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第1章 幼少期
5話 約束
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[コルラド王国 コルラドの森 奥地]
コルラド最強のパーティーがマイの救出に向かう少し前。
マイは、森の奥地に横たわるドラゴンに出会う。
ドラゴンの周りには沢山のドラゴファインが生い茂っている。
(きれい、お花がこんなに沢山)
マイは目を輝かせる。
ギョーォウ
『おい、小娘!何故ここに人間の子供がいる、わたしの威圧を受けても、何とも無い人間など、この世界に数人しかおらんはずだ!殺すぞ!貴様!』
ドラゴンは、吠えた。
「あなたが、しゅごくくるしそうにして、たしゅけをよんでるように、かんじゅたからきたの」
ゴォウ
『なに?お主わたしの言葉が分かるのか?何故だ、人間ふぜいが高位な種族であるドラゴンの言葉を!』
「そえは、わかんないけど、なんとなくしょうきこえうの」
マイはすぐに返答した、そして質問する。
「あなた、もうしうの?」
ガアゥーン
『何故そう思う、わたしが死ぬと』
「わかあないけど、そうかんじうの…」
マイは、涙を堪えきれなかった。
涙が止めどなく溢れてくる。
(こやつ、わたしの為に泣くか、なぜだ、この物に引き込まれてしまう)
ゴァーウ
『お、お主には本当の事を話そう…そう、わたしは、もう時期死ぬ。が、一つやらなければならない事があるためここに来た、ここは、わたしの生まれた場所…』
マイは涙を拭きながら質問する。
「うん、やあなきゃいけないことて?」
ギャオーン
『ドラゴンの寿命は、約5000年だ、わたしの寿命は、もう尽きる、ドラゴンは、死ぬ前に卵を一つ産み落とし絶命する。それが、わたしの最後の仕事だ』
マイは、また涙を流す。
クゥオーン
『何故…、何故お主が泣く、初めて会ったばかりなのに、わたしはお主を殺そうとしたのだぞ、普通の人間なら、わたしの威圧で発狂してしまうほどなのだぞ』
「ても、あたしは、なんともないもん!あなたは、こともをまもうためにしたことでしょ!あたいまえ!」
マイは大声で叫んだ。
…ゴウァ
『お主の名は、何と言う?』
「まい!あたしのなまえは、こるらと・せむ・まい!」
キュオー
『そうか、マイか、いい名だ、お主に一つ頼みがある聞いてくれるか?』
「うん、あたしにできうことなら!」
ゴォォーン
『お主に、わたしの子を育てて欲しい、
卵は、約一年で孵化する、
頼めるか?』
「あい!あなたのことも、あたしがそだてうわ!あんしんして、まかせて!」
マイは、真剣に答えた、目に涙はなかった。
ギャオーン!!
ドラゴンは、光輝く。
次の瞬間。
ピカー!
眩しい閃光。
マイは、少しずつ目を開けると、ドラゴンは消えていた、そして、ドラゴンが居た場所に、マイと同じぐらいの大きさの卵が一つ。
(あなたの子供は、わたしが守るから、安心してね)
マイは、心の中で強く誓った。
マーイ!
マイー!
森の奥から三人走ってくる。
「マイが生きてる!生きてるぞ!」
ガシィ!
マイに勢いよく抱きつくコルラド王。
「い、いたい、パパ、くるしい」
「あなたばかりずるい!わたしもマイを抱かせて下さい!マイも痛がってます!」
「すまん、ついマイの顔を見たらもう居ても立っても居られなかったのだ、マイ痛かったか、すまんな、許してくれ」
コルラド王がマイを離す、すると次はアイナがマイを抱きしめる。
「ママも、ふくいたい、ちからかけんが…」
「ごめんねマイ、怖い思いさせて、怖かったでしょ!早く帰りましょう!」
アイナには、マイの声が届いていない。
「王妃様!マイ姫様が痛がっております、闘気をおときくだい!」
ユリウスがアイナをなだめる。
あわてて三人は、闘気が落ちつかせる。
「マイごめんね!痛かったでしょ!ママどじで…、怒っていいわよ!マイ大丈夫?」
「な、なんとか…」
マイは、なんとか答えた。
『キュアーダ』
(身体の癒し力を極限まで高めるだけなので再生したり死した者を復活させる事は無い、極めて高位な魔法)
アイナは直ぐにマイを回復する。
ユリウスはその光景を見て思う。
(すごい、王様と王妃様に、闘気全開で抱きしめられていたのに、マイ姫様は何ともないなんて、信じられん、普通なら、潰れたトマトみたいになるぞ、マイ姫様はやはり女神のお子なのか)
「そういえば、先程まで感じていた威圧感が途中でなくなったが、どうしてだ?」
コルラド王は、不思議そうに首を傾げる。
「パパ、ママ、きいて!ここにとてもおおきな、とらこんさんいたの!ても、しんじゃたの」
(威圧感の正体は、ドラゴン!噂は本当だったのか!でも、姫様は良く無事でいられたな、半端な精神なら、あの威圧感で、即死だぞ!姫様はただ物ではない!)
ユリウスは、少し呆れてしまった。
また、コルラド王とアイナが、マイを抱きしめる。
「マイ!何ともないのか!怪我とかないかい!」
「うん、たいじょうぶ…、パパ、ママ!おねがいがあうの!よんしゃいのぷれじぇんといらないら…」
マイは二人におねがいする。
「なんだ、お願いというのは、マイのお願いなら全て叶えるぞわたしらは!」
「はい、そうですよ!何でも言いなさい!」
マイは、花の真ん中にある卵を指差す。
「マイ?何だいあれは?」
「とらこんさんのたまご!」
……
【えー!!!】
三人は口を揃えて驚いた。
それもそのはず、ドラゴンは、ほぼ伝説の生き物であり、モンスターの頂点に近い存在、その卵が今目の前に存在するのだ。
「マイ…もしかしてお願いって、あの卵持って帰りたいとかかい?」
コルラド王は、恐る恐るマイに聞く。
「そう、とらこんさんにたのまれたの、このこを、ちゃのむって、たから、あたし、やくそくしたの、まかせてて、ため?」
「マイ、少し待てるかい?ちょっとだけ二人と相談したいんだが」
マイは、頷く。
三人はマイから少し離れたところに移動する。
「どうする、ユリウス、アイナ、マイはああ言っているが、大丈夫なのか?ドラゴンの卵なんて見たことも聞いた事もないぞ!しかもドラゴンと会話したと言うではないか!」
ユリウスが話し出す。
「とても危険だと思われます。もし孵化したとしましょう、その時凶暴なドラゴンが産まれたらどうしますか、ましてやそれがマイ姫様の前だと尚更ですよ!マイ姫様に何かあったらどうするのです?」
アイナが答える。
「私は、マイの好きな様にしてあげたい、貴方達も気づいたはずよ、マイは特別なの、たぶん、今、マイのお願いを断ったら、あの子は、とても悲しむは、私は、あの子を産んだ瞬間から誓ったの、私からあの子に悲しませる事は絶対にしないと」
コルラド王が口を開く。
「二人の気持ち、あいわかった。わたしは、アイナと同じ気持ちだ、だがコルラド王国の王でもある、皆に心配させる様な事もしたくない、よって、マイの気持ちを尊重して、卵は持ち帰る、もし孵化した時、凶暴なドラゴンが現れたら、わたしが切る、まだ赤子なら、わたしが一瞬で仕留められるだろう、それでよいか?」
「その役目、私が責任を持って務めさせていただきます、王様は、マイ姫様に嫌われる様な事、行ってはなりません、嫌われるなら私が、それを飲んで頂けるなら、私も賛成です」
「わかった、そなたに任せる、いつも汚い役を任せて、すまぬ」
「ユリウス、わたしからも、お礼を言います、いつもいつも本当にありがとう、感謝しています」
「勿体ないお言葉、さっ、早くマイ姫様に御報告を」
三人は、卵を撫でているマイの側に行く。
「マイ、卵だが、持って帰ろう、ちゃんと育てるのだぞ!」
コルラド王が、マイの頭を撫でながら答える。
「パパ!だいすき!ママもゆりぃうすもあいがと、たあじにそだてるね!」
マイは、コルラド王に抱きつく。
(わたし、この世界に生まれてよかった!なんてすてきな世界なんだろう、ドキドキが止まらない、ドラゴンがいて、そして、ドラゴンの子供をこれから育てる。ああ、なんて素敵な世界なの、
わたしもっともっと、この世界のこと勉強しないと!)
ユリウスが卵を背負う。
「さっ!城に帰ろう!」
夕焼けの空が、一面のドラゴファインの花々を照らす、とても幻想的な風景が広がっていた。
コルラド最強のパーティーがマイの救出に向かう少し前。
マイは、森の奥地に横たわるドラゴンに出会う。
ドラゴンの周りには沢山のドラゴファインが生い茂っている。
(きれい、お花がこんなに沢山)
マイは目を輝かせる。
ギョーォウ
『おい、小娘!何故ここに人間の子供がいる、わたしの威圧を受けても、何とも無い人間など、この世界に数人しかおらんはずだ!殺すぞ!貴様!』
ドラゴンは、吠えた。
「あなたが、しゅごくくるしそうにして、たしゅけをよんでるように、かんじゅたからきたの」
ゴォウ
『なに?お主わたしの言葉が分かるのか?何故だ、人間ふぜいが高位な種族であるドラゴンの言葉を!』
「そえは、わかんないけど、なんとなくしょうきこえうの」
マイはすぐに返答した、そして質問する。
「あなた、もうしうの?」
ガアゥーン
『何故そう思う、わたしが死ぬと』
「わかあないけど、そうかんじうの…」
マイは、涙を堪えきれなかった。
涙が止めどなく溢れてくる。
(こやつ、わたしの為に泣くか、なぜだ、この物に引き込まれてしまう)
ゴァーウ
『お、お主には本当の事を話そう…そう、わたしは、もう時期死ぬ。が、一つやらなければならない事があるためここに来た、ここは、わたしの生まれた場所…』
マイは涙を拭きながら質問する。
「うん、やあなきゃいけないことて?」
ギャオーン
『ドラゴンの寿命は、約5000年だ、わたしの寿命は、もう尽きる、ドラゴンは、死ぬ前に卵を一つ産み落とし絶命する。それが、わたしの最後の仕事だ』
マイは、また涙を流す。
クゥオーン
『何故…、何故お主が泣く、初めて会ったばかりなのに、わたしはお主を殺そうとしたのだぞ、普通の人間なら、わたしの威圧で発狂してしまうほどなのだぞ』
「ても、あたしは、なんともないもん!あなたは、こともをまもうためにしたことでしょ!あたいまえ!」
マイは大声で叫んだ。
…ゴウァ
『お主の名は、何と言う?』
「まい!あたしのなまえは、こるらと・せむ・まい!」
キュオー
『そうか、マイか、いい名だ、お主に一つ頼みがある聞いてくれるか?』
「うん、あたしにできうことなら!」
ゴォォーン
『お主に、わたしの子を育てて欲しい、
卵は、約一年で孵化する、
頼めるか?』
「あい!あなたのことも、あたしがそだてうわ!あんしんして、まかせて!」
マイは、真剣に答えた、目に涙はなかった。
ギャオーン!!
ドラゴンは、光輝く。
次の瞬間。
ピカー!
眩しい閃光。
マイは、少しずつ目を開けると、ドラゴンは消えていた、そして、ドラゴンが居た場所に、マイと同じぐらいの大きさの卵が一つ。
(あなたの子供は、わたしが守るから、安心してね)
マイは、心の中で強く誓った。
マーイ!
マイー!
森の奥から三人走ってくる。
「マイが生きてる!生きてるぞ!」
ガシィ!
マイに勢いよく抱きつくコルラド王。
「い、いたい、パパ、くるしい」
「あなたばかりずるい!わたしもマイを抱かせて下さい!マイも痛がってます!」
「すまん、ついマイの顔を見たらもう居ても立っても居られなかったのだ、マイ痛かったか、すまんな、許してくれ」
コルラド王がマイを離す、すると次はアイナがマイを抱きしめる。
「ママも、ふくいたい、ちからかけんが…」
「ごめんねマイ、怖い思いさせて、怖かったでしょ!早く帰りましょう!」
アイナには、マイの声が届いていない。
「王妃様!マイ姫様が痛がっております、闘気をおときくだい!」
ユリウスがアイナをなだめる。
あわてて三人は、闘気が落ちつかせる。
「マイごめんね!痛かったでしょ!ママどじで…、怒っていいわよ!マイ大丈夫?」
「な、なんとか…」
マイは、なんとか答えた。
『キュアーダ』
(身体の癒し力を極限まで高めるだけなので再生したり死した者を復活させる事は無い、極めて高位な魔法)
アイナは直ぐにマイを回復する。
ユリウスはその光景を見て思う。
(すごい、王様と王妃様に、闘気全開で抱きしめられていたのに、マイ姫様は何ともないなんて、信じられん、普通なら、潰れたトマトみたいになるぞ、マイ姫様はやはり女神のお子なのか)
「そういえば、先程まで感じていた威圧感が途中でなくなったが、どうしてだ?」
コルラド王は、不思議そうに首を傾げる。
「パパ、ママ、きいて!ここにとてもおおきな、とらこんさんいたの!ても、しんじゃたの」
(威圧感の正体は、ドラゴン!噂は本当だったのか!でも、姫様は良く無事でいられたな、半端な精神なら、あの威圧感で、即死だぞ!姫様はただ物ではない!)
ユリウスは、少し呆れてしまった。
また、コルラド王とアイナが、マイを抱きしめる。
「マイ!何ともないのか!怪我とかないかい!」
「うん、たいじょうぶ…、パパ、ママ!おねがいがあうの!よんしゃいのぷれじぇんといらないら…」
マイは二人におねがいする。
「なんだ、お願いというのは、マイのお願いなら全て叶えるぞわたしらは!」
「はい、そうですよ!何でも言いなさい!」
マイは、花の真ん中にある卵を指差す。
「マイ?何だいあれは?」
「とらこんさんのたまご!」
……
【えー!!!】
三人は口を揃えて驚いた。
それもそのはず、ドラゴンは、ほぼ伝説の生き物であり、モンスターの頂点に近い存在、その卵が今目の前に存在するのだ。
「マイ…もしかしてお願いって、あの卵持って帰りたいとかかい?」
コルラド王は、恐る恐るマイに聞く。
「そう、とらこんさんにたのまれたの、このこを、ちゃのむって、たから、あたし、やくそくしたの、まかせてて、ため?」
「マイ、少し待てるかい?ちょっとだけ二人と相談したいんだが」
マイは、頷く。
三人はマイから少し離れたところに移動する。
「どうする、ユリウス、アイナ、マイはああ言っているが、大丈夫なのか?ドラゴンの卵なんて見たことも聞いた事もないぞ!しかもドラゴンと会話したと言うではないか!」
ユリウスが話し出す。
「とても危険だと思われます。もし孵化したとしましょう、その時凶暴なドラゴンが産まれたらどうしますか、ましてやそれがマイ姫様の前だと尚更ですよ!マイ姫様に何かあったらどうするのです?」
アイナが答える。
「私は、マイの好きな様にしてあげたい、貴方達も気づいたはずよ、マイは特別なの、たぶん、今、マイのお願いを断ったら、あの子は、とても悲しむは、私は、あの子を産んだ瞬間から誓ったの、私からあの子に悲しませる事は絶対にしないと」
コルラド王が口を開く。
「二人の気持ち、あいわかった。わたしは、アイナと同じ気持ちだ、だがコルラド王国の王でもある、皆に心配させる様な事もしたくない、よって、マイの気持ちを尊重して、卵は持ち帰る、もし孵化した時、凶暴なドラゴンが現れたら、わたしが切る、まだ赤子なら、わたしが一瞬で仕留められるだろう、それでよいか?」
「その役目、私が責任を持って務めさせていただきます、王様は、マイ姫様に嫌われる様な事、行ってはなりません、嫌われるなら私が、それを飲んで頂けるなら、私も賛成です」
「わかった、そなたに任せる、いつも汚い役を任せて、すまぬ」
「ユリウス、わたしからも、お礼を言います、いつもいつも本当にありがとう、感謝しています」
「勿体ないお言葉、さっ、早くマイ姫様に御報告を」
三人は、卵を撫でているマイの側に行く。
「マイ、卵だが、持って帰ろう、ちゃんと育てるのだぞ!」
コルラド王が、マイの頭を撫でながら答える。
「パパ!だいすき!ママもゆりぃうすもあいがと、たあじにそだてるね!」
マイは、コルラド王に抱きつく。
(わたし、この世界に生まれてよかった!なんてすてきな世界なんだろう、ドキドキが止まらない、ドラゴンがいて、そして、ドラゴンの子供をこれから育てる。ああ、なんて素敵な世界なの、
わたしもっともっと、この世界のこと勉強しないと!)
ユリウスが卵を背負う。
「さっ!城に帰ろう!」
夕焼けの空が、一面のドラゴファインの花々を照らす、とても幻想的な風景が広がっていた。
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