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第1章 幼少期
24話 姫6歳の御披露目会の奇跡(前編)
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[コルラド王国城 王寝室]
「う・・」
マイの父であり現国王そして超絶イケメンの金髪美男子が起き上がる。
服装はすでに着替えられている。
傍らにメイド長のライムが立っていた。
「旦那様後30分ほどでマイ様のお披露目会が始まります」
「ライムがやったんでしょ!」
「それはお痛が過ぎたからですよね?」
「う・そうだが・・主人に麻酔を打つメイドが何処に居るんだ!」
「ここに、小さい時から旦那様に仕えてきた私ですよ?あのままだとアイナ様の逆鱗に触れていたのではないでしょうか?なのでアイナ様に麻酔の許可を事前に取っていたのです」
ライムがすべてを見据えた目でコルラド王を見る。
「そうだな・・少し調子に乗ってしまったかもしれないな・・マイの誕生日で舞い上がってしまったのだすまん」
「わたしにでは無く、アイナ様とマイ様に謝って下さいまし。
旦那様の事は赤んぼの頃から見ていますので・・わかっていますから」
「いや世話になっているライムにも感謝しているのだ、もちろん今からマイとアイナにも迷惑かけたと謝罪しに行く。
して二人は?」
「今お二人は主賓室でお待ちでございます」
「いくぞライム!」
そして二人はマイの元に向かう。
[コルラド王国城 主賓室]
コルラド城の主賓室は隣に謁見室と、城の外壁から外にせり出した謁見台に繋がっている。
主賓室の扉の前でソニアが警備している。
そこにコルラド王とライムが見えるとソニアがそっと扉を開ける。
「マイ迎えに来たよ~!」
「パパおかえり~!首大丈夫?」
マイが両手を広げコルラド王をお迎えする。
コルラド王はマイのドレスをしわにならないように抱きかかえる。
マイのコーデは、淡い赤いドレスでレウスと合わせている。
このドレスはアイナからのプレゼントである。
刺繍で防御系の陣を入れてあるマイ専用のドレスだ。
金髪に青い瞳がとても映える、そしてなによりかわいい。
「マイかわいいな~!!!どこかのお姫様かと思ってしまったぞ!マイのドレス姿を見たらもう酔いすら抜けたわ!」
「そうかな?かわいいかな?」
コテンとマイがコルラド王の腕の中で首をかしげる。
この行動一つでコルラド王、アイナ、ライム、ソニア、侍女達がメロメロになっている。
(みんなすごいにこにこしてるけどどうした?)
そして遂に定刻になりマイのお披露目会が始まる。
パー♪パラッパー♪♪パーー♪
音楽隊が一斉にコルラド王国の国歌を奏でる。
そして城門前の大広場にいる王国民全員約30万人が歌いだす。
(すごい・・わたし緊張してきちゃった・・・こんな大人数の前でしゃべるの?できるかな・・)
今回のお披露目会は王国民に対してと謁見室にて貴族達に対するお披露目会をし会食でお開きとなる。
その中でマイが一言ずつ話す機会が設けられている。
これから社交や王公に出る事が増える事になるとの事で、場慣れする為にマイが自発的に入れてもらったのだが。
(すごい事になってるな~・・学年集会でもせいぜい1000人規模だったのに・・どんだけいるのよ~)
マイが緊張していると、右手をそっと掴むアイナそして左手にコルラド王、レウスはソニアに抱かれている。
「マイ、あなたが思ったことを口にすれば大丈夫よ」
「マイがみなに思ったこと感じたことを口にしてごらん、マイならちゃんと言えるさ」
ソニアがそっとレウスをマイに渡す。
マイがレウスを抱きながら頭をなでると気持ちよさそうに目を瞑るレウス。
音楽が鳴り終わり遂に3名と一匹が群衆の前に出る。
「「「わーーーー」」」
表に出るとユリウスと数人の隊長達が待っていた。
コルラド王がユリウスに目配せをする。
ユリウスは頷き風魔法を展開する。
それに合わせ隊長達もそれぞれ魔法を使用する。
数人でコルラド王達の防御結界を担当し、残りはユリウスと同じ魔法を展開する。
ユリウス達が使用してる魔法は風の精霊たちの力を借りて音を広範囲に広げる魔法である。
結界魔法は水の精霊の力を借りて膜を張っている。
「国民にみなご苦労である!今日はマイ姫の誕生祭に集まってくれて皆に感謝しているぞ!」
「「「おーーーー!」」」
コルラド王の一言でボルテージがあがる。
「これより皆にマイ姫より一言あいさつが有る!聞いてくれ!」
「「「おーーーーーーーーー!!!!」」」
そして国民のテンションは最高潮だ。
アイナがそっとマイの背中を押す。
マイはレウスをぎゅっと抱き前に出る。
「「「姫様ーーーーー!!」」」
「「「マイ様ーーーーー!!」」」
マイの姿が見えたとたんにマイとレウスに視線と歓声が集まる。
「みなさん!わたしはコルラド・セイ・マイです!そしてこの子はレウスこの国を守るレッドドラゴンです!」
マイがレウスを高々と持ち上げる。
するとレウスが空に向かって口から炎の玉を5つ飛ばした。
そしてその炎の玉がかなりの高度に達すると空中で爆発する。
((ド!ド!ド!ド!ドーン!!!))
それは綺麗な花火の様な燃焼反応の爆発である。
これはマイがレウスに教えた最初の魔法である。
この魔法は土と火・風それと空間把握・魔力制御が必要で。
土魔法は燃焼すると色の変わる鉱物の作成、そしてそれをどのタイミングで燃えるよう時間差を設けて制御する火魔法。
そしてその炎の玉を空高く飛ばす風魔法と、どの位置で爆発すると危険が無いか理解する空間把握。
これを瞬時に展開する魔力制御が必要だ。
国民は綺麗と見上げながら拍手喝采をしているが、ある程度の魔法技術を知る者は驚愕しているのは言うまでもない。
これはマイが国民とその回りの兵士などに、まとめてレウスを紹介する手っ取り早い方法であると確信してこの作戦を立てたのである。
そしてこれは貴族にも楔を打つ一撃なのだ。
貴族達もこの様子を城の屋上より見ていたのだが、その中にはレウスを自分の守護幻獣として手に入れたいと考えている者が要るのだ。
これはユリウスよりマイが聞いていた為この作戦を実行した。
貴族達にもマイがレウスを制御していて、しかも高火力を有していると知らしめるには十分であった。
マイがレウスを撫でてそっとまた抱っこする。
「これがレッドドラゴンの守護の力です!みんなにも大いなる守護がもたらされるでしょう!」
「「「わーーーーーーー!!!」」」
「「「マイ!マイ!マイ!マイ!!」」」
「わたしがこの国をより良き国に、みんなが安心して生活できる国に、そして幸せだったと思える国にすることをここに約束します!!今はまだ小さく力は有りませんが、この気持ちは伝えたくて・・わたしこの国がみんなが大好きだから!!!」
マイの声が王都に響き渡る。
いつの間にかさっきまでの歓声は無くマイの声を聞き入っていたのだ。
先程まで食べ物や商品を販売していた者、それを受け取るお客でさえ手を止め聞いていた。
「「「「うぁーーーーーーーー!!!!!!」」」」
この日コルラド王都が震えたと後世の歴史家は語っている。
マイの6歳の誕生日が歴史の分岐点であったと、そして国民の目が輝きを持った日、コルラド奇跡の日と。
「う・・」
マイの父であり現国王そして超絶イケメンの金髪美男子が起き上がる。
服装はすでに着替えられている。
傍らにメイド長のライムが立っていた。
「旦那様後30分ほどでマイ様のお披露目会が始まります」
「ライムがやったんでしょ!」
「それはお痛が過ぎたからですよね?」
「う・そうだが・・主人に麻酔を打つメイドが何処に居るんだ!」
「ここに、小さい時から旦那様に仕えてきた私ですよ?あのままだとアイナ様の逆鱗に触れていたのではないでしょうか?なのでアイナ様に麻酔の許可を事前に取っていたのです」
ライムがすべてを見据えた目でコルラド王を見る。
「そうだな・・少し調子に乗ってしまったかもしれないな・・マイの誕生日で舞い上がってしまったのだすまん」
「わたしにでは無く、アイナ様とマイ様に謝って下さいまし。
旦那様の事は赤んぼの頃から見ていますので・・わかっていますから」
「いや世話になっているライムにも感謝しているのだ、もちろん今からマイとアイナにも迷惑かけたと謝罪しに行く。
して二人は?」
「今お二人は主賓室でお待ちでございます」
「いくぞライム!」
そして二人はマイの元に向かう。
[コルラド王国城 主賓室]
コルラド城の主賓室は隣に謁見室と、城の外壁から外にせり出した謁見台に繋がっている。
主賓室の扉の前でソニアが警備している。
そこにコルラド王とライムが見えるとソニアがそっと扉を開ける。
「マイ迎えに来たよ~!」
「パパおかえり~!首大丈夫?」
マイが両手を広げコルラド王をお迎えする。
コルラド王はマイのドレスをしわにならないように抱きかかえる。
マイのコーデは、淡い赤いドレスでレウスと合わせている。
このドレスはアイナからのプレゼントである。
刺繍で防御系の陣を入れてあるマイ専用のドレスだ。
金髪に青い瞳がとても映える、そしてなによりかわいい。
「マイかわいいな~!!!どこかのお姫様かと思ってしまったぞ!マイのドレス姿を見たらもう酔いすら抜けたわ!」
「そうかな?かわいいかな?」
コテンとマイがコルラド王の腕の中で首をかしげる。
この行動一つでコルラド王、アイナ、ライム、ソニア、侍女達がメロメロになっている。
(みんなすごいにこにこしてるけどどうした?)
そして遂に定刻になりマイのお披露目会が始まる。
パー♪パラッパー♪♪パーー♪
音楽隊が一斉にコルラド王国の国歌を奏でる。
そして城門前の大広場にいる王国民全員約30万人が歌いだす。
(すごい・・わたし緊張してきちゃった・・・こんな大人数の前でしゃべるの?できるかな・・)
今回のお披露目会は王国民に対してと謁見室にて貴族達に対するお披露目会をし会食でお開きとなる。
その中でマイが一言ずつ話す機会が設けられている。
これから社交や王公に出る事が増える事になるとの事で、場慣れする為にマイが自発的に入れてもらったのだが。
(すごい事になってるな~・・学年集会でもせいぜい1000人規模だったのに・・どんだけいるのよ~)
マイが緊張していると、右手をそっと掴むアイナそして左手にコルラド王、レウスはソニアに抱かれている。
「マイ、あなたが思ったことを口にすれば大丈夫よ」
「マイがみなに思ったこと感じたことを口にしてごらん、マイならちゃんと言えるさ」
ソニアがそっとレウスをマイに渡す。
マイがレウスを抱きながら頭をなでると気持ちよさそうに目を瞑るレウス。
音楽が鳴り終わり遂に3名と一匹が群衆の前に出る。
「「「わーーーー」」」
表に出るとユリウスと数人の隊長達が待っていた。
コルラド王がユリウスに目配せをする。
ユリウスは頷き風魔法を展開する。
それに合わせ隊長達もそれぞれ魔法を使用する。
数人でコルラド王達の防御結界を担当し、残りはユリウスと同じ魔法を展開する。
ユリウス達が使用してる魔法は風の精霊たちの力を借りて音を広範囲に広げる魔法である。
結界魔法は水の精霊の力を借りて膜を張っている。
「国民にみなご苦労である!今日はマイ姫の誕生祭に集まってくれて皆に感謝しているぞ!」
「「「おーーーー!」」」
コルラド王の一言でボルテージがあがる。
「これより皆にマイ姫より一言あいさつが有る!聞いてくれ!」
「「「おーーーーーーーーー!!!!」」」
そして国民のテンションは最高潮だ。
アイナがそっとマイの背中を押す。
マイはレウスをぎゅっと抱き前に出る。
「「「姫様ーーーーー!!」」」
「「「マイ様ーーーーー!!」」」
マイの姿が見えたとたんにマイとレウスに視線と歓声が集まる。
「みなさん!わたしはコルラド・セイ・マイです!そしてこの子はレウスこの国を守るレッドドラゴンです!」
マイがレウスを高々と持ち上げる。
するとレウスが空に向かって口から炎の玉を5つ飛ばした。
そしてその炎の玉がかなりの高度に達すると空中で爆発する。
((ド!ド!ド!ド!ドーン!!!))
それは綺麗な花火の様な燃焼反応の爆発である。
これはマイがレウスに教えた最初の魔法である。
この魔法は土と火・風それと空間把握・魔力制御が必要で。
土魔法は燃焼すると色の変わる鉱物の作成、そしてそれをどのタイミングで燃えるよう時間差を設けて制御する火魔法。
そしてその炎の玉を空高く飛ばす風魔法と、どの位置で爆発すると危険が無いか理解する空間把握。
これを瞬時に展開する魔力制御が必要だ。
国民は綺麗と見上げながら拍手喝采をしているが、ある程度の魔法技術を知る者は驚愕しているのは言うまでもない。
これはマイが国民とその回りの兵士などに、まとめてレウスを紹介する手っ取り早い方法であると確信してこの作戦を立てたのである。
そしてこれは貴族にも楔を打つ一撃なのだ。
貴族達もこの様子を城の屋上より見ていたのだが、その中にはレウスを自分の守護幻獣として手に入れたいと考えている者が要るのだ。
これはユリウスよりマイが聞いていた為この作戦を実行した。
貴族達にもマイがレウスを制御していて、しかも高火力を有していると知らしめるには十分であった。
マイがレウスを撫でてそっとまた抱っこする。
「これがレッドドラゴンの守護の力です!みんなにも大いなる守護がもたらされるでしょう!」
「「「わーーーーーーー!!!」」」
「「「マイ!マイ!マイ!マイ!!」」」
「わたしがこの国をより良き国に、みんなが安心して生活できる国に、そして幸せだったと思える国にすることをここに約束します!!今はまだ小さく力は有りませんが、この気持ちは伝えたくて・・わたしこの国がみんなが大好きだから!!!」
マイの声が王都に響き渡る。
いつの間にかさっきまでの歓声は無くマイの声を聞き入っていたのだ。
先程まで食べ物や商品を販売していた者、それを受け取るお客でさえ手を止め聞いていた。
「「「「うぁーーーーーーーー!!!!!!」」」」
この日コルラド王都が震えたと後世の歴史家は語っている。
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