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2章天鬼鶏
社畜 薬を買いに行く
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グループ天鬼鶏結成と始まりの動画
元々界隈で有名な一鬼と天音と突如現れた強い異能者の鶏
その3人のグループ結成は界隈で話題となった
『あの3人か』
『元々その予定だったのかな』
『じゃない?』
『ニワトリくん最近出始めたのにグループなんて早いなぁ。こういうのって先にグループ発表じゃないの?』
『話題性を考えるとこのやり方も良かったと思う。ただ天音ちゃん救出はガチだと思うんだよな』
『色んな人動いてたからねぇ、あれで実は嘘でしたは流石に』
『そもそもあの配信ってニワトリくん顔出してるらしいから違うだろうね』
『そういやあの時は仮面無しだったな』
『グループってことは3人でダンジョン攻略かな? 4級ダンジョン攻略の動画流れたし』
『リアタイで見たわ。やばい』
『配信でも滅多に見ない激闘だったな』
『凄かったね。ニワトリくん強すぎ』
グループ結成には様々な反応があった
良い反応は多いが中にはヤラセだと言う者やダンジョンの等級を偽っているなどと言う人達も居る
現在のCG技術は高い、動画でCGをプラスして演出を派手にしているだけと言う人も居る
「おっ、良い反応してるね」
一鬼は動画のコメント欄を見る
探索者の動画の中でも白熱した戦い、こういうのを待っていたと言わんばかりに再生数が伸びている
「私の普段の動画より伸びてます」
「天音は探索より雑談メインだからな。探索の配信も他の配信者寄りの配信だし」
「少々目立ち過ぎてる気もするけどね」
「まぁ同業者の一部……一部と言っても少なくない数の人らにとっては嬉しくないだろうな」
「当たり前、鶏さんが強すぎるので」
「強い。少なくとも表舞台に出てる異能者の中じゃ最高峰なのは間違いない」
「出てない異能者の中には居ると?」
「配信をしていない探索者やクランに所属している探索者、探索者では無い異能者、この辺の中には居ると思うな」
「成程」
「そう言えば鶏君は?」
「さっき電話したけど出なかったから寝てるかも?」
「社畜から開放されて溜まりに溜まった疲労を寝て回復してるのかな。まぁ次のダンジョンの目星は付いてないし休めるだけ休ませてあげよう」
「次のダンジョン……等級は?」
「4級だな。あのダンジョンの主の強さが気になってな」
「あの強さは4級相当では無いと」
「私は何個かの4級ダンジョン攻略をしてる。あそこまで強い魔物は知らない。異能持ちは知っているがあの出力の異能持ちは聞いた事ない」
「鶏さんの炎を相殺出来るほどの異能、3級と言われた方が納得出来る。4級と3級のダンジョンでは強さが変わる。主の強さは等級上の中ボスクラスとは言われてるけどあの再生の魔物より強い」
3級のダンジョンに現れた再生する魔物
3級の中ボス以上の強さを持つであろうあの魔物よりも4級ダンジョンの主である雷使いの魔物の方が強いと考える
「間違いなく強い。再生の魔物は厄介だったが私でも戦える強さ、本体とは戦っていないが天音がやれるなら私もやれる。だがあの魔物の場合は本気でやり合えば瞬殺されてたな。鶏君と戦っている間ですら下手に入れば殺されていた」
もし最初から本気で来ていたら一鬼は殺されていたかも知れない
「次の攻略も3人で?」
「その予定だが」
「武器増やさないとなぁ。氷の剣は辞めておくかな。あれじゃ戦えない」
氷の礫を生成して飛ばす能力
能力の性能は弱い部類、剣としての性能は良い
天音は普段牽制や妨害で使っている
攻撃力はあるが4級以上の魔物にはほぼ効かないくらいの強さ
売ってる武器でも中には強い物はある
しかし、強い分値段が高く天音のスタイル的にも余り稼げない為買えていない
「弱いもんな。今何個持ってるんだ? 必要なのあれば貸すぞ」
「治癒の杖と風の短剣と氷の剣かな」
「なら剣を入れ替えるか。多くても荷物になるだけだしな。どう言う物が欲しい?」
「中距離の能力」
一鬼は武器庫となっている部屋から武器持ってくる
「中距離か。ならこの辺だな」
全て掘り出し物、ダンジョンで入手した武器
能力を保有し頑丈な武器
「一鬼はどの武器使うの?」
「私はここには無い特殊な武器を使う予定」
「特殊な?」
「そ、特殊な武器、企業秘密」
「そう」
深堀りはせずに並んでいる武器を見る
剣、短剣、槍、短槍、長剣、細剣などある
「それじゃこれで」
「それは扱いづらいが強い」
「自分の身くらい守れないとだから」
「数が多いならともかく2人じゃ守りながらはほぼ無理だからな。訓練するか?」
「……する」
「それじゃ地下行くか」
一鬼の家の地下にある訓練場で2人は戦う
それぞれ使う武器に似たサイズと形の木刀を使って戦う
一鬼は力の差があるので加減して戦う
一方その頃蓮二はちょうど起きた
スマホを確認して通知が入っている事に焦る
すぐに掛け直すが天音は一鬼の家の訓練場で訓練しているので電話には出ない
「今忙しいのかな。たっぷり寝たなぁ……今日はどうしよう」
平日だが会社に行く必要が無い蓮二はやる事がない
辞めた訳では無いので会社に行って仕事をしても問題無いが行く気は無い
せっかくあの地獄から解放されたのにわざわざ地獄に戻りはしない
「あっ、そうだ薬買いに行こ……確か祈りの秘薬だったかな」
買おうと思っていた祈りの秘薬
色々忙しく買いに行くのを忘れていた
最低1個、出来るなら複数個は持ち運びたい
「祈りの秘薬はどこに売ってるんだろ。特殊な薬だから薬局とかかな」
調べてみると取引所に売っていると分かった
(取引所にあるのか。場所は2階まじかここ通ってるはずなんだけど気付かなかったな)
祈りの秘薬は死と隣り合わせの探索者が欲しがる効果の薬
取引所には探索者が集まる、妥当と言えば妥当だろう
素早く支度をして取引所へ向かう
元々界隈で有名な一鬼と天音と突如現れた強い異能者の鶏
その3人のグループ結成は界隈で話題となった
『あの3人か』
『元々その予定だったのかな』
『じゃない?』
『ニワトリくん最近出始めたのにグループなんて早いなぁ。こういうのって先にグループ発表じゃないの?』
『話題性を考えるとこのやり方も良かったと思う。ただ天音ちゃん救出はガチだと思うんだよな』
『色んな人動いてたからねぇ、あれで実は嘘でしたは流石に』
『そもそもあの配信ってニワトリくん顔出してるらしいから違うだろうね』
『そういやあの時は仮面無しだったな』
『グループってことは3人でダンジョン攻略かな? 4級ダンジョン攻略の動画流れたし』
『リアタイで見たわ。やばい』
『配信でも滅多に見ない激闘だったな』
『凄かったね。ニワトリくん強すぎ』
グループ結成には様々な反応があった
良い反応は多いが中にはヤラセだと言う者やダンジョンの等級を偽っているなどと言う人達も居る
現在のCG技術は高い、動画でCGをプラスして演出を派手にしているだけと言う人も居る
「おっ、良い反応してるね」
一鬼は動画のコメント欄を見る
探索者の動画の中でも白熱した戦い、こういうのを待っていたと言わんばかりに再生数が伸びている
「私の普段の動画より伸びてます」
「天音は探索より雑談メインだからな。探索の配信も他の配信者寄りの配信だし」
「少々目立ち過ぎてる気もするけどね」
「まぁ同業者の一部……一部と言っても少なくない数の人らにとっては嬉しくないだろうな」
「当たり前、鶏さんが強すぎるので」
「強い。少なくとも表舞台に出てる異能者の中じゃ最高峰なのは間違いない」
「出てない異能者の中には居ると?」
「配信をしていない探索者やクランに所属している探索者、探索者では無い異能者、この辺の中には居ると思うな」
「成程」
「そう言えば鶏君は?」
「さっき電話したけど出なかったから寝てるかも?」
「社畜から開放されて溜まりに溜まった疲労を寝て回復してるのかな。まぁ次のダンジョンの目星は付いてないし休めるだけ休ませてあげよう」
「次のダンジョン……等級は?」
「4級だな。あのダンジョンの主の強さが気になってな」
「あの強さは4級相当では無いと」
「私は何個かの4級ダンジョン攻略をしてる。あそこまで強い魔物は知らない。異能持ちは知っているがあの出力の異能持ちは聞いた事ない」
「鶏さんの炎を相殺出来るほどの異能、3級と言われた方が納得出来る。4級と3級のダンジョンでは強さが変わる。主の強さは等級上の中ボスクラスとは言われてるけどあの再生の魔物より強い」
3級のダンジョンに現れた再生する魔物
3級の中ボス以上の強さを持つであろうあの魔物よりも4級ダンジョンの主である雷使いの魔物の方が強いと考える
「間違いなく強い。再生の魔物は厄介だったが私でも戦える強さ、本体とは戦っていないが天音がやれるなら私もやれる。だがあの魔物の場合は本気でやり合えば瞬殺されてたな。鶏君と戦っている間ですら下手に入れば殺されていた」
もし最初から本気で来ていたら一鬼は殺されていたかも知れない
「次の攻略も3人で?」
「その予定だが」
「武器増やさないとなぁ。氷の剣は辞めておくかな。あれじゃ戦えない」
氷の礫を生成して飛ばす能力
能力の性能は弱い部類、剣としての性能は良い
天音は普段牽制や妨害で使っている
攻撃力はあるが4級以上の魔物にはほぼ効かないくらいの強さ
売ってる武器でも中には強い物はある
しかし、強い分値段が高く天音のスタイル的にも余り稼げない為買えていない
「弱いもんな。今何個持ってるんだ? 必要なのあれば貸すぞ」
「治癒の杖と風の短剣と氷の剣かな」
「なら剣を入れ替えるか。多くても荷物になるだけだしな。どう言う物が欲しい?」
「中距離の能力」
一鬼は武器庫となっている部屋から武器持ってくる
「中距離か。ならこの辺だな」
全て掘り出し物、ダンジョンで入手した武器
能力を保有し頑丈な武器
「一鬼はどの武器使うの?」
「私はここには無い特殊な武器を使う予定」
「特殊な?」
「そ、特殊な武器、企業秘密」
「そう」
深堀りはせずに並んでいる武器を見る
剣、短剣、槍、短槍、長剣、細剣などある
「それじゃこれで」
「それは扱いづらいが強い」
「自分の身くらい守れないとだから」
「数が多いならともかく2人じゃ守りながらはほぼ無理だからな。訓練するか?」
「……する」
「それじゃ地下行くか」
一鬼の家の地下にある訓練場で2人は戦う
それぞれ使う武器に似たサイズと形の木刀を使って戦う
一鬼は力の差があるので加減して戦う
一方その頃蓮二はちょうど起きた
スマホを確認して通知が入っている事に焦る
すぐに掛け直すが天音は一鬼の家の訓練場で訓練しているので電話には出ない
「今忙しいのかな。たっぷり寝たなぁ……今日はどうしよう」
平日だが会社に行く必要が無い蓮二はやる事がない
辞めた訳では無いので会社に行って仕事をしても問題無いが行く気は無い
せっかくあの地獄から解放されたのにわざわざ地獄に戻りはしない
「あっ、そうだ薬買いに行こ……確か祈りの秘薬だったかな」
買おうと思っていた祈りの秘薬
色々忙しく買いに行くのを忘れていた
最低1個、出来るなら複数個は持ち運びたい
「祈りの秘薬はどこに売ってるんだろ。特殊な薬だから薬局とかかな」
調べてみると取引所に売っていると分かった
(取引所にあるのか。場所は2階まじかここ通ってるはずなんだけど気付かなかったな)
祈りの秘薬は死と隣り合わせの探索者が欲しがる効果の薬
取引所には探索者が集まる、妥当と言えば妥当だろう
素早く支度をして取引所へ向かう
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