又聞きの八市 ~野盗の頬白~

江戸が舞台のミステリー時代小説。

質屋の次男坊にして美丈夫の八市は、通称「又聞きの八市」を名乗り、江戸のあちこちで消息を得ては小銭を稼いでいる。そんな彼の元へ、今日も事件が舞い込み…?

相方が水戸黄門に出てくる「風車の弥七」を間違えて「又聞きの八市」などという謎キャラを生み出してしまったのが面白かったので、書いてみました。

殆ど思いつきのネタなので割と雑ですが、お楽しみいただければ幸いです。
24h.ポイント 0pt
1
小説 194,563 位 / 194,563件 歴史・時代 2,385 位 / 2,385件

あなたにおすすめの小説

主従の契り

しおビスケット
歴史・時代
時は戦国。天下の覇権を求め、幾多の武将がしのぎを削った時代。 京で小料理屋を母や弟と切り盛りしながら平和に暮らしていた吉乃。 ところが、城で武将に仕える事に…!

ジャンヌ・ダルクは考える

藤いろ
歴史・時代
1431年5月30日、フランスのルーアンにて、多くの群衆の前でジャンヌ・ダルクという女性が高い柱に縛り付けられ、火あぶりの刑にされる瞬間。 ジャンヌ・ダルクは自らの行動を振り返り、自己犠牲的な戦いと国への献身を思い巡らせながら、人々の浅はかさや自己中心的な性質についても考えます。 彼女は人々が自分を「魔女」と呼びながら、人間でない存在とみなすことに苦しみながら、なぜ自分がこのような道を選んだのか、人間の定義や価値観について熟考します。 この物語はジャンヌ・ダルクの最期までの内省的な思考が描かれたものです。

鎌倉エンゲージ

小野纏屁
歴史・時代
天下泰平の大江戸幕府。 しかし夫婦の仲までは天下泰平とはいかないようで……。 低身長、甲斐性なし、穀潰しと三つ巴の亭主である茂造。 高身長で質実剛健、しかし控えめな妻であるお滝。 お滝は夫の悪辣な所業に耐える日々を送っていたが、そんな折に隣に住むある男が眠たげな目を擦りながら首を突っ込んできた。 男の名前は藪井畜庵。 自らを薮医者と名乗るこの男はお滝と因縁浅からぬ様子。 犬も漏らして逃げ出す夫婦喧嘩。 一組の夫婦に起こった離縁状を巡るお話の始まり始まり。

戦国志

夜神颯冶
歴史・時代
歴史とは常に勝者により語り継がれる歪んだ真実である。 今宵は、日の本の闇に葬られた真実真の歴史を語ってみよう。

後宮流転花――宋の孟皇后(第1部 完)

ひとしずくの鯨
歴史・時代
 宋国内での旧法党・新法党の勢力争い。国外では遼国と金国との争い。後宮とはいえ、それと無縁とはなりえず。まさに、それに呑み込まれ流転する彼女の人生をお送りしたい。終盤の大逆転をお楽しみに!

国殤(こくしょう)

松井暁彦
歴史・時代
目前まで迫る秦の天下統一。 秦王政は最大の難敵である強国楚の侵攻を開始する。 楚征伐の指揮を任されたのは若き勇猛な将軍李信。 疾風の如く楚の城郭を次々に降していく李信だったが、彼の前に楚最強の将軍項燕が立ちはだかる。 項燕の出現によって狂い始める秦王政の計画。項燕に対抗するために、秦王政は隠棲した王翦の元へと向かう。 今、項燕と王翦の国の存亡をかけた戦いが幕を開ける。

春雷のあと

紫乃森統子
歴史・時代
番頭の赤沢太兵衛に嫁して八年。初(はつ)には子が出来ず、婚家で冷遇されていた。夫に愛妾を迎えるよう説得するも、太兵衛は一向に頷かず、自ら離縁を申し出るべきか悩んでいた。 その矢先、領内で野盗による被害が頻発し、藩では太兵衛を筆頭として派兵することを決定する。 太兵衛の不在中、実家の八巻家を訪れた初は、昔馴染みで近習頭取を勤める宗方政之丞と再会するが……

キングダム・バルカ〜秦に悪夢をもたらした男〜

貴城 宗
歴史・時代
時は春秋戦国、舞台は中国。 戦国七雄の最強国秦に己の故郷を滅ぼされ唯一の肉親をも殺された少年は秦に復讐を誓う。 これはとある少年が屍山血河の戦乱の世を生き抜き抗争を繰り返す蛮族達を初めてひとつにまとめあげ白起、廉頗、王騎ら時代が生んだ傑物達を蹴散らし秦国最大の敵とまで呼ばれた最強の将軍へと成り上がっていく物語。

処理中です...