を持つ
歳は40代程度に見える髭の生えた男性
「あの方は?」
「彼はギルド長、この国のギルドを統括している男性で元1級冒険者、噂によるとまだまだ現役で活動出来る」
ギルド長は青年の元へ歩く
青年の傷を見た後青年の仲間を見る
彼らはビクッと身を震わせる
「流血沙汰とはめんどくせぇ、またお前達か。相手は誰だ?」
青年の仲間は恐る恐るクロナを指差す
クロナはため息をつく
……最悪剥奪かなぁ。それは困るけど
流血沙汰の問題を起こした冒険者が資格を剥奪されたという話は聞く
しかし、あそこでクロナが応じなければ少女が切られていた可能性はある
「成程」
クロナの方へ近付いてくる
少女は怯えている
ギルド長から溢れ出す威圧感で空気が重い
周囲の冒険者、職員の中にも怯えている者が居る
冒険者を引退して数年経っていながら現役の時と変わらない
「クロナ・ヴァイス、何があったか説明出来るか」
ギルド長はクロナに聞く
問題が起きたら互いの当事者から話を聞く、青年の方は治療中で聞ける状況では無い
頷き説明を始める
「まず私が森の主を倒しその死体を素材として売却する為に運びました」
正直に話す
嘘をつくメリットが無い
それに今、嘘をついてもギルド長が周りの職員に状況を聞けばバレてしまう
「森の主の死体が運ばれてきた事は聞いたがお前だったか」
「はい、そして受付嬢との話が一先ず終わった後、彼に絡まれました。そこでイチャモンを付けられて言い争いになって彼が剣を抜いて決闘を申し込んできました」
「決闘をあいつが先にか?」
「はい、そして私はその決闘に応じて……結果は見ての通りです」
青年の方に視線をやる
「なるほどな……まず私闘、決闘はギルドを通せ」
「ギルドを通す?」
「あぁ、知らないか。冒険者は血気盛んな連中が多い。だから今回みたいに問題を起こす奴が良く出てくる。だから止めるんじゃなくてギルド監視の元決闘が出来るようにしてある」
クロナはそのギルドのルールを知らなかった
問題行動を起こさなければ基本知る事の無いルール
……へぇ、そんなルールがあったんだ。知らなかった
ギルド長が言う通り冒険者は血気盛んな人が多い、争いが起きれば流血沙汰は免れないと言われる程には
ギルド長は近くの職員から先程起きた出来事を聞きクロナの説明が真実だと理解する
「今回は初犯だから注意だけで済ませるが次からは気を付けろよ」
ギルド長は流血沙汰にはなったが死者が出ていないのとクロナは初犯である事、先に吹っ掛けたのは青年の方である事を加味してクロナに対しては注意だけで済ませる判断をした
死者が出ていたり被害が大きければ初犯でも処罰される
基本はワンランクダウンだが状況が酷ければ最悪冒険者資格を剥奪される
……良かった。次はちゃんとギルドを通すかな
「分かりました」
「にしてもよく勝てたな」
「彼にですか?」
「森の主とあいつの両方だ。お前魔力無いんだろ?」
「はい、登録時と同じでありません」
「どうなってんだ?」
「ただ相手よりも重い一撃を、相手が反応するよりも速い一撃を振るっただけです」
「だけか……その行為を魔力、魔法無しで世界中で何人が出来るんだろうな」
「少なくとも師匠は出来ますね」
「そうか、素材の計算はもうすぐ終わる筈だ。そこで待ってろ」
ギルド長はそう言い残して青年の方へ向かう
問題行動を前にも起こしていて尚且つ今回の騒動の原因でもある青年は処罰は免れないだろう
「……怖かった」
少女は腰を抜かしてその場に座り込んでいる
間近で威圧を感じ続けていた
むしろ少女は持った方である
「大丈夫?」
「大丈夫じゃないです。なんで平気なんですか?」
「まぁあのくらいなら慣れてるから」
「あれって慣れる物なんですか?」
「慣れる物だよ」
クロナは少女に手を差し伸べる
手を取る
「引っ張るよっと」
引っ張り上げる
「あっ、」
腰を抜かしていたので上手く立てず倒れそうになる
……これは頭打つ
頭を打つと思いこれから来る衝撃に備え目を閉じる
クロナが倒れないようにしっかり手を握り素早く少女の腰に手をやる
覚悟していた衝撃が来なく目を開く
「ちょっと強く引っ張り過ぎたかな。ごめんね」
ゆっくり慎重に立たせる
「い、いえありがとうございます」
「クロナさん計算が終わりました。これが素材の金額となります」
対応した受付嬢が駆け足で目の前に来て金の入った袋を手渡す
受け取り袋の中身を見る
3枚の紙幣と5枚のコインが入っている
「合計3ティル500ウェルです」
「おぉ、ティルなんて初めて見た」
5級の冒険者であるクロナは依頼の報酬でティルを得た事は無い
金も貯まらない為、当分見る機会は無いと思っていた程である
……ティルは紙だとは聞いていたけどこんな形なんだ
紙幣1枚取り出して確認する
「結構多いですね。数も合ってます」
「それじゃもうギルドに用は無いし施設出よう」
「そうですね。早く出た方が良さそうですし」
冒険者達がずっとざわついている
視線、時々聞こえる声が鬱陶しい
……早く外出ないと
2人はギルドを出る
扉を閉めると視線を感じなくなり声も聞こえなくなる
「色々ありましたが剣を買いに行きましょう」
「そうだね、最後の1本も壊れちゃったし」
「頑丈な剣はどの店にあるんですか?」
「大通りに構えてる武器屋、案内するよ」
「確かに武器屋ありましたね。確か2軒程」
「大通りは冒険者が良く通るから店を構えてるんだって、冒険者は武器を使うから有難い」
大通りにある武器屋へ向かう
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