12 / 14
勇英士試験
平伏す者と見下ろす者
しおりを挟む
リゲルが拳を振り下ろしきるまさにその時、彼の視界に一瞬、誰かが飛び込んできた。その男はリゲルにむかって勢いよくジャンプすると跳び蹴りを繰り出した。リゲルは咄嗟に腕を交差してその蹴りを防御した。そしてそのままリゲルは大きく後方へ跳んで距離をとった。
「ジーク、無事か!?」
リゲルに跳び蹴りを食らわしたのはサイガであった。どうやら心配になって戻って来たらしい。
「サイガか・・・!ありがとよ」
そう言って身体を起こそうとするがやはり何かが乗っているように重く、起こすことができなかった。ジークの不可解な様子にサイガは疑問を感じたらしく、
「ジークどうしたんだ、様子がおかしいぞ?」
「それが俺にもさっぱりなんだ。どうしてだか急に身体が重くなってこの通り起き上がれなくなっちまった」
そう言いながらもなんとかしてジークは起き上がろうとしている。急に重くなったという突拍子もない事に一瞬疑問を抱くがジークの行動からもとても嘘には思えずサイガはとりあえずジークの腕を掴み立ち上がらせようとする。しかしまるで何百キロもの重りを持ち上げようとしているようで、ジークの身体は全くびくともしなかった。
「これは一体どういうことだ!?なんでこんな重く・・・?」
「それは俺が知りたいよ。あの男に一太刀いれようと木刀を振るったときいきなり木刀が重くなったんだよ。それからあいつに腹を一発殴られたらいきなりこんな風になっちまった」
サイガは前方に落ちているジークの木刀に目を向けるが見た目は特に変わったところなどはない。その奥ではリゲルが腕を振り、不敵な笑みを浮かべながら二人を見据えている。
「今度はお前が相手かぁ?お前もそいつのように俺様に平伏すことになるだろうがよぉ!」
リゲルは指の音を一つ一つ鳴らし、足首を回す。そして拳を握りしめたり緩めたりしている。
(平伏す鋼鉄の剛拳、俺様が殴った物体の重さを重くする能力。正確には俺様の鉄の拳に触れたものを重くする能力だがな。触れた回数が多いほど重くなっていくし殴りの強さでも大きく変化する、さぁどうする!?)
サイガはそのままリゲルを見つめていたが小さく息を吐くと戦闘態勢をとる。それに対してリゲルも戦闘態勢に移り目の前の黒衣の少年の動向を伺う。
しばらくお互いのことを牽制するようににらみ合っていたが、先にサイガが動き出す。サイガは真っ直ぐリゲルにむかって走って行くと右腕を大きく振りかぶり殴りつけようとする。
(甘いなぁ!そんな大ぶりじゃあ隙だらけだぁ!)
リゲルは大きく振りかぶるサイガの身体に拳を素早く突き出そうとする。しかし自分の目の前に左拳が迫っていることに気づく。咄嗟にそれをしゃがみ込んで避けるが、さらに拳が自分に迫っており自らの腕を交差させそれを防御する。
(こいつ、器用なことするじゃねぇかよ!)
サイガはそのままリゲルの交差している腕を下から思いきり蹴り上げる。リゲルの腕はサイガの蹴りの勢いで崩され、弾かれるように手を掲げたような体勢になる。隙ができたリゲルに対してサイガは両手を地面につけると左足でリゲルの腹部を突くよう蹴り飛ばした。
リゲルはそのまま蹴り飛ばされ、痛みと衝撃から思わず呻き声が漏れる。地面に倒れると腹部を抱えながら前方のサイガをにらみつける。予想を超えた動きを見せ、自分に一撃を与えたサイガに苛立ちと敵対心をむき出しにする。
(くそっあのガキィ舐めたまねしやがって・・・!)
サイガは汚れを落とすように手を振ると自分の身体に異常がないか確認する。目立った異常性はなく、ジークのように身体が重くなっていると言った症状も出ていない。
(あいつの身体に触れるだけなら大丈夫なのか。そういえば殴られたら重くなったってジークも言っていたな、それなら・・・)
サイガが考えている中、リゲルは腹部をおさえながらフラフラと立ち上がった。そして拳を力強くにぎりしめると、サイガにむかって走り出す。
「舐めるんじゃねぇぞぉ!」
リゲルは拳の届く範囲にまでサイガに近づくと拳を連続で素早く突き出す。サイガはそれらを一つ一つ眼で捉えて巧みに躱していく。全く拳が当たらないことに苛立ちが増していくリゲルは思わず拳での攻撃をやめ、横薙ぎに足を振るった。サイガはその攻撃を後方に下がる形で避ける。リゲルはさらに一歩足を踏み出すと自らの左拳をサイガにむかって突き出す。それをサイガはしゃがみ込んで避けるがそれを予想していたかのようにリゲルは足を振るってサイガの顔を蹴り上げようとする。その攻撃にサイガは思わず身体をのけぞらせながら後方に大きく跳んだ。サイガの身体は空中で一回転をするように後方へ跳んでいく。
(空中だと身動きはとれないだろぉが!)
リゲルはサイガが後方に大きく跳んでいる間に距離を詰めると空中のサイガに対して拳を構え、その顔面を思い切り殴り飛ばすため突きだそうとした時である。サイガは回転するように腕を振るった。リゲルの目の前には横薙ぎに振るわれた銀色に煌めく小振りのナイフがまさに彼の顔面を捉えようとしていた。リゲルは思わず突きだそうとしていた拳を自らの顔面の前で交差させその銀閃を防御する。金属と金属とがぶつかり合い弾かれたような金属音が響き渡った。
サイガはそのまま地面に足をつけると間髪いれずにリゲルとの距離を詰めると手に持っているナイフで切りつけた。リゲルは後方に跳んでそれを避けると体勢を立て直して身構える。
「あんたは物を重くする能力を持っている。だけどそれを俺に対して使わない。いや、使えないと言った方が良いのか?」
サイガは持っているナイフを手で遊ばせながら、リゲルを見据える。リゲルは荒い息を吐きながらサイガをにらみつけている。
「あんたの攻撃を受けてないからだと俺は考えている。もっと言うならあんたの拳を受けてないからかな。ジークの木刀も身体もあんたの拳に一度は触れている。恐らく殴った物体を重くする能力、と言ったところか」
リゲルはサイガの言葉を聞いて表情を曇らせた。サイガはその様子を見て笑みを浮かべる。
「図星って顔だな。まだいくつか仮説はあったんだがはったりって言うのも意外と上手くいくものだ」
笑いながら言うサイガを見て苛立ちを感じてるのかリゲルは拳を力強く握りしめ歯ぎしりをしながらにらみつけていた。
「それがわかったからどうだって言うんだぁ!わかったところでどうにかできるもんかぁ!?」
「できるさ。殴られることによって重くなるなら殴られなければ良いだけのことだからな」
「俺様の攻撃を避け続けるって言いたいのかぁ?ずいぶん舐めたこと言ってくれるじゃねえかぁ!」
「事実、今俺はあんたの攻撃を一度も受けてないんだが?」
サイガの言葉を聞いたリゲルは何かが切れたような音が頭の中でしたのを感じた。そして雄叫びのような声をあげるとサイガにむかって走り出した。それに対してサイガもむかっていく形で走り出す。
リゲルは叫びながら拳を幾度となく繰り出す。サイガはそれらを注意深く避けながら隙をうかがう。
(こいつ、なんなんだ一体!?なんで俺様の攻撃があたらねぇ!)
リゲルは避け続けるサイガをなんとか捉えようと拳での攻撃だけでなく足を使った蹴りを織り交ぜながら攻撃を繰り出す。サイガもそれを受け流すように動きながらナイフを振るう。
その攻防が続く中、リゲルはサイガが振るっていたナイフを拳で弾く。サイガはそのままナイフを振るおうとするが、急にナイフが重くなりナイフを持っていた手は急激な重さの変化に支えることができず地面へとむかう。サイガは瞬時に手に持っていたナイフを手放し体勢を立て直そうとする。その隙を逃すまいとリゲルはサイガの身体に鉄の拳を突き出した。
サイガは避けきる余裕もなくその拳を素手で受け止める。リゲルはそれを見て待っていたとばかりに能力を発動しようとする。しかしその直後サイガは掴んでいた鉄の拳を引き寄せ脇で挟むとその腕を手で掴む。
(俺の腕を・・・!?能力を発動すると巻き添えを喰らっちまう・・・!)
リゲルは能力を発動するのを止めて、そのままサイガの顔面に向けてもう片方の拳を振るうがサイガはその拳も素手で受け止める。そして先程と同様に素早く脇に挟んで腕を掴みリゲルの両腕を完全にふさいだ。
(両腕をふさがれた・・・!だがこのガキもそれは同じ、そう簡単には・・・)
リゲルの両腕をふさぎ、自らも両手が使えない状況下でサイガは後ろを見るように顔を上げる。リゲルはそれを見て一瞬何事かと思ったがすぐにその意味を理解し動こうとするがそれよりも早くサイガが動いた。
サイガはそのまま勢いよく頭を振り下ろした。サイガの頭突きはリゲルの額に直撃し、リゲルは頭を激しく揺らす。サイガは脇で挟んでいたリゲルの両腕を解くと、リゲルはそのまま地面に崩れ落ちた。サイガは若干の鈍痛を感じながら頭突きをした額をさする。そして崩れ落ちたリゲルを見下ろしながら呟いた。
「平伏したのはあんたの方だったな」
「ジーク、無事か!?」
リゲルに跳び蹴りを食らわしたのはサイガであった。どうやら心配になって戻って来たらしい。
「サイガか・・・!ありがとよ」
そう言って身体を起こそうとするがやはり何かが乗っているように重く、起こすことができなかった。ジークの不可解な様子にサイガは疑問を感じたらしく、
「ジークどうしたんだ、様子がおかしいぞ?」
「それが俺にもさっぱりなんだ。どうしてだか急に身体が重くなってこの通り起き上がれなくなっちまった」
そう言いながらもなんとかしてジークは起き上がろうとしている。急に重くなったという突拍子もない事に一瞬疑問を抱くがジークの行動からもとても嘘には思えずサイガはとりあえずジークの腕を掴み立ち上がらせようとする。しかしまるで何百キロもの重りを持ち上げようとしているようで、ジークの身体は全くびくともしなかった。
「これは一体どういうことだ!?なんでこんな重く・・・?」
「それは俺が知りたいよ。あの男に一太刀いれようと木刀を振るったときいきなり木刀が重くなったんだよ。それからあいつに腹を一発殴られたらいきなりこんな風になっちまった」
サイガは前方に落ちているジークの木刀に目を向けるが見た目は特に変わったところなどはない。その奥ではリゲルが腕を振り、不敵な笑みを浮かべながら二人を見据えている。
「今度はお前が相手かぁ?お前もそいつのように俺様に平伏すことになるだろうがよぉ!」
リゲルは指の音を一つ一つ鳴らし、足首を回す。そして拳を握りしめたり緩めたりしている。
(平伏す鋼鉄の剛拳、俺様が殴った物体の重さを重くする能力。正確には俺様の鉄の拳に触れたものを重くする能力だがな。触れた回数が多いほど重くなっていくし殴りの強さでも大きく変化する、さぁどうする!?)
サイガはそのままリゲルを見つめていたが小さく息を吐くと戦闘態勢をとる。それに対してリゲルも戦闘態勢に移り目の前の黒衣の少年の動向を伺う。
しばらくお互いのことを牽制するようににらみ合っていたが、先にサイガが動き出す。サイガは真っ直ぐリゲルにむかって走って行くと右腕を大きく振りかぶり殴りつけようとする。
(甘いなぁ!そんな大ぶりじゃあ隙だらけだぁ!)
リゲルは大きく振りかぶるサイガの身体に拳を素早く突き出そうとする。しかし自分の目の前に左拳が迫っていることに気づく。咄嗟にそれをしゃがみ込んで避けるが、さらに拳が自分に迫っており自らの腕を交差させそれを防御する。
(こいつ、器用なことするじゃねぇかよ!)
サイガはそのままリゲルの交差している腕を下から思いきり蹴り上げる。リゲルの腕はサイガの蹴りの勢いで崩され、弾かれるように手を掲げたような体勢になる。隙ができたリゲルに対してサイガは両手を地面につけると左足でリゲルの腹部を突くよう蹴り飛ばした。
リゲルはそのまま蹴り飛ばされ、痛みと衝撃から思わず呻き声が漏れる。地面に倒れると腹部を抱えながら前方のサイガをにらみつける。予想を超えた動きを見せ、自分に一撃を与えたサイガに苛立ちと敵対心をむき出しにする。
(くそっあのガキィ舐めたまねしやがって・・・!)
サイガは汚れを落とすように手を振ると自分の身体に異常がないか確認する。目立った異常性はなく、ジークのように身体が重くなっていると言った症状も出ていない。
(あいつの身体に触れるだけなら大丈夫なのか。そういえば殴られたら重くなったってジークも言っていたな、それなら・・・)
サイガが考えている中、リゲルは腹部をおさえながらフラフラと立ち上がった。そして拳を力強くにぎりしめると、サイガにむかって走り出す。
「舐めるんじゃねぇぞぉ!」
リゲルは拳の届く範囲にまでサイガに近づくと拳を連続で素早く突き出す。サイガはそれらを一つ一つ眼で捉えて巧みに躱していく。全く拳が当たらないことに苛立ちが増していくリゲルは思わず拳での攻撃をやめ、横薙ぎに足を振るった。サイガはその攻撃を後方に下がる形で避ける。リゲルはさらに一歩足を踏み出すと自らの左拳をサイガにむかって突き出す。それをサイガはしゃがみ込んで避けるがそれを予想していたかのようにリゲルは足を振るってサイガの顔を蹴り上げようとする。その攻撃にサイガは思わず身体をのけぞらせながら後方に大きく跳んだ。サイガの身体は空中で一回転をするように後方へ跳んでいく。
(空中だと身動きはとれないだろぉが!)
リゲルはサイガが後方に大きく跳んでいる間に距離を詰めると空中のサイガに対して拳を構え、その顔面を思い切り殴り飛ばすため突きだそうとした時である。サイガは回転するように腕を振るった。リゲルの目の前には横薙ぎに振るわれた銀色に煌めく小振りのナイフがまさに彼の顔面を捉えようとしていた。リゲルは思わず突きだそうとしていた拳を自らの顔面の前で交差させその銀閃を防御する。金属と金属とがぶつかり合い弾かれたような金属音が響き渡った。
サイガはそのまま地面に足をつけると間髪いれずにリゲルとの距離を詰めると手に持っているナイフで切りつけた。リゲルは後方に跳んでそれを避けると体勢を立て直して身構える。
「あんたは物を重くする能力を持っている。だけどそれを俺に対して使わない。いや、使えないと言った方が良いのか?」
サイガは持っているナイフを手で遊ばせながら、リゲルを見据える。リゲルは荒い息を吐きながらサイガをにらみつけている。
「あんたの攻撃を受けてないからだと俺は考えている。もっと言うならあんたの拳を受けてないからかな。ジークの木刀も身体もあんたの拳に一度は触れている。恐らく殴った物体を重くする能力、と言ったところか」
リゲルはサイガの言葉を聞いて表情を曇らせた。サイガはその様子を見て笑みを浮かべる。
「図星って顔だな。まだいくつか仮説はあったんだがはったりって言うのも意外と上手くいくものだ」
笑いながら言うサイガを見て苛立ちを感じてるのかリゲルは拳を力強く握りしめ歯ぎしりをしながらにらみつけていた。
「それがわかったからどうだって言うんだぁ!わかったところでどうにかできるもんかぁ!?」
「できるさ。殴られることによって重くなるなら殴られなければ良いだけのことだからな」
「俺様の攻撃を避け続けるって言いたいのかぁ?ずいぶん舐めたこと言ってくれるじゃねえかぁ!」
「事実、今俺はあんたの攻撃を一度も受けてないんだが?」
サイガの言葉を聞いたリゲルは何かが切れたような音が頭の中でしたのを感じた。そして雄叫びのような声をあげるとサイガにむかって走り出した。それに対してサイガもむかっていく形で走り出す。
リゲルは叫びながら拳を幾度となく繰り出す。サイガはそれらを注意深く避けながら隙をうかがう。
(こいつ、なんなんだ一体!?なんで俺様の攻撃があたらねぇ!)
リゲルは避け続けるサイガをなんとか捉えようと拳での攻撃だけでなく足を使った蹴りを織り交ぜながら攻撃を繰り出す。サイガもそれを受け流すように動きながらナイフを振るう。
その攻防が続く中、リゲルはサイガが振るっていたナイフを拳で弾く。サイガはそのままナイフを振るおうとするが、急にナイフが重くなりナイフを持っていた手は急激な重さの変化に支えることができず地面へとむかう。サイガは瞬時に手に持っていたナイフを手放し体勢を立て直そうとする。その隙を逃すまいとリゲルはサイガの身体に鉄の拳を突き出した。
サイガは避けきる余裕もなくその拳を素手で受け止める。リゲルはそれを見て待っていたとばかりに能力を発動しようとする。しかしその直後サイガは掴んでいた鉄の拳を引き寄せ脇で挟むとその腕を手で掴む。
(俺の腕を・・・!?能力を発動すると巻き添えを喰らっちまう・・・!)
リゲルは能力を発動するのを止めて、そのままサイガの顔面に向けてもう片方の拳を振るうがサイガはその拳も素手で受け止める。そして先程と同様に素早く脇に挟んで腕を掴みリゲルの両腕を完全にふさいだ。
(両腕をふさがれた・・・!だがこのガキもそれは同じ、そう簡単には・・・)
リゲルの両腕をふさぎ、自らも両手が使えない状況下でサイガは後ろを見るように顔を上げる。リゲルはそれを見て一瞬何事かと思ったがすぐにその意味を理解し動こうとするがそれよりも早くサイガが動いた。
サイガはそのまま勢いよく頭を振り下ろした。サイガの頭突きはリゲルの額に直撃し、リゲルは頭を激しく揺らす。サイガは脇で挟んでいたリゲルの両腕を解くと、リゲルはそのまま地面に崩れ落ちた。サイガは若干の鈍痛を感じながら頭突きをした額をさする。そして崩れ落ちたリゲルを見下ろしながら呟いた。
「平伏したのはあんたの方だったな」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる