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第1章 幼少期
7話 最強の老婆
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[コルラド王国 城下大広場]
一人の美男子が広場の真ん中で、正座させられている。
(あれは!ユリウス様!なんで、正座?)
ソニアが着いた時には、この様な状況だ、ソニアは、急ぎ建物の陰に隠れて耳をすます。
「ユリウス!どう言う事だい!孫が、城に居ないのを、私は、確認してるんだよ!それを、城に居ますって、居ないから、みんなで探してるんじゃないかい、説明してごらん!みんなにもわかる様にだよ!」
そうよ!もしかしてユリウス様が、マイ姫様を隠したの!
ユリウスは、一人の老婆と、女性子供陣に責められていた。
(えー!ユリウス様ボロクソに責められてるー!みんなの前だと、ちゃんと説明できないのに、それに、あの方、ゼム王様の奥方様!イオ王妃様だ!わたしもユリウス様の手助けしないと!)
イオは古い昔ゼムに嫁いだ原住民族の姫で銀髪色白のとてもおばあちゃんには見えない出で立ちであった。
ゼムが一人旅をしていた時に出会い恋仲となり一緒に国を作ることになったのだ。
ゼム王国はこの大陸の末裔と西の大陸との混血が多い。
色々な種族を受け入れている数少ない王国で、奴隷や犯罪者、生活能力が低い者が比較的少ない。
コルラド王国もアイナが嫁ぐ事になった事と、ユリウスが政治に加わりゼム王国と同盟そして国交を開いたことで影響をかなり受けている。
ゼムは元々西の大陸の5番目の王太子であったが、後継者争いに興味が無く、自由奔放の為、国を抜け出したのであった。
ソニアは、広場に出て行く。
「皆さん!街の御主人達は、皆さん家に帰られましたので心配されていると思います!早く家に戻ってあげて下さい!それと、イオ王妃様、ゼム王は、全速力で、城に向かいました!姫さまに会いに!」
「ソニア!それは本当かい!」
イオの、目つきが、変わる。
(こわ!イオ王妃様怖すぎです!)
「こうしちゃいられないわ!みんな早く旦那のところに帰りなさい!わたくしは、旦那より早く、孫のところに向かいます!」
(えー!なんでゼム王様より先に会いたがるの?ユ、ユリウス様は?)
ソニアは、ユリウスの方を見る。
凄く安堵の表情のユリウス。
「ふん!」
イオは闘気を使う。
『ヘイストー倍加!』
(強烈な追い風を身体のみにぶつける魔法)
「はっ?な、何?同じ魔法を重ねがけ?」
ソニアは、ビックリする、それもそのはず、同系統の魔法は、先にかかる魔法が、優先されるのが普通なのだ、でも、目の前で、70才の、おばあちゃんが、重ねがけをしている。
ソニアはまだ闘気をまとえず、身体強化の魔法を使用している。
闘気とは長年の身体強化の使用により自然体でも使えるように訓練された魔法である。
闘気は、選ばれた者のみに使える類稀なセンスが必要である。
「ソニア!わたしは、先にいくから、ユリウスを連れて城に来なさい!
そこで説明してもらうわよ!」
そう言うと、ものすごいスピードで、城に向かうイオ。
(すごい!ゼム王様も速かったけど、それ以上に速い!)
「ソニア!私達も戻るぞ!王様方が心配だ!急ぐぞ!」
ユリウスは、やっと解放されたのも束の間、急ぎ城に戻ろうとするが、足がフラフラしている。
「ユリウス様?足フラフラですけど」
ユリウスが答える。
「石畳の上で、長時間正座させられたから、足が痺れて動かんのだ、でも、急がないと、王様方も同じことをさせられるかもしれん、それは何としても阻止しなくては、丞相の名が…ソニア肩を貸してくれ!」
ソニアは、ユリウスに肩を貸し城に向かう。
(こんな、ユリウス様、一生見れない!得した気分~!)
「何をにやけている!ソニア急げ!城の中が、修羅場かもしれんのだぞ!」
「は、はい!」
(って、ユリウス様のせいで急げないんですけど!)
[コルラド王国 城内]
「はぁ!はぁ!、 やっと着きましたね、ユリウス様!あれ?ユリウス様?」
ソニアが辺りを見回すと、もう広間の階段を登りきったユリウスがいた。
もう、足の痺れは、取れたみたいだ。
「遅いぞソニア!急げ!」
(いやいや、だからユリウス様のせいですって!って、悠長な事言ってられない!王様方はともかく姫さまに何かあったら…)
ソニアも、急ぐ。
「王様!」
謁見の間を勢い良く開けるユリウス。
シーン
「い、居ませんね」
ソニアが、冷静に答える。
『て、てことは、姫さまの部屋!』
二人は、マイの元に走る。
次は、ソニアが、部屋のドアを開ける。
「姫さま!」
ソニア達の目に飛び込んできたのは、とんでもない状況だった。
寝ているマイを抱っこして、頬ずりするゼム。
そして。
コルラド王とアイナが、正座をさせられている。
流石のユリウスも、怒ったのか前に出た。
とたん。
「ユリウスもこっちに来て座りな!」
イオが、ユリウスを恫喝。
「は、はい!」
ユリウスは、二人の後ろに正座する。
(いや、ユリウス様!今かなり怒ってましたよね!)
「ソニアも、マイの側近なんだからこっちに来て座りな!」
「わ、わかりました!」
ソニアは、ユリウスの隣に正座する。
するとイオが、話し出す。
「経緯は、分かったわ、でも、マイを危険に晒したのは許せないわ!」
四人は、黙って頷く。
「アイナ!貴方はマイの母親なのよ!それをしっかり自覚しないとダメじゃない!」
「お母様!すみません!」
アイナは、深々と頭を下げる。
「コルラド王もよ!貴方も父親なのだから、マイにとって危険なものは、全て排除しないと!」
(いやいやいや、それは、やり過ぎでわ!)
ソニアは、そう思ったが、今の状況では、火に油だと感じ話せない。
「はい、お母上様!その通りです!」
コルラド王も頭を下げる。
それを見たユリウスが顔を上げ、イオに物申す。
「イオ王妃様!流石に、私どもの王に、頭を下げさせるのは、どうかと…」
「ユリウス!貴方が、付いて居ていてこの状況に追いやった事自体が貴方の罪!」
イオの威圧でユリウスは、固まる。
コルラド王が、後ろのユリウスに目配せで、穏便にするようにと伝える。
コルラド王も、早くこの状況から解放されたいらしく、黙って聞く方にシフトしている、コルラド王は、余計なことを、するなと言わんばかりの目配せだ。
それを、察知した、ユリウス。
「本当に!申し訳ございません!全て私の不徳の致すところ!イオ王妃様達に、多大な心配おかけしたことを、四人全員、反省致しております!」
四人は、深々と頭を下げる。
(うまい、ユリウス様、流石です!)
「う、うーん、あれ、ここおうち?あたし、ねちゃたの?」
なんと、ここで救世主マイが、起きる。
「パパ、ママ?どして、ゆかにすわってうの?」
イオは、四人に、立つように、ジェスチャーで支持する。
四人は、立ち上がるが、足が痺れていた、フラフラしている。
それを見たマイは、四人が、怒られていたのを理解する。
「じーじ、ばーば、あたしがわるかたの、だから、パパたち、おこあないで!
おねがい!」
これには、流石のイオも、一撃だった。
「そうね、ばーばも、少し言い過ぎたわ。反省するわ、ごめんねマイ!」
(いやいや!謝る相手間違ってません!)
四人は、そう思ったが、言えない。
でも内心は、マイ!姫さま!ナイス!
イオは、ゼム王からマイを奪い、頬ずりしている。
「ばーば、きょうは、もうおそいから、あした、あたしが、はなすね、いい?」
「もちろんよ!今日はもう遅いから皆さん寝ましょう、マイごめんね、せっかく気持ちよく寝てたのに起こしちゃって」
ここでマイが、コルラド王達に、気を使う。
「じーじ、ばーば、あたしとここでねよ?」
二人は、大喜びで、ベットに入り、マイの両サイドで寝る。
四人は、やっと、解放される。
(いろいろなことが起こり過ぎて、もう限界、早く寝ないと!でも、明日もお二人共いるのね!)
ブルブル
ソニアは、そう思いながら三人を見ると、アイナと、コルラド王は、フラフラしながら寝室に向かう、ユリウスに、いたっては、ソニアと、同じ事を想像したのだろう、顔が青ざめている。
「ユ、ユリウス様?大丈夫ですか?」
ユリウスは、ソニアの質問に、答えず暗闇に消えていく。
ユリウスも以前はゼム王国の上流貴族出身でアイナの側近をしていた。
そして、昔からゼム達にかわいがられていた。(肉体的にも精神的にも)
(ユリウス様、大丈夫かな、でもわたしも早く寝ないと、もたない、ごめんなさいユリウス様、わたしももう寝ます!)
各自、各々が、思い思いに、就寝する。
すぐに朝がくると理解して。
一人の美男子が広場の真ん中で、正座させられている。
(あれは!ユリウス様!なんで、正座?)
ソニアが着いた時には、この様な状況だ、ソニアは、急ぎ建物の陰に隠れて耳をすます。
「ユリウス!どう言う事だい!孫が、城に居ないのを、私は、確認してるんだよ!それを、城に居ますって、居ないから、みんなで探してるんじゃないかい、説明してごらん!みんなにもわかる様にだよ!」
そうよ!もしかしてユリウス様が、マイ姫様を隠したの!
ユリウスは、一人の老婆と、女性子供陣に責められていた。
(えー!ユリウス様ボロクソに責められてるー!みんなの前だと、ちゃんと説明できないのに、それに、あの方、ゼム王様の奥方様!イオ王妃様だ!わたしもユリウス様の手助けしないと!)
イオは古い昔ゼムに嫁いだ原住民族の姫で銀髪色白のとてもおばあちゃんには見えない出で立ちであった。
ゼムが一人旅をしていた時に出会い恋仲となり一緒に国を作ることになったのだ。
ゼム王国はこの大陸の末裔と西の大陸との混血が多い。
色々な種族を受け入れている数少ない王国で、奴隷や犯罪者、生活能力が低い者が比較的少ない。
コルラド王国もアイナが嫁ぐ事になった事と、ユリウスが政治に加わりゼム王国と同盟そして国交を開いたことで影響をかなり受けている。
ゼムは元々西の大陸の5番目の王太子であったが、後継者争いに興味が無く、自由奔放の為、国を抜け出したのであった。
ソニアは、広場に出て行く。
「皆さん!街の御主人達は、皆さん家に帰られましたので心配されていると思います!早く家に戻ってあげて下さい!それと、イオ王妃様、ゼム王は、全速力で、城に向かいました!姫さまに会いに!」
「ソニア!それは本当かい!」
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(こわ!イオ王妃様怖すぎです!)
「こうしちゃいられないわ!みんな早く旦那のところに帰りなさい!わたくしは、旦那より早く、孫のところに向かいます!」
(えー!なんでゼム王様より先に会いたがるの?ユ、ユリウス様は?)
ソニアは、ユリウスの方を見る。
凄く安堵の表情のユリウス。
「ふん!」
イオは闘気を使う。
『ヘイストー倍加!』
(強烈な追い風を身体のみにぶつける魔法)
「はっ?な、何?同じ魔法を重ねがけ?」
ソニアは、ビックリする、それもそのはず、同系統の魔法は、先にかかる魔法が、優先されるのが普通なのだ、でも、目の前で、70才の、おばあちゃんが、重ねがけをしている。
ソニアはまだ闘気をまとえず、身体強化の魔法を使用している。
闘気とは長年の身体強化の使用により自然体でも使えるように訓練された魔法である。
闘気は、選ばれた者のみに使える類稀なセンスが必要である。
「ソニア!わたしは、先にいくから、ユリウスを連れて城に来なさい!
そこで説明してもらうわよ!」
そう言うと、ものすごいスピードで、城に向かうイオ。
(すごい!ゼム王様も速かったけど、それ以上に速い!)
「ソニア!私達も戻るぞ!王様方が心配だ!急ぐぞ!」
ユリウスは、やっと解放されたのも束の間、急ぎ城に戻ろうとするが、足がフラフラしている。
「ユリウス様?足フラフラですけど」
ユリウスが答える。
「石畳の上で、長時間正座させられたから、足が痺れて動かんのだ、でも、急がないと、王様方も同じことをさせられるかもしれん、それは何としても阻止しなくては、丞相の名が…ソニア肩を貸してくれ!」
ソニアは、ユリウスに肩を貸し城に向かう。
(こんな、ユリウス様、一生見れない!得した気分~!)
「何をにやけている!ソニア急げ!城の中が、修羅場かもしれんのだぞ!」
「は、はい!」
(って、ユリウス様のせいで急げないんですけど!)
[コルラド王国 城内]
「はぁ!はぁ!、 やっと着きましたね、ユリウス様!あれ?ユリウス様?」
ソニアが辺りを見回すと、もう広間の階段を登りきったユリウスがいた。
もう、足の痺れは、取れたみたいだ。
「遅いぞソニア!急げ!」
(いやいや、だからユリウス様のせいですって!って、悠長な事言ってられない!王様方はともかく姫さまに何かあったら…)
ソニアも、急ぐ。
「王様!」
謁見の間を勢い良く開けるユリウス。
シーン
「い、居ませんね」
ソニアが、冷静に答える。
『て、てことは、姫さまの部屋!』
二人は、マイの元に走る。
次は、ソニアが、部屋のドアを開ける。
「姫さま!」
ソニア達の目に飛び込んできたのは、とんでもない状況だった。
寝ているマイを抱っこして、頬ずりするゼム。
そして。
コルラド王とアイナが、正座をさせられている。
流石のユリウスも、怒ったのか前に出た。
とたん。
「ユリウスもこっちに来て座りな!」
イオが、ユリウスを恫喝。
「は、はい!」
ユリウスは、二人の後ろに正座する。
(いや、ユリウス様!今かなり怒ってましたよね!)
「ソニアも、マイの側近なんだからこっちに来て座りな!」
「わ、わかりました!」
ソニアは、ユリウスの隣に正座する。
するとイオが、話し出す。
「経緯は、分かったわ、でも、マイを危険に晒したのは許せないわ!」
四人は、黙って頷く。
「アイナ!貴方はマイの母親なのよ!それをしっかり自覚しないとダメじゃない!」
「お母様!すみません!」
アイナは、深々と頭を下げる。
「コルラド王もよ!貴方も父親なのだから、マイにとって危険なものは、全て排除しないと!」
(いやいやいや、それは、やり過ぎでわ!)
ソニアは、そう思ったが、今の状況では、火に油だと感じ話せない。
「はい、お母上様!その通りです!」
コルラド王も頭を下げる。
それを見たユリウスが顔を上げ、イオに物申す。
「イオ王妃様!流石に、私どもの王に、頭を下げさせるのは、どうかと…」
「ユリウス!貴方が、付いて居ていてこの状況に追いやった事自体が貴方の罪!」
イオの威圧でユリウスは、固まる。
コルラド王が、後ろのユリウスに目配せで、穏便にするようにと伝える。
コルラド王も、早くこの状況から解放されたいらしく、黙って聞く方にシフトしている、コルラド王は、余計なことを、するなと言わんばかりの目配せだ。
それを、察知した、ユリウス。
「本当に!申し訳ございません!全て私の不徳の致すところ!イオ王妃様達に、多大な心配おかけしたことを、四人全員、反省致しております!」
四人は、深々と頭を下げる。
(うまい、ユリウス様、流石です!)
「う、うーん、あれ、ここおうち?あたし、ねちゃたの?」
なんと、ここで救世主マイが、起きる。
「パパ、ママ?どして、ゆかにすわってうの?」
イオは、四人に、立つように、ジェスチャーで支持する。
四人は、立ち上がるが、足が痺れていた、フラフラしている。
それを見たマイは、四人が、怒られていたのを理解する。
「じーじ、ばーば、あたしがわるかたの、だから、パパたち、おこあないで!
おねがい!」
これには、流石のイオも、一撃だった。
「そうね、ばーばも、少し言い過ぎたわ。反省するわ、ごめんねマイ!」
(いやいや!謝る相手間違ってません!)
四人は、そう思ったが、言えない。
でも内心は、マイ!姫さま!ナイス!
イオは、ゼム王からマイを奪い、頬ずりしている。
「ばーば、きょうは、もうおそいから、あした、あたしが、はなすね、いい?」
「もちろんよ!今日はもう遅いから皆さん寝ましょう、マイごめんね、せっかく気持ちよく寝てたのに起こしちゃって」
ここでマイが、コルラド王達に、気を使う。
「じーじ、ばーば、あたしとここでねよ?」
二人は、大喜びで、ベットに入り、マイの両サイドで寝る。
四人は、やっと、解放される。
(いろいろなことが起こり過ぎて、もう限界、早く寝ないと!でも、明日もお二人共いるのね!)
ブルブル
ソニアは、そう思いながら三人を見ると、アイナと、コルラド王は、フラフラしながら寝室に向かう、ユリウスに、いたっては、ソニアと、同じ事を想像したのだろう、顔が青ざめている。
「ユ、ユリウス様?大丈夫ですか?」
ユリウスは、ソニアの質問に、答えず暗闇に消えていく。
ユリウスも以前はゼム王国の上流貴族出身でアイナの側近をしていた。
そして、昔からゼム達にかわいがられていた。(肉体的にも精神的にも)
(ユリウス様、大丈夫かな、でもわたしも早く寝ないと、もたない、ごめんなさいユリウス様、わたしももう寝ます!)
各自、各々が、思い思いに、就寝する。
すぐに朝がくると理解して。
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