409 / 588
Ⅳ セブンリーフ新北中同盟女王選定会議
まおう軍の地で生きる……
しおりを挟む
「そうだっメランさんアレはどうなりましたか? 順調でしょうか??」
「任せて! 貴方が託してくれた新兵器、テストでは良い結果を出したわっ私に相性バッチリみたい」
「ほほう、それは重畳です」
「雑魚じゃない遂にメランちゃん最強伝説をお見せするわよっ!」
「おおっお頼みします」
「聞いてる?」
「聞いてます」
ジェンナとカレンは二人の会話を無言で見ていた。
「総司令の感情籠ってないね」
「目が死んでるね。むしろセレネさんが子分的な雰囲気すらするよ」
「そこっ何か?」
セレネに睨まれて黙る二人。
「ちょっとセレネッ私の事忘れ過ぎだよっ!!」
先程から寝ていた兎幸が突然起きて怒りだす。
「……兎幸先輩、寝てたじゃないですか」
「えっ先輩?」
「関係性がよく……分からない……」
「とにかく兎幸先輩も新たに配下に入ったユッマランドのナリ君も含め総勢ニ十二機の魔ローダー部隊、メランさんとジェンナさんの指揮の元よろしく頼む。兎幸先輩はメランさんのル・ツーに同乗して魔ローンの盾、いつでも使える様に」
「おおーっ!」
兎幸が一人能天気に拳を上げると、メランが少し考え込んだ。
「これ程の布陣、やはり半透明は来るのかしら?」
「……来る! 半透明は、ココナツヒメは生きていれば必ず来る!!」
セレネは真っすぐ前を向いて言い切った。
「何だか待ってるみたいねえ」
「そんな事は無いです! ただ用心に越した事は無いだけですよ」
そんな二人の会話を聞いて、ジェンナとカレンはそれぞれ別々の心境で複雑な感情を持っていた。
(ココナツヒメ、死んで行ったシャクシュカ隊の仲間達の霊の為にも……来れば必ず倒す!!)
(ココナツヒメ……サッワくんを連れ去った女。生きているのだろうか……二発撃ちこんだ手応えがまだこの手に残ってる……)
―同じ頃、まおう軍の地。
「はい、ココナツヒメさま綺麗な花が咲いてますよ~~」
「あうあ~~~?」
「なんという花なんでしょうか?」
車椅子を押すサッワとそれに座るココナツヒメが見ているのは椿の花だった。
「あっあっあー」
ココナツヒメは指をさして笑顔になった。サッワは魔王抱悶所有の最強の魔ローダー、ル・スリー白鳥號の使用許可を得て魔ローダースキル「超回復」をココナツヒメに使用したが、その時既に彼女は心音も無く青白くなっていた。奇跡的に息を吹き返した事は良かったが、出血多量で脳を巡る血液が足りなかったのか、知能や運動能力が完全に戻る事は無かった。今日もサッワは常にこうして彼女の世話を甲斐甲斐しく行っているのだった。
「あっあっ?」
サッワが一瞬ぼーっとしていると、ココナツヒメが必死に何かを聞いているようだが、彼にも彼女の心境や知性がどこまでの物か良く分からない事も多かった。
「そ、そうですねココナツヒメさま」
「あー?」
適当に返事をするとココナツヒメは派手になり過ぎない程度にぽってりとした唇を半開きにしてサッワの事をぼーっと見た。
(ごくり……常に色っぽい事を言って男達を惑わして来た唇だ……)
ココナツヒメの容色は、往時からいささかも見劣ったりしていない。血色も肌の色も良く、今にもまた命令を叫びそうに思えて不思議でならなかった。
(ダメだダメだ、介護しているココナツヒメさまを女として見るなんて最低だ……)
サッワは必死に首を振った。
「頭をブンブンと振って何をやっておるのですかサッワ殿? 交代の時間ですぞ」
「い、いやっ蠅が飛んでおりまして」
「おりませんが。さあココナツヒメさま、今度は熊牧場に行きましょうね~~~」
「あうあ~~~!!」
またもう一人ココナツヒメの世話を率先して甲斐甲斐しく行う男がやって来た。
「クレウさん、余りココナツヒメさまを遠出させないで下さい。体力は無限じゃないのです!」
「はいはい分かってますよ~~ココナツヒメさまは熊ちゃんが大好きですよね~~」
「ああ~~!!」
心なしかクレウが来ると彼女の喜び様が大きい気がして嫉妬した。
「もうココナは元に戻らんのか?」
突然まおう抱悶が腕を組んで現れた。
「うげっまおう様」
「抱悶さまっ!」
二人は畏まったが、サッワはここぞとばかり必死に叫んだ。
「もし、もう一度超回復を掛けてみたならば、或いは……もしや」
「うむ、考えておくのじゃ。それにしてもスピネルは何処に行った? 新たに設けたまおう軍三魔将がブラブラしておってどうするのじゃー」
「ははっスピネルさまは家業の仕出し料理屋の配送をしておるかと……」
「なんと、あ奴その様な事をやっておるのか」
「ははっ」
軍事を司っていたココナツヒメがこの様な状態の今、スピネルを筆頭にサッワとクレウはまおう軍新三魔将と呼ばれていた。しかし普段は三人ともがこんな感じである。
―スピネルの彼女、エカチェリーナの両親の弁当屋兼仕出し屋。
「スピネルさま、三丁目の熊五郎さんのお家親戚の集いで仕出しセットAが七つ、配送お願いね」
「うむ分かった。ワゴン魔車で早速行ってこよう」
すぐさま向かおうとするスピネルの腕を彼女は掴んだ。
「ごめんなさい、立派な騎士さまにこんな事をさせて」
「何を言うか、私がまおう軍の地でもケーキ屋を続けろと言ったのだ」
「……貴方、仕出し屋よ。また父に叱られるわ」
「うむ、悪かった。私はこのパン屋という仕事、性に合っている様だ」
「わざと言っているの?」
「うんどうした? では行ってくるぞエカチェリーナッ!!」
「スピネルさまっ名前は勘弁して」
スピネルは魔ローダーでも操縦する様に、ふるびた中古のワゴン魔車を運転して行った。
「任せて! 貴方が託してくれた新兵器、テストでは良い結果を出したわっ私に相性バッチリみたい」
「ほほう、それは重畳です」
「雑魚じゃない遂にメランちゃん最強伝説をお見せするわよっ!」
「おおっお頼みします」
「聞いてる?」
「聞いてます」
ジェンナとカレンは二人の会話を無言で見ていた。
「総司令の感情籠ってないね」
「目が死んでるね。むしろセレネさんが子分的な雰囲気すらするよ」
「そこっ何か?」
セレネに睨まれて黙る二人。
「ちょっとセレネッ私の事忘れ過ぎだよっ!!」
先程から寝ていた兎幸が突然起きて怒りだす。
「……兎幸先輩、寝てたじゃないですか」
「えっ先輩?」
「関係性がよく……分からない……」
「とにかく兎幸先輩も新たに配下に入ったユッマランドのナリ君も含め総勢ニ十二機の魔ローダー部隊、メランさんとジェンナさんの指揮の元よろしく頼む。兎幸先輩はメランさんのル・ツーに同乗して魔ローンの盾、いつでも使える様に」
「おおーっ!」
兎幸が一人能天気に拳を上げると、メランが少し考え込んだ。
「これ程の布陣、やはり半透明は来るのかしら?」
「……来る! 半透明は、ココナツヒメは生きていれば必ず来る!!」
セレネは真っすぐ前を向いて言い切った。
「何だか待ってるみたいねえ」
「そんな事は無いです! ただ用心に越した事は無いだけですよ」
そんな二人の会話を聞いて、ジェンナとカレンはそれぞれ別々の心境で複雑な感情を持っていた。
(ココナツヒメ、死んで行ったシャクシュカ隊の仲間達の霊の為にも……来れば必ず倒す!!)
(ココナツヒメ……サッワくんを連れ去った女。生きているのだろうか……二発撃ちこんだ手応えがまだこの手に残ってる……)
―同じ頃、まおう軍の地。
「はい、ココナツヒメさま綺麗な花が咲いてますよ~~」
「あうあ~~~?」
「なんという花なんでしょうか?」
車椅子を押すサッワとそれに座るココナツヒメが見ているのは椿の花だった。
「あっあっあー」
ココナツヒメは指をさして笑顔になった。サッワは魔王抱悶所有の最強の魔ローダー、ル・スリー白鳥號の使用許可を得て魔ローダースキル「超回復」をココナツヒメに使用したが、その時既に彼女は心音も無く青白くなっていた。奇跡的に息を吹き返した事は良かったが、出血多量で脳を巡る血液が足りなかったのか、知能や運動能力が完全に戻る事は無かった。今日もサッワは常にこうして彼女の世話を甲斐甲斐しく行っているのだった。
「あっあっ?」
サッワが一瞬ぼーっとしていると、ココナツヒメが必死に何かを聞いているようだが、彼にも彼女の心境や知性がどこまでの物か良く分からない事も多かった。
「そ、そうですねココナツヒメさま」
「あー?」
適当に返事をするとココナツヒメは派手になり過ぎない程度にぽってりとした唇を半開きにしてサッワの事をぼーっと見た。
(ごくり……常に色っぽい事を言って男達を惑わして来た唇だ……)
ココナツヒメの容色は、往時からいささかも見劣ったりしていない。血色も肌の色も良く、今にもまた命令を叫びそうに思えて不思議でならなかった。
(ダメだダメだ、介護しているココナツヒメさまを女として見るなんて最低だ……)
サッワは必死に首を振った。
「頭をブンブンと振って何をやっておるのですかサッワ殿? 交代の時間ですぞ」
「い、いやっ蠅が飛んでおりまして」
「おりませんが。さあココナツヒメさま、今度は熊牧場に行きましょうね~~~」
「あうあ~~~!!」
またもう一人ココナツヒメの世話を率先して甲斐甲斐しく行う男がやって来た。
「クレウさん、余りココナツヒメさまを遠出させないで下さい。体力は無限じゃないのです!」
「はいはい分かってますよ~~ココナツヒメさまは熊ちゃんが大好きですよね~~」
「ああ~~!!」
心なしかクレウが来ると彼女の喜び様が大きい気がして嫉妬した。
「もうココナは元に戻らんのか?」
突然まおう抱悶が腕を組んで現れた。
「うげっまおう様」
「抱悶さまっ!」
二人は畏まったが、サッワはここぞとばかり必死に叫んだ。
「もし、もう一度超回復を掛けてみたならば、或いは……もしや」
「うむ、考えておくのじゃ。それにしてもスピネルは何処に行った? 新たに設けたまおう軍三魔将がブラブラしておってどうするのじゃー」
「ははっスピネルさまは家業の仕出し料理屋の配送をしておるかと……」
「なんと、あ奴その様な事をやっておるのか」
「ははっ」
軍事を司っていたココナツヒメがこの様な状態の今、スピネルを筆頭にサッワとクレウはまおう軍新三魔将と呼ばれていた。しかし普段は三人ともがこんな感じである。
―スピネルの彼女、エカチェリーナの両親の弁当屋兼仕出し屋。
「スピネルさま、三丁目の熊五郎さんのお家親戚の集いで仕出しセットAが七つ、配送お願いね」
「うむ分かった。ワゴン魔車で早速行ってこよう」
すぐさま向かおうとするスピネルの腕を彼女は掴んだ。
「ごめんなさい、立派な騎士さまにこんな事をさせて」
「何を言うか、私がまおう軍の地でもケーキ屋を続けろと言ったのだ」
「……貴方、仕出し屋よ。また父に叱られるわ」
「うむ、悪かった。私はこのパン屋という仕事、性に合っている様だ」
「わざと言っているの?」
「うんどうした? では行ってくるぞエカチェリーナッ!!」
「スピネルさまっ名前は勘弁して」
スピネルは魔ローダーでも操縦する様に、ふるびた中古のワゴン魔車を運転して行った。
0
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる