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第1章 幼少期
11話 姫の能力
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[コルラド王国 セイドルフ国営学園]
マイとソニアはカインに連れられて一つの部屋に入っていく。
そこは、The学園長の部屋と言わんばかりの部屋だ。
とても大きい古びた木製の机に、同じ感じの本棚、ソファーに真ん中にテーブルが置かれている。足元に高級そうな柄の絨毯が引かれている。
「どうぞおかけください」
カインは上座の方に手をやり座るよう促す。
「カイン学園長、わたしが上座に座る訳にはいきません、ましてや先に座るなどもってのほか、どうぞ他の生徒と一緒の対応をお願いします」
「姫さまが、そう言うのでしたら私からもお願いしますカイン隊長」
ソニアは、一応軍隊の第13部隊副隊長になっている。
第13部隊は、主に王族の警護が、全般だ、隊長はコルラド王達を陰ながら警護している。
カインは、マイを王女対応をしているのだ。
マイの目を真っ直ぐに見て、カインは答える。
「分かりました、マイ姫様のご要望通りにします。皆にもそのように伝えます。
でも、少し特別視してしまうのはご了承ください。それだけ貴方様は特別なのです。こうして見ているだけなのに、心が引かれてしまうのです。立場などではなく、個人的な感情です」
(よく言ってる意味がわからない、カイン学園長は、何を言いたいんだろうでも、まっ納得してくれているみたいだからそのまま話を進めましょう)
「はい、分かりました、今日よりこの学園にお世話になります。
呼び方もマイとお呼びください」
カインは、目を閉じながらゆっくり口を開く。
「呼び方は、マイ姫と呼びます。
それはこの学園の皆同じ呼び方になります」
「ですが!」
マイは、カインの答えた事に反応する。
カインは、目を開ける。
「これはこの学園のルールです。守れませんか?
学園長命令です。
学園内の生徒も教師もこのルールで運用していきます!分かりましたね!」
「はい・・・」
マイは渋々了承する。
ソニアはウンウンと頷く。
「それでは、マイ姫には、まず能力の確認を致します。これは、個人的な魔法の得意属性や、肉体の潜在能力確認をする為です」
そう言うとカインはおもむろにテーブルの上に一つの水晶を置きマイに説明する。
「説明の後、マイ姫はこの水晶に手を置いてください。この水晶でマイ姫の能力が分かります。
説明しますのでよろしいですか?」
マイは素直に頷く。
「では、まず片手で触れている時の色が属性になります。ご存知だと思いますが、まずは赤、青、緑、茶色、金色、黒色が順番に光ります。属性は、赤が火、青が水、緑が風、茶色が土、金色は光、黒が闇になります。これは、潜在的にどこまで魔法を使えるかの見分け方です。
殆どの方は、全ての色が光りますが一瞬です。得意属性だけが少し長く光ります。そして最後にこの水晶に、両手で触れます。
触れると白い光が輝きます。
その光の具合でその方の肉体の潜在能力が分かります。
マイ姫、質問はありますか?」
マイは直ぐに質問した。
「基準はどれぐらいでしょうか?何となく長く光るのと、眩く光ればいいのかな~ぐらいしか分からなかったのですが?」
マイは、両手をポンと叩いて、ニヤニヤしてソニアの方を見る。
その目には、少しイタズラ小僧の様な色が伺える。
「えっ!私ですか?」
ソニアは自分を指差してカインとマイを何度も見る。
「ソニアならこの国の上位の方に入る逸材みたいだから参考になりそう!
隊長クラスは、あまり人として普通ではなさそうだし!」
「イヤイヤ、姫さま私も一様、副隊長ですよ!」
「でも、この中ではソニアしかいないの、お願いやってみせて」
カインは、マイとソニアのやり取りを見てニヤニヤしているが、内心はマイにびっくりしていた。
(マイ姫は、ソニアの潜在能力を見ようとしている、まっ、自分の護衛が、どれぐらい強いのか気になるところだと思うけど、このタイミングでお願いされたら、断れない。
それに私ではなく、ソニアにやらせる事で、私を観察して、基準を計る狙いがある。
マイ姫は、凄く機転のきく頭をお持ちであり、あの顔で頼まれたら誰も邪険にできないだろう、全く、凄い5歳児だわ)
「も、勿論ですよ!姫さまにわたしの潜在能力をお見せします!」
(あー、なんて可愛いんだ、あんな空色の目で真っ直ぐ見つめられたら逆らえるわけなーい!)
ソニアは、まず水晶に方手を置く。
すると、赤く光りだす、5秒ぐらい光り続いて青く光る、それも5秒ぐらいで緑に切り替わる。
緑の光は15秒ぐらい光る、カインがおーと反応する。
マイは首を傾げながら見ている。
次に茶色が10秒程度光り、金色の光と黒色の光が一瞬だけ光り消えてゆく。
カインが両手で水晶に触れる様に促す。
「あっ、はい!」
ソニアは、また水晶に次は両手でふれる。
パァーッ!
(眩しい!)
部屋が一瞬光に包まれる。
マイは眩しかったので目を細めくして手
をかざしていた。
光が消えてふと前のカインを見ると、黒色のレンズのメガネをしている。
「何ですかそのメガネ?」
ソニアがカインに突っ込む。
「あー、これは光を軽減できるメガネですよ。まだ有りますから貸しますか?」
「「最初から貸して下さいよ!」」
二人は、同時にカインに突っ込みを入れる。
カインはイタズラな笑みを浮かべながら二人にメガネを渡し口を開く。
「ソニアは、風と土属性が伸びますね、
風属性は最高位魔法まで使える様になりそうです。でも他が土属性以外駄目ですね。この二つの属性をメインに伸ばし他は少しずつ伸ばす様にという感じですかね。肉体の能力は、申し分ないですね。
さすが戦闘能力がこの国の五指にはいるクラスですね。
訓練を怠らなければユリウス様に追いつける存在になるでしょう。ですがソニアは、スキルをまだ習得していないので、そのスキル次第でどうなるかというところですね。
まっ、ソニアは自分でもよく理解していると思うので説明はこの辺で」
ソニアは、自分でも良く理解しているのでウンウンと頷いている。
「いや、わたしわからないんですけど、スキルって何?」
「マイ姫には、説明してませんでしたね、この世界の無属性とは、その者のスキルの事を指します。いつ発生するか分かりませんが色々あります。中には一瞬で移動できる物や、モンスターを手なずける物、同性にモテる物など多種多様です。固有のスキルなので通常は一つですが中には二つ所有している方もいます」
「いや、最後のスキル全くいらないでしょ!こわい!そのスキルこわいよ!」
マイが突っ込むが、ソニアは、そのスキルがあればマイに好かれると想像したらしく顔を伏せながら何やら不敵な笑みを浮かべている。
「まっ、ともかく、マイ姫もやってみましょう!やらないと何も始まらないので」
「あっ、はい!」
マイは手を挙げ返事をし、片手を水晶に近づける。
三人は、しっかりとメガネをし、水晶を凝視する。
ファーー!
赤い光が灯り出した、5秒、10秒、20秒
ピシ!!
水晶にヒビが入る。
「「「え?」」」
三人がビックリした瞬間。
カシャン!
水晶は砕けて机の上に散らばった。
「「「…」」」
「えー!」
カインが頭を抱えて、メガネ姿で見えないが、涙声になりながら叫び出した。
「そんな~!測定水晶が砕けるなんて、
こんなこと今まで一度も無かったのに!
とても貴重な魔道具なのに!ユリウス様に怒られてしまう!!」
ソニアも、メガネを外しながら目をパチクリさせてモゴモゴ喋っている。
マイが聞き耳を立てるとこう聞こえて来た。
「あ、あり得ないものを見てしまった…
ユリウス様達が作った国内でも3個しかない測定水晶を砕くなんて…
姫さまは神ではなかろうか…」
「おーい、ソニア!ソニアったら!」
マイは一生懸命ソニアの目の前で手を振っている。
「…はっ!姫さま!?」
ソニアは、やっとマイに気づく。
カインもやっと現実に戻れたのか、メガネを外している。
(何か、私やらかしたみたいです。
てか、ただ手をかざしただけなんですけど!壊れる方が悪くない?)
マイはテヘペロのポーズで二人に詫びるのであった。
マイとソニアはカインに連れられて一つの部屋に入っていく。
そこは、The学園長の部屋と言わんばかりの部屋だ。
とても大きい古びた木製の机に、同じ感じの本棚、ソファーに真ん中にテーブルが置かれている。足元に高級そうな柄の絨毯が引かれている。
「どうぞおかけください」
カインは上座の方に手をやり座るよう促す。
「カイン学園長、わたしが上座に座る訳にはいきません、ましてや先に座るなどもってのほか、どうぞ他の生徒と一緒の対応をお願いします」
「姫さまが、そう言うのでしたら私からもお願いしますカイン隊長」
ソニアは、一応軍隊の第13部隊副隊長になっている。
第13部隊は、主に王族の警護が、全般だ、隊長はコルラド王達を陰ながら警護している。
カインは、マイを王女対応をしているのだ。
マイの目を真っ直ぐに見て、カインは答える。
「分かりました、マイ姫様のご要望通りにします。皆にもそのように伝えます。
でも、少し特別視してしまうのはご了承ください。それだけ貴方様は特別なのです。こうして見ているだけなのに、心が引かれてしまうのです。立場などではなく、個人的な感情です」
(よく言ってる意味がわからない、カイン学園長は、何を言いたいんだろうでも、まっ納得してくれているみたいだからそのまま話を進めましょう)
「はい、分かりました、今日よりこの学園にお世話になります。
呼び方もマイとお呼びください」
カインは、目を閉じながらゆっくり口を開く。
「呼び方は、マイ姫と呼びます。
それはこの学園の皆同じ呼び方になります」
「ですが!」
マイは、カインの答えた事に反応する。
カインは、目を開ける。
「これはこの学園のルールです。守れませんか?
学園長命令です。
学園内の生徒も教師もこのルールで運用していきます!分かりましたね!」
「はい・・・」
マイは渋々了承する。
ソニアはウンウンと頷く。
「それでは、マイ姫には、まず能力の確認を致します。これは、個人的な魔法の得意属性や、肉体の潜在能力確認をする為です」
そう言うとカインはおもむろにテーブルの上に一つの水晶を置きマイに説明する。
「説明の後、マイ姫はこの水晶に手を置いてください。この水晶でマイ姫の能力が分かります。
説明しますのでよろしいですか?」
マイは素直に頷く。
「では、まず片手で触れている時の色が属性になります。ご存知だと思いますが、まずは赤、青、緑、茶色、金色、黒色が順番に光ります。属性は、赤が火、青が水、緑が風、茶色が土、金色は光、黒が闇になります。これは、潜在的にどこまで魔法を使えるかの見分け方です。
殆どの方は、全ての色が光りますが一瞬です。得意属性だけが少し長く光ります。そして最後にこの水晶に、両手で触れます。
触れると白い光が輝きます。
その光の具合でその方の肉体の潜在能力が分かります。
マイ姫、質問はありますか?」
マイは直ぐに質問した。
「基準はどれぐらいでしょうか?何となく長く光るのと、眩く光ればいいのかな~ぐらいしか分からなかったのですが?」
マイは、両手をポンと叩いて、ニヤニヤしてソニアの方を見る。
その目には、少しイタズラ小僧の様な色が伺える。
「えっ!私ですか?」
ソニアは自分を指差してカインとマイを何度も見る。
「ソニアならこの国の上位の方に入る逸材みたいだから参考になりそう!
隊長クラスは、あまり人として普通ではなさそうだし!」
「イヤイヤ、姫さま私も一様、副隊長ですよ!」
「でも、この中ではソニアしかいないの、お願いやってみせて」
カインは、マイとソニアのやり取りを見てニヤニヤしているが、内心はマイにびっくりしていた。
(マイ姫は、ソニアの潜在能力を見ようとしている、まっ、自分の護衛が、どれぐらい強いのか気になるところだと思うけど、このタイミングでお願いされたら、断れない。
それに私ではなく、ソニアにやらせる事で、私を観察して、基準を計る狙いがある。
マイ姫は、凄く機転のきく頭をお持ちであり、あの顔で頼まれたら誰も邪険にできないだろう、全く、凄い5歳児だわ)
「も、勿論ですよ!姫さまにわたしの潜在能力をお見せします!」
(あー、なんて可愛いんだ、あんな空色の目で真っ直ぐ見つめられたら逆らえるわけなーい!)
ソニアは、まず水晶に方手を置く。
すると、赤く光りだす、5秒ぐらい光り続いて青く光る、それも5秒ぐらいで緑に切り替わる。
緑の光は15秒ぐらい光る、カインがおーと反応する。
マイは首を傾げながら見ている。
次に茶色が10秒程度光り、金色の光と黒色の光が一瞬だけ光り消えてゆく。
カインが両手で水晶に触れる様に促す。
「あっ、はい!」
ソニアは、また水晶に次は両手でふれる。
パァーッ!
(眩しい!)
部屋が一瞬光に包まれる。
マイは眩しかったので目を細めくして手
をかざしていた。
光が消えてふと前のカインを見ると、黒色のレンズのメガネをしている。
「何ですかそのメガネ?」
ソニアがカインに突っ込む。
「あー、これは光を軽減できるメガネですよ。まだ有りますから貸しますか?」
「「最初から貸して下さいよ!」」
二人は、同時にカインに突っ込みを入れる。
カインはイタズラな笑みを浮かべながら二人にメガネを渡し口を開く。
「ソニアは、風と土属性が伸びますね、
風属性は最高位魔法まで使える様になりそうです。でも他が土属性以外駄目ですね。この二つの属性をメインに伸ばし他は少しずつ伸ばす様にという感じですかね。肉体の能力は、申し分ないですね。
さすが戦闘能力がこの国の五指にはいるクラスですね。
訓練を怠らなければユリウス様に追いつける存在になるでしょう。ですがソニアは、スキルをまだ習得していないので、そのスキル次第でどうなるかというところですね。
まっ、ソニアは自分でもよく理解していると思うので説明はこの辺で」
ソニアは、自分でも良く理解しているのでウンウンと頷いている。
「いや、わたしわからないんですけど、スキルって何?」
「マイ姫には、説明してませんでしたね、この世界の無属性とは、その者のスキルの事を指します。いつ発生するか分かりませんが色々あります。中には一瞬で移動できる物や、モンスターを手なずける物、同性にモテる物など多種多様です。固有のスキルなので通常は一つですが中には二つ所有している方もいます」
「いや、最後のスキル全くいらないでしょ!こわい!そのスキルこわいよ!」
マイが突っ込むが、ソニアは、そのスキルがあればマイに好かれると想像したらしく顔を伏せながら何やら不敵な笑みを浮かべている。
「まっ、ともかく、マイ姫もやってみましょう!やらないと何も始まらないので」
「あっ、はい!」
マイは手を挙げ返事をし、片手を水晶に近づける。
三人は、しっかりとメガネをし、水晶を凝視する。
ファーー!
赤い光が灯り出した、5秒、10秒、20秒
ピシ!!
水晶にヒビが入る。
「「「え?」」」
三人がビックリした瞬間。
カシャン!
水晶は砕けて机の上に散らばった。
「「「…」」」
「えー!」
カインが頭を抱えて、メガネ姿で見えないが、涙声になりながら叫び出した。
「そんな~!測定水晶が砕けるなんて、
こんなこと今まで一度も無かったのに!
とても貴重な魔道具なのに!ユリウス様に怒られてしまう!!」
ソニアも、メガネを外しながら目をパチクリさせてモゴモゴ喋っている。
マイが聞き耳を立てるとこう聞こえて来た。
「あ、あり得ないものを見てしまった…
ユリウス様達が作った国内でも3個しかない測定水晶を砕くなんて…
姫さまは神ではなかろうか…」
「おーい、ソニア!ソニアったら!」
マイは一生懸命ソニアの目の前で手を振っている。
「…はっ!姫さま!?」
ソニアは、やっとマイに気づく。
カインもやっと現実に戻れたのか、メガネを外している。
(何か、私やらかしたみたいです。
てか、ただ手をかざしただけなんですけど!壊れる方が悪くない?)
マイはテヘペロのポーズで二人に詫びるのであった。
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