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てるる

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フツーは楽

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あまりフツーじゃなく育っているせいか、
マンガの援けもあってか、変わったものに対する
耐性が、相当弱いひとよりは、多少強い。

ヒトは社会性のある生き物だから、
社会にフツーに「溶け込めない」状態は、苦痛になるものだと
思います。
「溶け込みたくない」とか「溶け込まない」という選択を
自ら積極的にするならいいんでしょうけどね。

じゃあ、フツーって何なのよ、という永遠の命題ですが、
ワタシテキには、

「フツーって何?と思わないこと」

だと思うのです。

PCやWEBのおかげで、一億総クリエイター時代になっている
今日この頃ですが、自らのマイノリティぶりを披歴する
ブログやマンガの多さに驚かされます。
自分が10代の頃、こういう生の情報に触れられたらなあ、と思いつつ、
同時に、こんなに同じ「病」のひとが居るんだな、と。
マンガを描く才能と発達障害とはかなり密接なつながりが
あるとしか思えません。
いや、それこそがひとはみんなどこかなんらかの
「欠陥」があるものという現れなのかもしれませんが、
それを個性ととらえるか、障害ととらえるか。

ひとそれぞれ、かな。

「障害」の度合い、先天性であるか、後天性であるか、
自分や周りの環境、認識によって違ってくるだろう。
わたしは、医療的措置が必要で、自分も周りも困るのなら
「障害」だと思うし、
概ねその「障害」は本人というより、環境にこそあるのだと思う。
「障害」認定されることを恐れ悲しむ気持ちを持たなくては
ならないのは、生きていくうえでより大きな困難を負うことに
なるからだもの。

眼の悪いひとが眼鏡をかける。

そんなレベルで、みんなが寛容の心で譲り合い、援け合う気持ちを
持つだけで、だいぶ「障害」は減ると思うんだよね。


そもそも。
みんな一律に同じことができないことが、そんなに
悪いことなのだろうか。

社会性のある生き物だから、一定のルールは身に着けるべきかもしれない。
そのほうが楽だからね。
遅刻しない、あいさつをする、規則を守る。
そんなことすら満足にできないのを叱責するだけではなく、
どうしたらできるようになるのか、一緒に考えていっても
いいんじゃないのかと思うんだ。

誰でもできる当たり前のことができないのには、
それなりの理由があるんだよ、きっと。
「誰でにでも」できることができないんだもの。

気づけ、親。
親なら気づけ。
でも、親も障害があるとわからないのだろう。

ああ、かわいそうだったな、子どもの頃のわたし!
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