22 / 121
思想の影
しおりを挟む不思議にも不安しか感じなかった。
この人の群がなぜか。不安を感じていた。
突然、宇宙からの侵略者に、奪われた生き物たちにこの星が傷つけられたことが。
「もう、悲しまないで!」
頭によぎってくる!この声が。
とても悲しい気持ちにさせられた。
でも私は、この人々に恨むことが出来なかった。
脳に雲がかかるように、あの男の影が語りかけてくる
「もう、いい。君はすべきことは終わったんだ。」
「生きてくれるだけでいい。もう悲しまない世界で幸せになってくれ」
誰なんだろう。かすかな記憶が語りかけてくるのだ。
私はこの人々とこの星で共になることを選んだ。
もう恨みあうのはやめよう。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
8
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる