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ザンサクの隠れ溜まり場
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溜まり場エリアに着くと俺は勇者パーティーにいた時、解散した後いつも言っていたある場所に向かう。
ある場所とは路地裏だが誰もいずにそしてみつらからないような場所。
俺は勇者パーティーにいたはいたがクエスト完了の報告をして解散した後、溜まり場からは出ていけとよく言われていたからある場所、路地裏で寝ることにしていた。
俺のベストプレイス路地裏で。
「さてと。いるんだろ?」
俺は自分のベストプレイス路地裏に着くと暗闇に向かってしゃべりかける。
「ふふ。旦那。聞きやしたぜ。勇者パーティーから追い出されたそうですね」
「情報がはやいな。その通りだよ。明日はどうするか困っているくらいさ」
俺は暗闇に向かって言うと暗闇から
「旦那。今日はこれを渡して欲しくてここに来たんですよね」
暗闇にいる誰かは俺の方に向かって何かを投げる。俺は投げられたそれを持って
「すまないな。こいつのことオサムとかにバレたら面倒でな。だけどパーティーから追い出された今別にもう隠す必要もないしな」
「そうですね。旦那がかげでいろいろしていることも知らずに遊びまくってる勇者パーティーでこれをつかえばおそらく旦那はもっと不当な扱いを受けていたでしょうね」
俺が暗闇の誰かから受け取ったのはある荷物だ。冒険者になったさい、職業は職業を決める透明な球によって決められるのだがその職業のスキルは自分で選ぶことができる。
この荷物は俺のスキルを使うのにとても有効なものだ。
「ところで旦那はこれからどうするんですかい?まさか単独で魔王軍討伐に向かうんですかい?」
「そんなことはしないさ。勇者パーティーから追い出されたんだ。なら俺は気楽に冒険者ライフを過ごすさ。丁度俺のことを分かってくれる冒険者にも会えたからな」
「ふ、そうですかい。それは良かった。じゃあ旦那もう会うことはないかもしれませんが3年間、あっしの仕事を手伝ってくださりありがとうございやす。もし王城に呼ばれて何かされてもできるだけあっしが庇いやすので」
「ああ。助かるよ。アワステルン王国調査部調査部長のアレク殿」
そこまで言うと暗闇から声は聞こえなくなり、俺も受け取った荷物の中身を見た後その場で眠りについた。
路地裏で眠って次の日、俺はカムとの約束で中央エリアのギルドに向かっていた。
ギルド入り口に着くとカムが俺を見つけて俺に手を振る。
「ザンサク!おはようございます」
「ああ。おはようカム。昨日はゆっくり休めたかい?」
「もちろんです!それじゃ今日も頑張っでいきましょう」
カムは俺の手を握ってギルドの中に入った。
ある場所とは路地裏だが誰もいずにそしてみつらからないような場所。
俺は勇者パーティーにいたはいたがクエスト完了の報告をして解散した後、溜まり場からは出ていけとよく言われていたからある場所、路地裏で寝ることにしていた。
俺のベストプレイス路地裏で。
「さてと。いるんだろ?」
俺は自分のベストプレイス路地裏に着くと暗闇に向かってしゃべりかける。
「ふふ。旦那。聞きやしたぜ。勇者パーティーから追い出されたそうですね」
「情報がはやいな。その通りだよ。明日はどうするか困っているくらいさ」
俺は暗闇に向かって言うと暗闇から
「旦那。今日はこれを渡して欲しくてここに来たんですよね」
暗闇にいる誰かは俺の方に向かって何かを投げる。俺は投げられたそれを持って
「すまないな。こいつのことオサムとかにバレたら面倒でな。だけどパーティーから追い出された今別にもう隠す必要もないしな」
「そうですね。旦那がかげでいろいろしていることも知らずに遊びまくってる勇者パーティーでこれをつかえばおそらく旦那はもっと不当な扱いを受けていたでしょうね」
俺が暗闇の誰かから受け取ったのはある荷物だ。冒険者になったさい、職業は職業を決める透明な球によって決められるのだがその職業のスキルは自分で選ぶことができる。
この荷物は俺のスキルを使うのにとても有効なものだ。
「ところで旦那はこれからどうするんですかい?まさか単独で魔王軍討伐に向かうんですかい?」
「そんなことはしないさ。勇者パーティーから追い出されたんだ。なら俺は気楽に冒険者ライフを過ごすさ。丁度俺のことを分かってくれる冒険者にも会えたからな」
「ふ、そうですかい。それは良かった。じゃあ旦那もう会うことはないかもしれませんが3年間、あっしの仕事を手伝ってくださりありがとうございやす。もし王城に呼ばれて何かされてもできるだけあっしが庇いやすので」
「ああ。助かるよ。アワステルン王国調査部調査部長のアレク殿」
そこまで言うと暗闇から声は聞こえなくなり、俺も受け取った荷物の中身を見た後その場で眠りについた。
路地裏で眠って次の日、俺はカムとの約束で中央エリアのギルドに向かっていた。
ギルド入り口に着くとカムが俺を見つけて俺に手を振る。
「ザンサク!おはようございます」
「ああ。おはようカム。昨日はゆっくり休めたかい?」
「もちろんです!それじゃ今日も頑張っでいきましょう」
カムは俺の手を握ってギルドの中に入った。
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