ヰタ・ピクトアリス

てるる

文字の大きさ
上 下
11 / 49

わたしに触らないで

しおりを挟む
発達障害の特徴のひとつとして、「神経過敏」が
挙げられるようだ。

これも、癇性とか過敏とかワガママとか言われて
オシマイでしたわよ、昔はね。
(わたしも子どもの頃は以下略)
今も別にそれでいいと思うけど、事情がわかれば、
直接解決できなくても、安心できるものだと思います。
対処のヒントになるからね。

本人は本当に苦痛なのですから、
我慢しなくてはいけないことでなければ、
我慢しなくてもいいのではないかと思う。

というのは、ね。

「ワガママ言うな!」

は、たいていめんどくさいから、発せられる言葉だからなのです。
母はそういう子どもの訴えを全て退けるひとだったので、
何も求める気がしなくなりました。
聞き分けのいい子に育ったわけです。
自分の嫌だとか悲しいという負の感情は
ないことにして、封印しました。

今でも母にはネガティヴな報告はできない。
反応を考えると、心の底から萎える。

母は助けてくれない。
親は無理解なもの。
そう思えば、まあ、なんてことないです。
他にいくらでも理解して、助けてくれるひとが居るからね。


さて。
恐らく生まれつき親に対する愛着に欠けるわたくしですが、
そんなこともあってか、触られるのが苦手なのです。
子どもとガイジンは大丈夫なのですが、女の子が苦手で、
男子はもってのほか。

写真を撮るときとか、頬を寄せてくる子とか、
どこまでどうしていいかわからない。
男子はだいぶ仲のいい子に肩を叩かれ、嫌悪で
鳥肌が立ったことがあって、心の中で謝った。
生徒は子どもの範疇だから、我慢できるけど(!)
突然抱きつかれたりすると、フリーズする。
接触障害というやつかもしれないけれど、
ひとやシチュエーションを選ぶことを鑑みると、
ただ単にスキンシップが苦手なだけではなく、
何かトラウマティックな経験が邪魔しているのかも
しれない気もする。

女の子には嫌われたくない。
同年代の男子はとりあえず乱暴で嫌いだった。
くらいしか思いつかない。

そして、わたしがアメリカ人として生活をしていた頃は、
嫌な思いをしたことがないからだろう、
ガイジンと、おっさんと、大人なら彫の深い顔の女性が好きだ。

この原体験はわたしのセクシャリティに
つながっていくように思われます。


あ、でも、自分は結構ひとを触る(ヲィ)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

俺の女生徒達が「抱いて下さい」って目で訴えてくるんです

吉良純ちゃん
エッセイ・ノンフィクション
職場関係の女性は抱きません

No DOG No LIFE

てるる
エッセイ・ノンフィクション
動物と暮らすのが夢だったてるるが ひょんなことから、10年パピヨンと過ごすうち、 考えたあれこれについて。 知らんことがありすぎることを知る毎日です。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

自称サバサバ女の友人を失った話。

夢見 歩
エッセイ・ノンフィクション
あなたの周りには居ませんか? 「私ってサバサバしてるからさぁ」が口癖の女の人。

後悔と快感の中で

なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私 快感に溺れてしまってる私 なつきの体験談かも知れないです もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう もっと後悔して もっと溺れてしまうかも ※感想を聞かせてもらえたらうれしいです

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

処理中です...